「湾岸ミッドナイト」狂気の走り屋たち。人物と車をまとめてみました。(1)
2018年4月3日 更新

「湾岸ミッドナイト」狂気の走り屋たち。人物と車をまとめてみました。(1)

「悪魔のZ」と呼ばれた初期型S30型フェアレディZ。この車にまつわる人間たちと意思を持つような車の物語でした。楠みちはる氏の中では初め同時期に執筆していた「シャコタンブギ」と並ぶ代表作となりました。1990年から連載が始まり現在も第4部が連載中です。自分たちがスピードの狂気に取りつかれていることを自覚しながらも、最速を求めてしまう人間模様は一読の価値があると思います。

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秋川レイナ

秋川レイナ

売れっ子のモデル。この先、仕事の方ではどんどん伸びていける素質と美しさを兼ね備えているが・・・
実は車を走らせることが大好きな、ちょっとお転婆でおちゃめな部分をもっている。選んだ車は「スカイラインGT-R(BNR32)」。

物語序盤ではドライバーとしては普通の走り屋という感じだったが、後に「最高のR乗り」と言われるほどの柔らかく、美しい走りを見せてくれるようになるまでに育っていく。

「800馬力も600馬力も関係ない」と車はパワーだけではないと言うことをよく理解している。

アキオに恋心を抱いているのだが、なかなか言い出せない、シャイなところもある。実は幼いころ、アキオを見ていた。母親に「あの白い家の子とともだちになりたい」と言っていて、そのころの記憶は後々、思い出されてくる。
愛車はスカイラインGT-R(BNR32)で初期のカラーはガングレーメタリックだったが、途中に山本社長の意向(他車からの視認性の向上)でクリスタルホワイトに塗りなおされ、後に「YM(ヤマモトスピード)の白い32R」や「Rのヴィーナス」として有名になる。
女性ながら、GT-Rの運転に関して誰より優れた才能を有する「本物のR乗り」。アキオにも同じ領域の人間として認められており、「お前には自分とZの走りを最後まで見ていて欲しい」とまで言われている。同時にアキオ以外で悪魔のZに最も近づいた存在であり、北見曰く「特例のアキオを除けばレイナこそがZの乗り手にふさわしい」とのこと。実際にアキオを除けばZを運転している回数が最も多い。無駄な力を入れない、車の動きに任せた柔らかな操縦を得意とする。
出典 ja.wikipedia.org/
スカイラインGT-R(BNR32)

スカイラインGT-R(BNR32)

ガングレーメタリック→クリスタルホワイト
皆さんご存知の通り「名車中の名車」ですね。この車の4WDシステムは車の常識を変えてしまったのではないでしょうか?
出典 KCコミック湾岸ミッドナイト第九巻P4
この車はNISMO T25タービン(小説版)ツインターボ仕様 約600馬力仕様にチューンされていて、並みのGT-Rではない。チューナーである山本は「800馬力にもできるんだよ?」と言うが、レイナの意思でこの仕様としている。
日産・スカイラインGT-R (BNR32)

日産・スカイラインGT-R (BNR32)

ガングレーメタリック→クリスタルホワイト
乗車定員 4名
ボディタイプ 2ドアクーペ
エンジン RB26DETT
駆動方式 4WD
最高出力 280PS/6,800rpm
最大トルク 36.00kgf·m/4,400rpm
変速機 5速MT
サスペンション 前:マルチリンク
後:マルチリンク
全長 4,545mm
全幅 1,755mm
全高 1,340mm
ホイールベース 2,615mm
車両重量 標準1,430kg - 1,480kg
Vスペック 1,500kg
1989年5月22日、8代目スカイライン発表。GT-Rを含む4WD車は8月発売とアナウンスされた。 1989年8月21日発売。型式はBNR32

先代KPGC110の生産終了より実に16年ぶりとなるGT-R復活であり、当時日産で行われていた901運動の集大成として開発されたR32型GT-Rは、ATTESA E-TS、Super HICASといった当時の最新デバイスに加え、エンジンに専用設計されたRB26DETTを搭載

山本 和彦

「YM(ヤマモト)SPEED」代表

「YM(ヤマモト)SPEED」代表

私がまず感じたのは何人ものチューナーが登場する中で、最もまともな感覚を持ち合わせている。物語の序盤では「山本自動車」として仕事をしていて、レイナのR32以外はチューニングは受け付けなかった。
出典 KCコミック湾岸ミッドナイト第九巻P101
暴走行為を繰り返すためのチューニングというものに対して否定的だった。永くこの業界で仕事をするうちに、悲惨なものを見すぎたためと思われる。しかし過去、山本自身が手をかけた車で、死んだ人間はいないと言うことだ。

レイナを通し、「Z」に接してからやはり彼もまたアキオと「Z」にひかれていく一人となっている。後にケイの「スープラ」を手掛けてから看板を「YM(ヤマモト)SPEED」に戻してチューニングを再開することになる。

元は某車メーカーの開発部門に努めていた。基本的に真面目な人間なのだろう。その生真面目さからチューニングもとことん追い詰めていくきらいがあり、チューナー仲間からも「チョットやばいチューナー」と言われる。
YM(ヤマモト)SPEED TUNED BNR34

YM(ヤマモト)SPEED TUNED BNR34

日産・スカイラインGT-R V-spec (BNR34) ブーストアップ仕様 350〜400馬力
YM(ヤマモト)SPEEDでは450馬力程度のGT-Rが定番となった。
出典 湾岸MIDNIGHT SUPER TUNEDCAR COLLECTION 監修ヤングマガジン編集部
この車は山本自ら乗っている車。走りやすさを重視したチューニング。

次回は

どうでしたか?楽しんでもらえましたか?
次回は「平本編」(とびっきりのGT-R編)~「マサキ編」(赤坂ストレート編)そしてできれば「圭一郎編」(モンスターマシン編)までをご紹介したいと思っています。
54 件

思い出を語ろう

     
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  • 2018/11/11 19:56

    テスタロッサ の赤い頭は V12エンジンのみ ヘッドカバーが赤色に塗られていることからなのです。ボディーカラーではござりませぬ

    2018/9/12 22:21

    いやブラックバードポルシェは964の3600や
    930はさすがにGTRとかの相手になれんわ

    通りすがり 2018/7/11 15:37

    当時は違法改造車が100%おかげで改造してない車は絶滅状態
    漫画では改造申請が通って違法改造ではないという事に成ってたが
    漫画と現実を一緒にしすぎてる漫画の一つだった思い出・・・・・・

    つよよ 2018/4/5 07:53

    最後のは33Rですよね?

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