わずか7日間!幻の昭和64年とは?昭和64年生まれの内村航平の活躍と現在
2023年10月9日 更新

わずか7日間!幻の昭和64年とは?昭和64年生まれの内村航平の活躍と現在

オリンピックで2連覇を果たした体操のレジェンド内村航平さん。2008年から2017年まで40連勝を達成したことから、史上最高の体操選手の呼び声も高いです。そんな内村航平さんは実は7日間しかなかった幻の昭和64年に出生していました。今回は内村航平さんの活躍や現在、そして幻の昭和64年についてご紹介します。

200 view

内村航平のプロフィール

内村航平オフィシャルウェブサイト (2550101)

偉大なるレジェンド、内村航平さんのプロフィールからご紹介します。

本名:内村航平(うちむらこうへい)
生年月日:1989年1月3日
出身地:福岡県北九州市
身長:162センチ
体重:52キロ

父の和久さんは日本体育大学体操競技部出身で柳川高等学校時代に高校総体の種目別で優勝しています。
そして母の周子さんも元体操選手で、妹の春日(はるひ)さんも元体操選手(日体大)という体操一家に産まれました。

そんな両親が1992年(平成4年)に周子さんの出身地長崎県諫早市に「スポーツクラブ内村」を開設したのをきっかけに3歳で体操を始めます。
内村航平 画像 - Bing video (2550106)

そんな内村航平さんは、諫早市立諫早中学校の卒業を機に、両親の反対を押し切って憧れていた塚原直也さんを目指して上京します。

朝日生命体操クラブに入門し、東洋高等学校卒業後は日本体育大学体育学部体育学科に入学しました。

2008年の19歳の時に北京オリンピックで、個人総合と団体で銀メダルを獲得します。
その後2012年のロンドンオリンピックでは、個人総合で金メダルを獲得しました。
また床と団体でも銀メダルを獲得しています。
2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、個人総合と団体で金メダルという2冠を達成し、個人総合では2大会連続の金メダルという、輝かしい記録を打ち立てました。

世界選手権では2009年のロンドンで、個人総合の金メダルを獲得。
2015年のグラスゴーまで7連覇を達成しています。

【公式】リオデジャネイロ2016オリンピック 体操男子 内村 航平選手 【オリンピック感動名場面】#Tokyo2020

まさにレジェンド!
輝かしい経歴ですね。

そんな内村航平さんですが、 リオオリンピック後は肩のけがなどに悩まされ、2021年の東京オリンピックでは種目別の鉄棒に絞って出場しました。
ただ、離れ技の後の中盤のひねり技で鉄棒から落下し、予選落ちとなってしまいます。
同年、福岡県北九州市で行われた世界選手権では、鉄棒に出場しメダルこそ逃したものの6位入賞し不屈の闘志を見せてくれました。

コロナ渦で初めて有観客で行われた世界選手権を開催した北九州市に感謝を込めて「ありがとう北九州」と書かれたTシャツを投げ入れるなど、感謝の意を示しています。
内村航平さんの、人柄が偲ばれるエピソードですね。

内村航平の現在

【ノーカット】体操・絶対王者『内村航平』引退記者会見

2022年3月に現役を引退した内村航平さん。
現在は体操競技普及のために、講演会やイベントへの出演といった活動を行っています。

2023年2月2日には、「やり続ける力 天才じゃない僕が夢をつかむプロセス30」(KADOKAWA)を発売しました。

天才じゃない…傍から見ると天才にしか見えないのですが、並大抵ではない努力で頂点を掴んだ内村航平さんらしい考え方です。

才能があったとしても、たゆまぬ努力が無ければ頂点で居続けることは出来ないということなのでしょう。
すごく考えさせられますね。

幻の昭和64年とは?

昭和 - Wikipedia (2550114)

1989年が幕を開けた1月1日は、元号は昭和でした。
1989年(昭和64年)1月7日午前6時33分、昭和天皇が崩御なされます。
そのため昭和64年はたった7日間という短さで終わってしまいました。
内村航平さんは昭和64年1月3日に産まれましたので、幻の昭和64年に産まれた数少ない1人です。

前年から容態の悪化が続いていた昭和天皇のご病気により、昭和64年の正月は例年とは違い自粛ムードが漂っていました。

そんな7日間に起きた出来事と言えば、建設が進んでいたアサヒビールタワーが完成したこと。
そしてビートたけしのお笑いウルトラクイズと言う番組が放映開始されたことなど、短い間ですが社会に影響を与える出来事が起きていました。

ちなみに内村航平さんの出産予定日は1988年12月31日で、予定日までに産まれていた場合、幻の昭和64年産まれでは無くなっていたので、平成を代表するレジェンドが昭和64年に産まれたこと運命的な物も感じますね。

まとめ

今回は「わずか7日間!幻の昭和64年とは?昭和64年生まれの内村航平の活躍と現在」についてご紹介しました。
内村航平さんの輝かしい活躍と、幻の昭和64年に産まれたこと、何か運命的な物を感じますね。
これからの活躍も応援したいです!
15 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

まだ現役!?引退していない日本スポーツ界のレジェンド達

まだ現役!?引退していない日本スポーツ界のレジェンド達

日本のスポーツ界において輝かしい成績をおさめたレジェンド達の中で、今も現役にこだわり、引退を明言していないアスリートを紹介します。
ひで語録 | 1,793 view
あの“コマネチ”が内村航平を絶賛「ウチムラは史上最高」

あの“コマネチ”が内村航平を絶賛「ウチムラは史上最高」

リオ五輪の体操男子個人総合で優勝した内村航平を“史上最高”と、伝説の体操選手ナディア・コマネチがリオ五輪公式サイトで最大級の賛辞を贈った。
FOCUS | 4,695 view
石井慧  運動オンチ少年がオーバーワークという暴挙で起こした奇跡。

石井慧 運動オンチ少年がオーバーワークという暴挙で起こした奇跡。

石井慧の幼少児から国士舘大学に入るまで。地球上で60億分の1の存在になる、人類で1番強い男になるための序章。
RAOH | 696 view
懐かしのスター選手を振り返ろう!日本での競泳の歴史

懐かしのスター選手を振り返ろう!日本での競泳の歴史

オリンピックの競技の中でもメダルが期待されることの多い種目、競泳。日本での競泳の歴史と歴代のスターを振り返ってみました。
saiko | 373 view
裸足のランナー、アベベ・ビキラが裸足で走ったのは偶然の出来事だった

裸足のランナー、アベベ・ビキラが裸足で走ったのは偶然の出来事だった

東京オリンピック世代なら、誰もが知っているアベベ・ビキラ。エチオピア出身の陸上選手ですよね。オリンピックのマラソン種目で史上初の2大会連続優勝を果たし、2個の金メダルを獲得しました。サハラ以南のアフリカ出身者では、初めてのオリンピック金メダル獲得者でもあるんですよ。
五百井飛鳥 | 327 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト