ジョジョの不思議な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない
「荒木飛呂彦」先生の「ジョジョの不思議な冒険」と言えば1987年に「週刊少年ジャンプ」に連載され現在も誌面を変え連載中である。今回は、洋楽好き?の荒木氏が「スタンド」に洋楽の「アーティスト」「アルバム」「曲名」を使っている第4部「ダイヤモンドは砕けない」から洋楽とスタンドキャラを絡めてご紹介いたします。
”'70'80'90Best Vol.3 ジョジョの素敵な冒険スタンド集” by ミドルエッジ on AWA
昭和の伝道師ミドルエッジがお届けする'70-'90Bestシリーズ、第3弾は"ジョジョの奇妙な冒険 スタンド名"。
ミドルエッジ(https://middle-edge.jp/)
-プレイリスト-
1 キャラクター 音石明 スタンド名 レッド・ホット・チリペッパーズ
2 キャラクター 噴上…
ピンク・フロイド(英)
「ピンク・フロイド」は1965年に結成された、プログレシックロックバンドの大御所です。「デビッド・ギルモア」「ニック・メイスン」「ロージャー・ウォーターズ」「リチャード・ライト」そして「シド・バレット」の5人でスタートします。当初はサイケデリックな音を作っていましたが「シド・バレット」が脱退しプログレへ舵を切り、爆発的な人気を得てブレイクすることになるのです。当時のプログレバンド「四天王」として「キング・クリムゾン」「YES」「エマーソン・レイク&パーマ」と共に未だに根強いファンを持っています。荒木氏は「ピンク・フロイド」が好きなのか、スタンドの名前を「曲名」や「アルバム」の名を多々使っています。フロイドが奏でる独特の世界観が「ジョジョ」の世界観にマッチしていたのかも知れませんね。
東方丈助 スタンド 「クレージー・ダイヤモンド」 アーティスト 「ピンク・フロイド」
東方丈助 スタンド 「クレージー・ダイヤモンド」 アーティスト 「ピンク・フロイド」
「ピンク・フロイド」のアルバム「炎」のメイン曲である「クレージー・ダイヤモンド」の名を持つ「東方丈助」が操るスタンドは、再生能力に長け手で触れることで壊れた物体、負傷した生物を元通りに直せる事が出来ます。能力が発動すると、残りの他の部分は自動的に引き寄せられ事ができる為、ほんのひとかけらでも手元に残っていれば全体の修復をすることが出来る、一見守りのスタンドに見えますが、パンチの速度は約時速300kmで、キレた時はさらに速度が増すと言う攻撃にも優れたスタンドです。
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広瀬康一 スタンド「エコーズ(act3)」 アーティスト「ピンク・フロイド」
広瀬康一 スタンド「エコーズ(act3)」 アーティスト「ピンク・フロイド」
「ピンク・フロイド」のアルバム「おせっかい」のラスト曲である「エコーズ」の名を持つ「広瀬康一」が操るスタンドは、 自意識を持ち会話も可能であり、「S・H・I・T」が口癖であり多少性格的に問題はあるが、殴った物質を重くする「3 FREEZE(スリー・フリーズ)」の能力を持ちます。(進化しACT3になった)射程は短く5m程度だが、その分身体的強度とパワーが増し肉弾戦が可能となり、重さは康一が対象に近づけば近づくほど重くなり、30cmくらいまで接近すればスタンドさえも地面にめり込みほとんど動けなくなるほど重く出来るようになりましたが、同時に一つのみしか重く出来ず、射程距離外に出てしまうと重さが消えてしまう弱点もあります。
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吉良吉廣 スタンド「アトム・ハート・ファザー」 アーティスト 「ピンク・フロイド」
吉良吉廣 スタンド「アトム・ハート・ファザー」 アーティスト 「ピンク・フロイド」
「ピンク・フロイド」のアルバム「原子心母」をベースにしている「アトム・ハート・ファザー」の名を持つ「吉良吉廣」が操るスタンドは、 自身が写っている写真(本人は既に死亡)の中に空間を隔離するスタンドです。写真の中で起きたことは隔離された空間の中にも作用するという厄介なスタンドで写真と同じ空間にいる人間は、その枠内から出ることはできず、枠の外から干渉することも不可能になります。写真の中に干渉することはできず、写真自体に攻撃してもそのダメージは写っている人間にそのまま返ってくるため、写真の中からの攻撃を防ぐ手段はなく、影響を及ぼせる写真は本体が最後に写った一枚のみなので、新たに写真を撮り直せばリセットされます。
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ザ・バンド(米)
「ザ・バンド」は1968年に結成された、フォーク・ロック・カントリー等の様々な音楽を取り入れた当時では斬新的なバンドです。「リヴォン・ヘルム」「ロビー・ロバートソン」「リック・ウダンコ」「リチャード・マニュエル」「ガース・ハドソン」の5人です。「ボブ・ディラン」との親交も深くディランのバックバンドとしても活動しました。ですから他のスタンドには「ボブ・ディラン」に関する名前が付けられているスタンドもあります。これは、荒木氏が洋楽好きで造形の深いところが表れているのではないでしょうか?
虹村億康 スタンド「ザ・ハンド」 アーティスト「ザ・バンド」
虹村億康 スタンド「ザ・ハンド」 アーティスト「ザ・バンド」
「ザ・バンド」のバンド名をベースにしている「ザ・ハンド」の名を持つ「虹村億康」が操るスタンドは、 右手で掴んだあらゆる物を空間ごと削り取る、人型のスタンドです。一時は、最強のスタンドではないかとの評価もあり、「ザ・スタンド」によって削られた空間は自然に閉じてしまい、その削られたものがどこに行くのかは億泰自身にもわからず、クレイジー・ダイヤモンドの能力でも戻すことはでず、この事が「最強」の由来かも知れません。
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ボブ・ディラン(米)
「ボブ・ディラン」は1961年にデビューした、フォークソング、ブルース等の音楽を主に活躍しています。「ビートルズ」や「ザ・バンド」との交流も深く互いに影響を与えていました。アコギからエレキにギターを変えた時には、コンサートで暴動に近い騒ぎが起きたとの伝説もあります。紆余曲折はありましたが、現在でも沢山のアーティストにリスペクトされ、そしてコンスタントに活躍し続ける偉大なアーティストの一人です。
岸辺露伴 スタンド「ヘブンズ・ドアー」 アーティスト「ボブ・ディラン」
岸辺露伴 スタンド「ヘブンズ・ドアー」 アーティスト「ボブ・ディラン」
「ボブ・ディラン」の曲名「天国の扉(ヘブンズ・ドアー)」の名を持つ「岸辺露伴」が操るスタンドは、対象を「本」にする能力を持っています。基本的に、身体のどこかの部位が薄く剥がれるような形で「本」のページになって行き、「本」には対象の記憶している「人生の体験」が記されています。記述を読むことで相手や相手の知っている情報を知ったり、ページに書き込むことで相手の行動・記憶を露伴の思うとおりに制御することも可能です。又、ページを破り取るとその相手はその部分の記憶を失い、体重が急激に減少すると言う現象が起きます。
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