COMPLEX
「モニカ」でデビュー以降ヒットを連発しNHK紅白歌合戦まで出場した吉川晃司(身長182cm)と、元BOØWYのギタリスト・布袋寅泰(身長187cm)の2人によって1988年に結成された超大型ユニット。
元BOØWYのギタリスト布袋寅泰と歌手の吉川晃司の二人が1988年に結成した音楽ユニット。
結成翌年の1989年4月にシングル「BE MY BABY」でデビュー。翌1990年にはシングル「1990」を発売する。
ロックとテクノポップを融合した新しい音楽スタイルとして一躍オリコンチャートを席巻する勢いの
人気グループとなるが、翌年1990年11月8日の東京ドーム公演をもって解散。
結成
二人は、布袋の所属していたバンドであるBOØWYのアルバムに吉川が参加、また吉川のアルバムにギタリストとして布袋が参加するなど結成以前から交流があり、1988年12月10日にCOMPLEX結成を発表する。翌1989年4月にシングル「BE MY BABY」でデビュー。
自分にとってはBOØWY時代から崇拝していたあの布袋寅泰が「モニカ」の印象からアイドル的なイメージがあった吉川晃司と一緒にやるなんて大丈夫なの??と不安に思ったのを覚えている。がしかし、そんな不安は「BE MY BABY」のイントロが聞こえたとたんに消え去ったのだ。
吉川晃司
1984年2月1日シングル「モニカ」でデビュー。この曲は、主演映画『すかんぴんウォーク』の主題歌でもあった。以降「サヨナラは八月のララバイ」、「LA VIE EN ROSE」、「ユー・ガッタ・チャンス」(オリコン3週連続1位)、「にくまれそうなNEWフェイス」(オリコン1位)、「RAIN-DANCEがきこえる」(オリコン4位)、「キャンドルの瞳」(オリコン2位)と立て続けにヒットシングルをリリースし、1984年の日本歌謡大賞最優秀新人賞、日本アカデミー賞新人賞など歌手と俳優の両部門で8つの新人賞を独占。翌1985年暮れにはNHK紅白歌合戦に出場した。またこの年の始めに、デビュー1年目では史上2人目の日本武道館公演を行った。
『るろうに剣心』鵜堂刃衛役
現在では自身設立の所属事務所、株式会社アクセルミュージックエンターテイメント代表取締役社長も務める吉川晃司だが、ミュージシャンとして以上に俳優として認識している人が多いのではないだろうか。2012年に上映された漫画原作の映画『るろうに剣心』では人斬り・鵜堂刃衛役を怪演した。
via bakumatsu.org
布袋寅泰【ギター、作曲、編曲、コーラス、作詞、ベース、キーボード】
1981年、BOØWYのギタリストとしてデビュー。BOØWYでの活動を終えて、氷室京介が1988年7月21日にソロデビューしたのに続き、半年後の同年10月にソロ1stアルバム『GUITARHYTHM』をリリースし、ソロ活動を開始。藤井丈司・ホッピー神山とのコラボレーションによるギターとコンピュータの融合で歴史に残る斬新なアルバムとして注目された。
via blogs.c.yimg.jp
デビュー曲「BE MY BABY」が与えたインパクト
COMPLEX - BE MY BABY. - YouTube
1989年、ファーストシングル1989年「BE MY BABY」をリリース。大きな二人がカメラに向かって身を屈めながらプレイする姿を撮影したプロモーションビデオは現在でもいろんな意味で人気を博している。
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当時このプロモーションビデオにやられたキッズたちはもれなく二人の動きを真似したものだが、どれだけうまく動けても体型(二人とも180cmオーバー)が伴わないと悲惨な結果になるのだった。
COMPLEX コンプレックス BE MY BABY 日本一心 ものまね - YouTube
感動に終わったCOMPLEXの東京ドームライブ。 未だその想いを抑えきれず、 カラオケコミックバンド COMPLEXu(こんぷれっくちゅ)が BE MY BABYを日本一心ヴァージョンで完全再現??? あぁぁぁぁ!!! 大好きだよぉぉ(;。;)!!! COMPLEX(;。;)(;。;)(;。;)!!!
via www.youtube.com
この再現はさすがにものすごくいい出来映え。
ファーストアルバム「COMPLEX」
当時すでにリリースされていた布袋のソロアルバム『GUITARHYTHM』(1988年)にも見られたデジタルな音使いのビートロック路線に、吉川によるラブソングをメインとした歌詞が載せられたポップな色合いの強い作品となっている。