「ニール・ヤング」は、カナダ・トロント出身のシンガーソングライターで1969年にソロデビューしたミュージシャンです。「クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング」や「バッファロー・スプリングフィールド」のメンバーとしても活躍し1995年にはロックの殿堂入りを果たしました。荒木氏は「ニール・ヤング」がお気に入りだったのではないでしょうか?その証拠にニールのアルバム「ハーヴェスト」のスタンドを操る「重チー」の名字をあえて「矢安宮」=「ヤング」にするなんて凝ってますよね!
矢安宮重清 スタンド「ハーヴェスト」 アーティスト「ニール・ヤング」
矢安宮重清 スタンド「ハーヴェスト」 アーティスト「ニール・ヤング」
「ニール・ヤング」のアルバム「ハーヴェスト」の名を持つスタンド「ハーヴェスト」は「矢安宮重清」が操るスタンドで、自称500体からなる、4本の腕を持つ小さな群体型スタンドです。物を集めることを得意とし、破壊力自体は低いものの、相手の皮膚を「集める」能力で削り取ることは可能であるうえ、眼球や頸動脈といった急所をピンポイントで狙えるため、高い殺傷力を発揮する事も出来る作者の荒木氏がお気に入りのキャラクターでもあります。スタンド同様、名字の「矢安宮」も「ニール・ヤング」からとったそうです。
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シンデレラ(米)
アメリカ出身のヘヴィメタルバンドで1985年のデビューです。80年代後半のハードロックシーンで活躍しました。「ジョン・ボン・ジョヴィ」に見いだされ「ボン・ジョヴィ」の弟分としてデビューし人気を集めました。しかし、ハードロック・ヘヴィーメタルのブーム失速とともに彼らの人気も下がり、4枚のアルバムをリリースして'95年に一旦解散してしまいます。「トム・キーファー」の絞り出すようなボーカルスタイルは、「ジャニス・ジョプリン」に強く影響されているように感じます。
辻彩 スタンド「シンデレラ」 アーティスト「シンデレラ」
辻彩 スタンド「シンデレラ」 アーティスト「シンデレラ」
「シンデレラ」のバンド名「シンデレラ」の名を持つ「辻彩」が操るスタンドは、ロボットのような人型のスタンドで、身体の部分をモンタージュのようにイメージ変換し、人相や運勢を固定することが出来ます。しかし、その姿を30分以上固定し続けるためには、スタンドの口紅を30分ごとに塗らなければならず、それを怠ると固定された部分がドロドロに崩れてしまうという、ちょっと恐ろしくも儚い所があります。
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バッド・カンパニー(英)
1974年にボーカルの「ポール・ロジャース(フリー)」とドラムスの「サイモン・カーク(元フリー)」、ギターの「ミック・ラルフス(元モット・ザ・フープル)」、ベースの「ボズ・バレル(元キング・クリムゾン)」の4人によって結成された、俗に言う「スーパーバンド」の元祖と言っても過言ではないBIGバンドです。フリーよりもシンプルで洗練されたサウンドを持ち味としており、1974年のデビューから8年間で6枚のアルバムを発表し、その多くがアメリカでプラチナムセールスを記録するなど、本国イギリス以上にアメリカで高い人気を誇りました。最近では2010年にオリジナルメンバーで来日したり、ヴォーカルの「ポール・ロジャース」は「クイーン」のヴォーカルとして来日したり活躍をしています。
虹村刑兆 スタンド「バッド・カンパニー」 アーティスト「バッド・カンパニー」
虹村刑兆 スタンド「バッド・カンパニー」 アーティスト「バッド・カンパニー」
「バッド・カンパニー」のバンド名「バッド・カンパニー」の名を持つ「虹村刑兆」が操るスタンドは、M16自動小銃を装備した 歩兵60名、戦車7台、AH-64 アパッチ4機で構成されている米陸軍を模したミニチュア軍隊のスタンドで作者の荒木氏は「GIジョー」をイメージして作成したとも言われています。他にも地雷や、康一のスタンドを覚醒させるためにけしかけたグリーンベレーも所属(?)しています。「ハーヴェスト」同様に群体のスタンドであるため、数体倒されたところで本体には影響はほとんどなく、軍隊の武器のサイズは小さいが威力は本物であり、数体の同時攻撃やミサイルでの攻撃は高い殺傷力を誇るスタンドです。
