『燃えて散る 炎の剣士 沖田総司』(1984年・日本テレビ) ‐田原俊彦
当時人気絶頂だった田原俊彦も、沖田総司役を熱演。トシちゃんはビッグなスーパースターなので、基本的に何をやらせてもトシちゃんはトシちゃん。ゆえに、沖田総司らしさのようなものは希薄であり、新撰組コスをしているトシちゃんの殺陣とかをファンが楽しむタイプの作品となっています。
『新選組』(1987年・テレビ朝日)‐東山紀之
ジャニーズからトシちゃんに続き、ヒガシも沖田総司役に大抜擢。ドラマ版はあくまで主要キャストの一人でしたが、歌舞伎座ではヒガシ版沖田を主人公に据えた舞台も上演されました。
『幕末純情伝』(1991年・松竹映画)‐牧瀬里穂
沖田総司は女性だったという設定で書かれた、つかこうへい原作の同名小説を映画化した本作。沖田役は当時まだ19歳だった牧瀬里穂。「沖田総司はBカップ」のキャッチコピーは、かなりインパクトがありました。
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『御法度』(1999年・松竹映画)‐武田真治
大島渚監督の遺作として知られる『御法度』は、司馬遼太郎の『新選組血風録』に収められた短編「前髪の惣三郎」と「三条磧乱刃」を組み合わせてつくられた作品です。
本作の主人公は、新入隊士の美男剣士加納惣三郎(松田龍平)。彼の中性的で妖しい色気を引き立てるためか、物語のキーマン的存在になる沖田役には、男っぽい正統派な二枚目・武田真治を起用しています。
本作の主人公は、新入隊士の美男剣士加納惣三郎(松田龍平)。彼の中性的で妖しい色気を引き立てるためか、物語のキーマン的存在になる沖田役には、男っぽい正統派な二枚目・武田真治を起用しています。
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以上のように『燃えよ剣』以降は、代々美形俳優がつとめてきた沖田総司役。その時代時代を彩る若手俳優が起用されており、今後もおそらくこの傾向は続いていくことでしょう。
(こじへい)
yurie 2022/8/11 22:10
年代的には島田順司さんかな?
2018/11/6 17:14
不細工といわれる沖田総司の肖像画、これは親族を元にして描かれた肖像画ではありません。
これは沖田を演じた戦前の役者さんの写真ですよ