『氷河戦士ガイスラッガー』
制作:テレビ朝日、東映
放送期間:1977年4月12日から1977年8月30日
放送時間:火曜19:00から19:30
放送局:テレビ朝日系列
放送話数:全20話
主題歌:「氷河戦士ガイスラッガー」水木一郎
放送期間:1977年4月12日から1977年8月30日
放送時間:火曜19:00から19:30
放送局:テレビ朝日系列
放送話数:全20話
主題歌:「氷河戦士ガイスラッガー」水木一郎
スタッフ
原作:石森章太郎
チーフディレクター:石黒昇
演出:石黒昇(最終回担当)ほか
脚本:安藤豊弘(最終回担当)ほか
絵コンテ:石黒昇(最終回担当)ほか
作画監督:富永貞義(最終回担当)ほか
美術監督:石津節子
音楽:菊地俊輔
チーフディレクター:石黒昇
演出:石黒昇(最終回担当)ほか
脚本:安藤豊弘(最終回担当)ほか
絵コンテ:石黒昇(最終回担当)ほか
作画監督:富永貞義(最終回担当)ほか
美術監督:石津節子
音楽:菊地俊輔
キャスト
ケン:古谷徹
カヤ:神谷明
タロ:山本圭子
マリ:小宮和枝
リキ:若本紀明
志岐博士:飯塚昭三
玲子:吉田理保子
浩:田上和枝
糸魚川英雄:宮内幸平
ババル皇帝:家弓家正
デガス:緒方賢
カヤ:神谷明
タロ:山本圭子
マリ:小宮和枝
リキ:若本紀明
志岐博士:飯塚昭三
玲子:吉田理保子
浩:田上和枝
糸魚川英雄:宮内幸平
ババル皇帝:家弓家正
デガス:緒方賢
『氷河戦士ガイスラッガー』とは
南極観測隊の志岐博士を、地球侵略を企むインベム星の軍隊が襲った。その危機を救ったのは、氷の底から現れた宇宙船だった。
彼ら5人は、3万年前に高度な文明を築いたソロン王国が生み出した、サイバノイド戦士ガイスラッガーだった。
冷凍睡眠の間にソロン王国が滅んでいたことを知り、彼らは地球を守るためインベム軍と戦う。
石森章太郎が原作のアニメ。視聴率は低迷し、第20話で打ち切りとなった。
彼ら5人は、3万年前に高度な文明を築いたソロン王国が生み出した、サイバノイド戦士ガイスラッガーだった。
冷凍睡眠の間にソロン王国が滅んでいたことを知り、彼らは地球を守るためインベム軍と戦う。
石森章太郎が原作のアニメ。視聴率は低迷し、第20話で打ち切りとなった。
『氷河戦士ガイスラッガー』の最終回
第20話「21光年への特攻」
インベム星の首都ババルムーラ。整列する兵士の中をババル皇帝が歩いてくる。通信機で、太陽系司令官デガスと話す。
ババル皇帝「デガス!いつになったら地球を侵略できるのだ?」
言い訳をするデガス。
デガス「ガイスラッガーどもを片付ければ我が太陽系艦隊が一気に地球へ侵攻いたしますゆえ、なにとぞ…」
しかしババル皇帝は総攻撃を命じた。「お前にできないと言うのなら太陽系司令官を辞めさせるぞ」とデガスを脅す。
デガスは総攻撃を開始した。地球へ向けて宇宙空間を進む艦隊。
その頃、地球では浩(志岐博士の息子)の誕生会が行われていた。ガイスラッガーたち、志岐博士、玲子(博士の娘)がいる。ケンはみんなからだと言ってプレゼントを渡した。箱の中に入っていたのは腕時計。それには仕掛けがあり、6時になればわかるとマリは言う。
楽しい雰囲気。
ケン(…まるでインベムとの戦いが嘘のようだ)
玲子「はやく戦争が終わって欲しいわ。ねえ、インベムの太陽系艦隊をやっつければ平和になるんでしょ?」
ケン「うん、そうだね。太陽系艦隊さえやっつければ…」
浩「ケン兄ちゃん、平和になってもずーっとぼくたちと一緒にうちにいてくれるんでしょ?」
ケン「ああ…」
暗い表情になる一同。浩とケンはこれからも一緒にいることを指切りで約束する。
ベランダで空をケンたちが眺めていると、ジロがソロン王国のカセットフィルムを見つけ、くわえて持ってきた。それを再生するとモニターにはソロン王国が映る。
マリ「わーあ、懐かしいわね」
懐かしく景色を見る一同。そこへ宇宙船がやってきて攻撃を開始した。破壊される街。映像が消えた。
カヤ「ちぇっ、憂鬱な気分になっちまったぜ」
そこへコントロールタワーからサイレンが鳴った。駆けつける一同。レーダーにはたくさんの敵影がうつる。
