最優秀新人賞候補者(新人賞)は三組
1990年代の日本レコード大賞は、人気獲得のため様々な試みが行われました。1990〜1992年にはポップス・ロック部門と歌謡曲・演歌部門の二部門制。そして、1993年からは従来の一部門に戻され、最優秀新人賞ノミネート(新人賞)は3名に縮小されました。この制度は、1998年まで続きます。
おまえに雨宿り / 岩出和也
リリース:1997年2月1日
作詞:建石一
作曲:徳久広司
編曲:南郷達也
岩出和也は、大阪府岸和田市出身の演歌歌手で、1997年2月、本曲『おまえに雨宿り』でデビュー。同年、新人演歌歌手としてただ一人、日本レコード大賞新人賞を受賞しました。
その後もコンスタントにシングルをリリースしており、本稿執筆時の最新シングルは、2023年4月発売の30枚目のシングル『恋灯り』です。また、近年は安定してヒットチャートに顔を出す活躍ぶりで、2020年にリリースした27枚目のシングル『黄昏に愛を…』は、オリコンシングルチャートで最高位25位を記録しています。
現役の演歌歌手として活躍する一方、アメブロに自身のブログページを開設しており、岩出のプライベートや普段の活動の様子がうかがえます。
作詞:建石一
作曲:徳久広司
編曲:南郷達也
岩出和也は、大阪府岸和田市出身の演歌歌手で、1997年2月、本曲『おまえに雨宿り』でデビュー。同年、新人演歌歌手としてただ一人、日本レコード大賞新人賞を受賞しました。
その後もコンスタントにシングルをリリースしており、本稿執筆時の最新シングルは、2023年4月発売の30枚目のシングル『恋灯り』です。また、近年は安定してヒットチャートに顔を出す活躍ぶりで、2020年にリリースした27枚目のシングル『黄昏に愛を…』は、オリコンシングルチャートで最高位25位を記録しています。
現役の演歌歌手として活躍する一方、アメブロに自身のブログページを開設しており、岩出のプライベートや普段の活動の様子がうかがえます。
via www.amazon.co.jp
白い雲のように / 猿岩石
リリース:1996年12月21日
作詞:藤井フミヤ
作曲:藤井尚之
編曲:松浦晃久
猿岩石は、有吉弘行、森脇和成のお笑いコンビで、『進め!電波少年』のユーラシア大陸横断ヒッチハイク企画で、全国的な知名度を獲得しました。その爆発的な人気の勢いのままに、企画終了後には本曲『白い雲のように』で歌手デビュー。作詞・作曲は藤井フミヤ・尚之兄弟、プロデュースは秋元康です。
本曲は徐々に人気を獲得するロングヒットとなり、最終的には、オリコンシングルチャートで最高位3位(年間11位)、そして、お笑い芸人としては異例のミリオンセラーを記録します。翌1997年の賞レースでは、日本レコード大賞、全日本有線放送大賞などで新人賞を受賞しました。そんな爆発的なヒットを記録しながらも、NHK紅白歌合戦への出場は逃しています。
猿岩石は、その後徐々に人気が低下し、二人の方向性の違いから2004年に解散。有吉は毒舌が売りのピン芸人として復活し、現在の活躍ぶりは周知の通りです。今の若い世代は、猿岩石時代の有吉を知らない人の方が多いかもしれません。2022年の紅白歌合戦では、本曲のカバーで純烈が出演し、その応援ゲストとしてダチョウ倶楽部とともに有吉も出演。思わぬ形で紅白に初出場し、本曲を歌唱することになりました。
森脇も俳優として芸能活動を続けており、近年は劇団ノーティーボーイズのメンバーとして舞台にたびたび出演しています。
作詞:藤井フミヤ
作曲:藤井尚之
編曲:松浦晃久
猿岩石は、有吉弘行、森脇和成のお笑いコンビで、『進め!電波少年』のユーラシア大陸横断ヒッチハイク企画で、全国的な知名度を獲得しました。その爆発的な人気の勢いのままに、企画終了後には本曲『白い雲のように』で歌手デビュー。作詞・作曲は藤井フミヤ・尚之兄弟、プロデュースは秋元康です。
