[インタビュー]ソロデビュー30周年の工藤静香が語る新アルバム『凛』と懐かしの過去作品
2017年9月7日 更新

[インタビュー]ソロデビュー30周年の工藤静香が語る新アルバム『凛』と懐かしの過去作品

今年でソロデビュー30周年を迎える工藤静香がデビューアルバム『ミステリアス』から最新アルバム『凛』まで全アルバムについて語った貴重なインタビュー。さらに期間限定のお得情報もご紹介。

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1991年3月6日リリース『mind Universe』

1991年3月6日リリース『mind Universe』

『このアルバムも大好き。大好きって言えるものばかりって、幸せな事ですよね。1曲目の「腕の中のUniverse」はアルバム曲なのに、好きな方が多いです。「Superstition」の歌詞に、首すじのホクロは不幸を呼ぶというところがあって、三浦徳子さんが私の首筋を見て書いたのかなっと思って、気になってむちゃくちゃチェックした思い出が(笑)』。
1992年3月18日リリース『Trinity』

1992年3月18日リリース『Trinity』

「「黄昏が夜になる」はコンビニに行った時に流れてきて、でもタイトルが思い出せなくて、立ち尽くしてずっと聴いていた記憶が(笑)。最後まで聴いてやっとわかりました(笑)」。約8分の長編「捨てられた猫じゃないから」は、情感たっぷりに歌い上げ、坪倉唯子のコーラスも光っている。ちなみに工藤の作品の仮歌は、全て坪倉が担当していた。
1993年4月1日リリース『Rise me』

1993年4月1日リリース『Rise me』

「台湾・香港・シンガポールでコンサートをやった時のアルバムで、もう本当にお客さんの熱気が凄くて、国によって、コンサートの見方や反応がこんなに違うのかって勉強になったし、面白かったです」。デビュー以来全楽曲を提供した後藤次利の手によるアルバムは、この作品が最後になった。
1994年9月7日リリース『Expose』

1994年9月7日リリース『Expose』

「このアルバムから(後藤)次利さんの曲ではないものを歌う事になって、その時は高いところから飛び降りるような心境でした。何度もスタッフと話し合いをして、でもどうしても「Blue Rose」という曲を歌いたくて、表現したくて。すごい決心でした。今まで試してみたかった事を全部やってみて、今思うと、勉強の旅に出る感覚だったと思う」。
1995年8月2日リリース『Purple』

1995年8月2日リリース『Purple』

「ちょっと大人っぽいアルバムで、曲のタイトルを見てもわかりますけど、洋楽に憧れていた時だと思う。「Deadline」は唯一のアップテンポで、当時、深い重低音のダンスビートが好きだったので、ハウスっぽい音にしたり、好きなことをやらせてもらいました。『Expuse』から、色々試してみて、一線を越えたところをやってみたかったのだと思います」。
1996年5月17日リリース『doing』

1996年5月17日リリース『doing』

「『爆走!ムーンエンジェル-北へ』という映画で、トラック運転手役をやって、その主題歌とか挿入歌が入っていて、よくわからない状況でしたが、でも曲は良かったと思います。ジャケットも天地が逆になっていて、とにかく物事をまともに見るのではなく、色々な角度から見たい時期だったのだと思います(笑)」。
1997年3月19日リリース『DRESS』

1997年3月19日リリース『DRESS』

「このアルバムを出して、4年ぶりに全国ツアーをやらせてもらいました。シャ乱Qのはたけさんが曲を書いて下さって、ここから「Blue Velvet」につながっていきます。最新アルバム『凛』にも参加してくださったアレンジャーの松浦晃久さんが、この作品でも4曲手がけて下さっていて、本当にご縁って不思議だし、大切にしたいですよね」。
1998年4月29日リリース『I'm not』

1998年4月29日リリース『I'm not』

「はたけさんにプロデュースをお願いして、このアルバムでも全国ツアーをやりました。「doggie」という曲では自分が犬になった設定の、「Pop corn」では<ノリノリ>とかわざと死語を使ったり、むちゃくちゃな詞を書いたのを覚えています(笑)。「ノスタルジア」はファンの方に人気があって、今度ライヴで歌おうと思っています」。
1999年6月2日リリース『Full of Love』

1999年6月2日リリース『Full of Love』

「この時、海、サーフィンにハマっていて、「SEASIDE」でその事を書いたり、ラストの楠瀬誠志郎さんが書いて下さった「color」も大好き。オーストラリアで見た星が本当にきれいで、それを見ていると、こんなちっぽけな事で悩んだり、くよくよしてるのバカみたいだなって思って、その時に書いた歌詞です」。
2005年6月1日リリース『月影』

2005年6月1日リリース『月影』

「何回言ったかわかりませんが、これも大好きなアルバム(笑)。色々な方に曲を書いてもらい、松井五郎さんにも12年ぶりに詞を書いていただきました(「深海魚」)。ジャケットとアーティスト写真は操上和美さんにやっていただいて、操上さんにはここぞという時にお願いしたくて、今回の30周年のタイミングまで我慢して、お願いしなかったんです(笑)」。
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