ケン「インベムは決戦体制だ!」
リキ「いよいとよ決着をつけにきたな!」
ケン「よおし、みんな行くぞ!」
出動する一同。ソロン号が発進した。
一方、志岐博士は糸魚川国防庁長官と通話していた。
志岐博士「はい、それも大艦隊です。いかにソロン号でもあの大艦隊相手では。長官、いよいよ地球防衛軍の力を試す時がきましたぞ」
ババル皇帝「デガス!いつになったら地球を侵略できるのだ?」
言い訳をするデガス。
デガス「ガイスラッガーどもを片付ければ我が太陽系艦隊が一気に地球へ侵攻いたしますゆえ、なにとぞ…」
しかしババル皇帝は総攻撃を命じた。「お前にできないと言うのなら太陽系司令官を辞めさせるぞ」とデガスを脅す。
デガスは総攻撃を開始した。地球へ向けて宇宙空間を進む艦隊。
その頃、地球では浩(志岐博士の息子)の誕生会が行われていた。ガイスラッガーたち、志岐博士、玲子(博士の娘)がいる。ケンはみんなからだと言ってプレゼントを渡した。箱の中に入っていたのは腕時計。それには仕掛けがあり、6時になればわかるとマリは言う。
楽しい雰囲気。
ケン(…まるでインベムとの戦いが嘘のようだ)
玲子「はやく戦争が終わって欲しいわ。ねえ、インベムの太陽系艦隊をやっつければ平和になるんでしょ?」
ケン「うん、そうだね。太陽系艦隊さえやっつければ…」
浩「ケン兄ちゃん、平和になってもずーっとぼくたちと一緒にうちにいてくれるんでしょ?」
ケン「ああ…」
暗い表情になる一同。浩とケンはこれからも一緒にいることを指切りで約束する。
ベランダで空をケンたちが眺めていると、ジロがソロン王国のカセットフィルムを見つけ、くわえて持ってきた。それを再生するとモニターにはソロン王国が映る。
マリ「わーあ、懐かしいわね」
懐かしく景色を見る一同。そこへ宇宙船がやってきて攻撃を開始した。破壊される街。映像が消えた。
カヤ「ちぇっ、憂鬱な気分になっちまったぜ」
そこへコントロールタワーからサイレンが鳴った。駆けつける一同。レーダーにはたくさんの敵影がうつる。
ケン「インベムは決戦体制だ!」
リキ「いよいとよ決着をつけにきたな!」
ケン「よおし、みんな行くぞ!」
出動する一同。ソロン号が発進した。
一方、志岐博士は糸魚川国防庁長官と通話していた。
志岐博士「はい、それも大艦隊です。いかにソロン号でもあの大艦隊相手では。長官、いよいよ地球防衛軍の力を試す時がきましたぞ」
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ソロン号、コクピット内。
カヤ「スぺーシガー5、インベム戦闘艦無数。それに巨大な司令艦。こりゃすげえ。総攻撃だぜ」
ケン「今度こそ命がけの戦いになるぞ」
リキ「いつだって覚悟はできている」
デガス「来たか。先攻隊、出撃!」
ケン「来たぞ!」
宇宙空母スぺーシガーから円盤が出てきた。戦闘が始まる。
スぺーシガーを倒した。
ケン「しかし、これじゃきりがないぞ!」
スぺーシガーの集中攻撃を浴びた。タロが修理に走る。
デガスは隕石爆弾を地球へ向けて発射した。それは落下して、東京を破壊する。
志岐博士「東京が…インベムはついに無差別攻撃を始めてしまったか…。ソロン号…何をしているんだ…」
宇宙で戦っているソロン号。レーダーに大増援部隊が映る。
ケン「これは、これはインベムじゃないぞ!地球防衛軍の宇宙戦闘機だよ!」
それはタロが設計したものだった。
ケン「勇気100倍だ!行くぞ!」
再び戦闘。ソロン号の危機を地球防衛軍が助けてくれる。
カヤ「地球防衛軍もなかなかやるじゃねえかよ!」
デガス「地球があのような戦闘力のある物を持っていたとは…」
隕石爆弾をさらに投下するようにデガスは命じた。
志岐博士は、玲子と浩に言う。
志岐博士「彼らは最後の力で人類を根絶やしにしようとしているんだ」
ソロン号との通信。
志岐博士「地上は隕石爆弾の攻撃でひどい状態だ。絶対に阻止して欲しい!」
ソロン号は、隕石爆弾を発射している地点に急いだ。そこにはデガスが乗る司令艦がいる。ソロン号のモニターにデガスが映る。
デガス「私が太陽系艦隊司令官デガスだ。今日こそ貴様たちの息の根をとめてやるわ!」
ケン「デガス!勝負しようじゃないか!」
戦闘が始まった。
デガス「次元振動波!」
大きく損害を受けるソロン号。その攻撃が止まった。
ケン「今の攻撃で敵はエネルギーを使い果たしたに違いない」
カヤ「敵が次のエネルギーをチャージするまでに反撃しねえと」
先の攻撃でジロがダメージを受けていた。マリが治療するも、ジロはチョークで「がんばれ」と書き残して死んでしまった。
ケン「くそう!インベムめ、許さないぞ!」
デガス艦から隕石爆弾が発射される。
ケン「ジロ、見ててくれ。お前の仇は必ず討ってやる。みんな、用意はいいか!」
一同「ソーローン!」
変身。ソロン号も変形した。
カヤ「スぺーシガー5、インベム戦闘艦無数。それに巨大な司令艦。こりゃすげえ。総攻撃だぜ」
ケン「今度こそ命がけの戦いになるぞ」
リキ「いつだって覚悟はできている」
デガス「来たか。先攻隊、出撃!」
ケン「来たぞ!」
宇宙空母スぺーシガーから円盤が出てきた。戦闘が始まる。
スぺーシガーを倒した。
ケン「しかし、これじゃきりがないぞ!」
スぺーシガーの集中攻撃を浴びた。タロが修理に走る。
デガスは隕石爆弾を地球へ向けて発射した。それは落下して、東京を破壊する。
志岐博士「東京が…インベムはついに無差別攻撃を始めてしまったか…。ソロン号…何をしているんだ…」
宇宙で戦っているソロン号。レーダーに大増援部隊が映る。
ケン「これは、これはインベムじゃないぞ!地球防衛軍の宇宙戦闘機だよ!」
それはタロが設計したものだった。
ケン「勇気100倍だ!行くぞ!」
再び戦闘。ソロン号の危機を地球防衛軍が助けてくれる。
カヤ「地球防衛軍もなかなかやるじゃねえかよ!」
デガス「地球があのような戦闘力のある物を持っていたとは…」
隕石爆弾をさらに投下するようにデガスは命じた。
志岐博士は、玲子と浩に言う。
志岐博士「彼らは最後の力で人類を根絶やしにしようとしているんだ」
ソロン号との通信。
志岐博士「地上は隕石爆弾の攻撃でひどい状態だ。絶対に阻止して欲しい!」
ソロン号は、隕石爆弾を発射している地点に急いだ。そこにはデガスが乗る司令艦がいる。ソロン号のモニターにデガスが映る。
デガス「私が太陽系艦隊司令官デガスだ。今日こそ貴様たちの息の根をとめてやるわ!」
ケン「デガス!勝負しようじゃないか!」
戦闘が始まった。
デガス「次元振動波!」
大きく損害を受けるソロン号。その攻撃が止まった。
ケン「今の攻撃で敵はエネルギーを使い果たしたに違いない」
カヤ「敵が次のエネルギーをチャージするまでに反撃しねえと」
先の攻撃でジロがダメージを受けていた。マリが治療するも、ジロはチョークで「がんばれ」と書き残して死んでしまった。
ケン「くそう!インベムめ、許さないぞ!」
デガス艦から隕石爆弾が発射される。
ケン「ジロ、見ててくれ。お前の仇は必ず討ってやる。みんな、用意はいいか!」
一同「ソーローン!」
変身。ソロン号も変形した。
ソロン号は司令艦を目指して突っ込んで行く。
デガス「こしゃくな!隕石爆弾で打ち砕け!」
再び発射。
ケン「よけきれない!このままつっこむぞ!」
隕石爆弾の隙間を抜けて突進。
デガス「次元振動波!」
だがエネルギーが足りなくて発射できない。
デガス「ええい、役立たずめ!分離だ」
司令艦は先頭部と、隕石爆弾を投下する後半部とに別れた。
ソロン号はその後半部にドリルで衝突した。大爆発。
デガス「やった!隕石の爆発でソロン号もおだぶつだ!」
だが、その爆発の中からソロン号が飛び出してきた。
ケン「もう逃げられやしない!覚悟!」
ケン「よく聞け。お前たちを撃破し、ぼくたちはソロン号でインベム星へ乗り込んでやる!」
デガス「馬鹿め!ババル皇帝は宇宙最強の艦隊で迎え撃つだろう!」
ケン「ババル皇帝に伝えろ!ガイスラッガー3万年の恨みを晴らしにゆくと!」
ソロン号のドリルが司令官の先頭部を貫いた。大爆発。悲鳴と共に宇宙へ放り出されるデガス。
ケン「地球防衛軍もよくやったな。もうぼくたちがいなくても地球は大丈夫だ」
コントロールセンターにケンは通信する。
ケン「博士、インベムの太陽系艦隊は撃滅しました」
志岐博士「ありがとう。それにみんなも無事でなによりだ」
ケン「残念ながらジロが…」
画面に映るジロ。
ケン「博士、ジロはこのまま連れて行きます」
カヤ「おれたちはインベム星に乗り込みます」
ケン「地球はもうソロン号がいなくても地球防衛軍が立派に守ります。
ぼくたちはインベム星が二度と地球侵略をできないように、叩き潰しに行くんです」
浩「ケン兄ちゃん、行っちゃいやだー!」
おんな「おねがい!かえってきて!」
ケン「我々ガイスラッガーとソロン号はインベムへの特攻のために、ソロン王国が作り上げた物です。その使命を果たしに行くんです」
泣く浩。しかしケンは通信を切った。
ケン「ソロン号、発進!」
泣いている浩。その腕時計が光った。文字盤に、ケンたちガイスラッガーの顔が次々と浮かぶ。
浩「ぼくは信じている。ガイスラッガーたちはきっとまたぼくたちん所へ帰ってくる。きっとね…」
その頃…。
ババル皇帝「なに?デガス太陽系艦隊は全滅?ガイスラッガーどもは デガスを倒した勢いに乗ってインベム星へ攻めて来る。来るなら来てみろ!叩き潰してやる!そして地球へ総攻撃をかけてやる!」
宇宙を進むソロン号は、21光年先へワープした。光の中に消えていくソロン号。
デガス「こしゃくな!隕石爆弾で打ち砕け!」
再び発射。
ケン「よけきれない!このままつっこむぞ!」
隕石爆弾の隙間を抜けて突進。
デガス「次元振動波!」
だがエネルギーが足りなくて発射できない。
デガス「ええい、役立たずめ!分離だ」
司令艦は先頭部と、隕石爆弾を投下する後半部とに別れた。
ソロン号はその後半部にドリルで衝突した。大爆発。
デガス「やった!隕石の爆発でソロン号もおだぶつだ!」
だが、その爆発の中からソロン号が飛び出してきた。
ケン「もう逃げられやしない!覚悟!」
ケン「よく聞け。お前たちを撃破し、ぼくたちはソロン号でインベム星へ乗り込んでやる!」
デガス「馬鹿め!ババル皇帝は宇宙最強の艦隊で迎え撃つだろう!」
ケン「ババル皇帝に伝えろ!ガイスラッガー3万年の恨みを晴らしにゆくと!」
ソロン号のドリルが司令官の先頭部を貫いた。大爆発。悲鳴と共に宇宙へ放り出されるデガス。
ケン「地球防衛軍もよくやったな。もうぼくたちがいなくても地球は大丈夫だ」
コントロールセンターにケンは通信する。
ケン「博士、インベムの太陽系艦隊は撃滅しました」
志岐博士「ありがとう。それにみんなも無事でなによりだ」
ケン「残念ながらジロが…」
画面に映るジロ。
ケン「博士、ジロはこのまま連れて行きます」
カヤ「おれたちはインベム星に乗り込みます」
ケン「地球はもうソロン号がいなくても地球防衛軍が立派に守ります。
ぼくたちはインベム星が二度と地球侵略をできないように、叩き潰しに行くんです」
浩「ケン兄ちゃん、行っちゃいやだー!」
おんな「おねがい!かえってきて!」
ケン「我々ガイスラッガーとソロン号はインベムへの特攻のために、ソロン王国が作り上げた物です。その使命を果たしに行くんです」
泣く浩。しかしケンは通信を切った。
ケン「ソロン号、発進!」
泣いている浩。その腕時計が光った。文字盤に、ケンたちガイスラッガーの顔が次々と浮かぶ。
浩「ぼくは信じている。ガイスラッガーたちはきっとまたぼくたちん所へ帰ってくる。きっとね…」
その頃…。
ババル皇帝「なに?デガス太陽系艦隊は全滅?ガイスラッガーどもは デガスを倒した勢いに乗ってインベム星へ攻めて来る。来るなら来てみろ!叩き潰してやる!そして地球へ総攻撃をかけてやる!」
宇宙を進むソロン号は、21光年先へワープした。光の中に消えていくソロン号。
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その後の『氷河戦士ガイスラッガー』
主人公たちがインベム星へと向かうところで終わりますが、残念ながら続編は制作されていません。
前番組は『超神ビビューン』で、後番組は『冒険ファミリー ここは惑星0番地』と再び特撮に戻っています。
前番組は『超神ビビューン』で、後番組は『冒険ファミリー ここは惑星0番地』と再び特撮に戻っています。
18 件