翌日、取材に出かけたキンバリーは、偶然、リチャードに会う。彼は、例のフィルムを物理学者のローウェル博士(ドナルド・ホットン)に見せにきたのだ。フィルムを見た博士は、もう少しでチャイナ・シンドロームになるところだったと断言した。チャイナ・シンドロームというのは、原子炉の核が露出した時、溶融物が地中にのめりこんでいき、地球の裏側の中国にまで達するという最悪の事故のことだ
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ジャックは、発電所内の各所にあるパイプ結合部のX線写真を調べているうちに、重大なミスを発見した。それは、納入業者が製品チェックの手ぬきのために、同じ写真を何枚も焼き増ししたものなのだ。事故の原因追求に悩みぬいた末、ジャックはX線写真をキンバリーに渡し、世論に真相を訴える決意をする。
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原発事故は、誰かが早く知らせないと手遅れになってしまいます。ジャックの勇敢ある行動がとても素晴らしかったです。
映画解説
この映画が単に原発の恐怖を知らしめるだけではなく、高いメッセージ性を備えているのは、報道人が真実を究明して万民に伝える立場の在り方、ひとりの原発技師が人としての誇りを重んじて、単独で危険の真相を探り出していく在り方、といったヒューマニズムと倫理観を色濃くにじませたドラマだからである。
「原子力発電所は、事故を想定して作られているんだ」というベテラン技師ゴデルの言葉は、絶対安全であることが何よりも最優先される原発の存在を肯定しつつも、裏返せば、そこに使われる燃料の恐怖が尋常ではないことを示している。
企業の傲慢さや、目に見えない権力の介在がどう結着が付けられるかがポイントだが、このドラマが見事なのはキャスターのマイクが見事な武器として光明を伝えて終わるところである
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現実にありそうな、ちょっと心配になるシーン。
原発所で地震が起きてトラブルが発生!!しかし広報担当は、よくある故障だと取材班を安心させますが、こんな事を言われたら原発所に対しての不信感が増す気がします。
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公開、12日後に起きた原発事故?!
驚くべき事に、この映画の公開されたわずか12日後に、ペンシルバニア州スリーマイル島の原子力発電所で、炉心融解という前代未聞の大事故が発生した。
スリーマイル島原子力発電所事故が発生し、「この映画を観た輩が事故を起こしたのではないか」等といった陰謀説が流布されたりと、全米で大きな話題となった。