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クイーン(英)
「クイーン 」 は、1973年にデビューのイギリスのロックバンドで「ブライアン・メイ」「ロジャー・テイラー」「ジョン・ディーコン」「フレディ・マーキュリー」の4人からなる「クラシック・ロックバンド」とも言われました。これまでに15枚のスタジオ・アルバム、その他多くのライブ・アルバムやベスト・アルバムを発表し現在の認定セールスでは、アルバムとシングルのセールスで世界第5位の3億枚を超え、「世界で最も売れたアーティスト」にも名を連ねているいます。1991年にリードボーカルの「フレディ・マーキュリー」が死去してからも、残されたメンバーによるクイーン名義での活動は断続的に続いており、ギターのブライアン・メイとドラムスのロジャー・テイラーの2人が、2005年から2009年まで「ポール・ロジャース」と組んで「クイーン+ポール・ロジャース」として活動を行ったり、「アダム・ランバート」を迎えた「クイーン+アダム・ランバート」としての編成での活動も行なっていて、先日来日公演も行いました。
吉良吉影 スタンド「キラー・クイーン」 アーティスト「クイーン」
吉良吉影 スタンド「キラー・クイーン」 アーティスト「クイーン」
「クイーン」の曲名「キラー・クイーン」の名を持つ「吉良吉影」が操るスタンドは、吉良の快楽殺人の証拠隠滅と“平穏な生活”を守るために生まれた爆弾に関する能力をもつスタンドです。手で触れたあらゆる物を爆弾に変えることができ、両手の人差し指の側面には起爆用のスイッチになっています。猫のような顔を持つ人型のスタンドで、ベルトのバックルをはじめ、身体の各部にドクロの紋章がある近距離パワー型のスタンドで、エコーズACT3のラッシュ攻撃を容易くすべて防ぎきるスピードと、クレイジー・ダイヤモンドと渡り合うほどのパワーを誇るり、「最強」スタンドのひとりと言われています。
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ボーイズ・Ⅱ・メン(米)
1988年にデビューした、「ボーイズ・Ⅱ・メン」と言えば、心に響くバラードの名曲とアカペラのハーモニーがすぐに浮かぶアーティストです。当初は4人編成だったのですが、「マイケル・マッカリー」脱退後(病気の為)は、「ネイサン・モリス」が低音とメインを担当、高音部は「ワンイェ・モリス」と「ショーン・ストックマン」というトリオで活動しています。4人編成時は、「世界最高のカルテット」と言われ1990年代に大成功を納め一時代を築きました。1992年にリリースした「End of the Road」は、世界各国のチャートで1位を記録し、ビルボードヒットチャート13週連続1位という記録を打ち立てました。現在は、トリオとして今だ第一線で活躍しています。
大柳賢 スタンド「ボーイ・Ⅱ・マン」 アーティスト「ボーイズ・Ⅱ・メン」
大柳賢 スタンド「ボーイ・Ⅱ・マン」 アーティスト「ボーイズ・Ⅱ・メン」
「ボーイ・Ⅱ・メン」のバンド名をベースにしている「ボーイ・Ⅱ・マン」の名を持つ「大柳賢」が操るスタンドは、5回勝負の「ジャンケン」を行い、勝った相手のスタンド能力を本体の頬の穴から1/3ずつ吸収するスタンド(自身は2敗までは影響なし)で、フードを被った鋼鉄のロボットのような容姿をしています。作者の荒木氏曰く「横山光輝」先生のロボットをイメージして作成したそうです。吸収したスタンドは、ジャンケン勝負の途中であっても吸収した分ならばスタンド能力を使え、奪われた相手は同じくその時点からスタンド能力を該当する分だけ使えなくなると言うまさに「ジャンケン小僧」と言われた小学六年生らしいスタンドであり、恐ろしいスタンドでもあります。
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