手塚治虫の未完作!母親を探しをする子犬の日常を描いたミュージカルアニメ『ワンサくん』
2016年5月1日 更新

手塚治虫の未完作!母親を探しをする子犬の日常を描いたミュージカルアニメ『ワンサくん』

主人公が少年のコウタの家で飼われながら、町の仲間たちとのほのぼのした交流を描いたアニメです。当時掲載されていた雑誌が掲載中止になり未完成で漫画が終わりましたが、アニメでは完結しています。

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ワンサくん

アニメ『ワンサくん』

アニメ『ワンサくん』

放送期間1973年4月2日~9月24日(毎週月曜19時00分から19時30分)

旧虫プロダクションが制作した最後のアニメ作品でもある。
ディズニーの「わんわん物語」といった趣の作品で母犬をさがすワンサと仲間たちの交流を描いています。ワンサくんは三和銀行のマスコットキャラとして作られたものですがテレビシリーズはそのキャラを使っただけのオリジナルで手塚治虫は原作としてクレジットされているだけです。
原作になった漫画は、虫プロ商事から刊行された「てづかマ...

原作になった漫画は、虫プロ商事から刊行された「てづかマガジンれお」に掲載されていました。

しかし、手塚治虫自身が主宰する虫プロが労働争議に揺れていた時期であり、そうしたゴタゴタが続く中、雑誌そのものが方向性を見失って、この作品も連載が中断したまま未完となってしまいました。
それから1年後の1973年4月に、虫プロ最後のテレビアニメ作品『ワンサくん』の放送が始まりました。
アニメのキャッチコピー

アニメのキャッチコピー

要所要所を歌でストーリー説明するのですが、その歌はCDで聴いてもいいくらいにいいです。

あらすじ

時は現代、ここは東京。街の犬たちに追われ突然幸太の家に...

時は現代、ここは東京。街の犬たちに追われ突然幸太の家に紛れ込んだ1匹の野良犬は、ワンサと名づけられた。自由奔放に生きてきたワンサにとって鎖につながれた生活は、苦痛そのもの。

ママや姉さんに怒られ、しつけに手を焼いた幸太はワンサを...

ママや姉さんに怒られ、しつけに手を焼いた幸太はワンサを手放すが、別れた時ふたりはお互いが必要なことを知った。

こうしてワンサは幸太の家族になり、街の犬たちとも仲良し...

こうしてワンサは幸太の家族になり、街の犬たちとも仲良しになるのだった。

原作の漫画でより詳しくあらすじを紹介!

 (1641192)

生後まもなく母親から引き離され、わずか10円で売られてしまった子犬が主人公です。母恋しさから逃げ出して、煤煙と汚水を撒き散らす大きな工場の脇の川っぷちで暮らしを始めるのでした。
ところが強欲な工場の主(あるじ)は施設の建て増しを計画して、純朴な老社員に邪魔な子犬の殺処分を命じるのです。情が移ってしまった老人はどうしても子犬に手を下すことが出来ず、とうとう会社に馘(くびき)られてしまうのでした。子犬は老人の家に引き取られて“ワンサ”と名付けられます。
 (1641200)

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 ワンサは夢にうなされ夜通し吼えて転げまわるものですから、その騒々しさに心優しい一家も耐え切れず、ワンサを捨てる決心をするのでした。ワンサは二度捨てられ二度とも舞い戻りますが、その口には何処からか掘り当てて来た10円玉が咥(くわ)えられていたのです。縁側にチャリンと乾いた音をたてて置かれたそれを見て、一家はワンサを家族として受け入れることを了承するのでした。もちろん10円に釣られたのではなくって、その子犬の必死な様子にこころ打たれ、哀しい彼の境遇を共有するに至ったためでした。
飼い犬になったのは、ちょっと複雑な内容です。

メインキャラクター

ワンサ

ワンサ

元気で気まぐれな白い犬。母親を捜している。本名はチビ。主人公。
コウタ

コウタ

ワンサを拾って家の押入れで飼う少年。ワンサの名付け親。

家族には、成績優秀の姉のユキコ、警視庁勤務の父、いつもワンサに手を焼いている幸太の母の4人家族です。
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