本曲は徐々に人気を獲得するロングヒットとなり、最終的には、オリコンシングルチャートで最高位3位(年間11位)、そして、お笑い芸人としては異例のミリオンセラーを記録します。翌1997年の賞レースでは、日本レコード大賞、全日本有線放送大賞などで新人賞を受賞しました。そんな爆発的なヒットを記録しながらも、NHK紅白歌合戦への出場は逃しています。
猿岩石は、その後徐々に人気が低下し、二人の方向性の違いから2004年に解散。有吉は毒舌が売りのピン芸人として復活し、現在の活躍ぶりは周知の通りです。今の若い世代は、猿岩石時代の有吉を知らない人の方が多いかもしれません。2022年の紅白歌合戦では、本曲のカバーで純烈が出演し、その応援ゲストとしてダチョウ倶楽部とともに有吉も出演。思わぬ形で紅白に初出場し、本曲を歌唱することになりました。
森脇も俳優として芸能活動を続けており、近年は劇団ノーティーボーイズのメンバーとして舞台にたびたび出演しています。
白い雲のように / 猿岩石
猿岩石 白い雲のように(1996)
via www.youtube.com
precious・delicious / 知念里奈
リリース:1997年3月31日
作詞:前田たかひろ
作曲:久保こーじ
編曲:久保こーじ
知念里奈は、中学校を卒業した1996年、テレビドラマ『学校の怪談R』の第2話『妖怪リリーちゃん』で女優としてデビュー。同年10月、『DO-DO FOR ME』で歌手デビューも果たします。本曲『precious・delicious』は2枚目のシングルで、オリコンシングルチャートで最高位18位を記録。日本レコード大賞では、最優秀新人賞を受賞しました。本曲は、ハウス食品「フルーツインゼリー」のCMソングにも起用され、CMには知念里奈本人が出演しています。
その後も、コンスタントにシングルをリリースし、「カウントダウンTV」のテーマや資生堂のCMソングなど、いずれも番組テーマやCMソングとして起用されます。中でも、5枚目のシングル『Wing』は、オリコン5位を記録し、自身最大のヒットとなりました。また、音楽バラエティ番組『THE夜もヒッパレ』にもレギュラー出演。現在も、歌に芝居に幅広く活躍しており、2023年には『特捜9 season6』にゲスト出演しています。
作詞:前田たかひろ
作曲:久保こーじ
編曲:久保こーじ
知念里奈は、中学校を卒業した1996年、テレビドラマ『学校の怪談R』の第2話『妖怪リリーちゃん』で女優としてデビュー。同年10月、『DO-DO FOR ME』で歌手デビューも果たします。本曲『precious・delicious』は2枚目のシングルで、オリコンシングルチャートで最高位18位を記録。日本レコード大賞では、最優秀新人賞を受賞しました。本曲は、ハウス食品「フルーツインゼリー」のCMソングにも起用され、CMには知念里奈本人が出演しています。
その後も、コンスタントにシングルをリリースし、「カウントダウンTV」のテーマや資生堂のCMソングなど、いずれも番組テーマやCMソングとして起用されます。中でも、5枚目のシングル『Wing』は、オリコン5位を記録し、自身最大のヒットとなりました。また、音楽バラエティ番組『THE夜もヒッパレ』にもレギュラー出演。現在も、歌に芝居に幅広く活躍しており、2023年には『特捜9 season6』にゲスト出演しています。
precious delicious / 知念里奈
知念里奈 - precious delicious 1997
via www.youtube.com
ハウス食品「フルーツインゼリー」CM
懐かしいCM 1997年(平成9年) ハウス フルーツインゼリー
via www.youtube.com
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