誰もが匙を投げた≪忍者龍剣伝≫どんなラストだったのか?
2017年1月24日 更新

誰もが匙を投げた≪忍者龍剣伝≫どんなラストだったのか?

1988年アーケードで人気を博し、同年テクモシアター第2弾としてFCで発売された横スクロールアクションゲーム。美麗なビジュアルシーンとは対照的に、アクションシーンはシリーズ随一の鬼畜仕様で有名でした。そんな難易度とは裏腹に、ファンの熱い支持は現代まで続き、シリーズは2014年にPS3にまで!ロングラン作品の元となったFCを振り返ってみます。

38,608 view

初作のアーケード版とのつながりは?

アーケード版の龍は若干ネタより

アーケード版の龍は若干ネタより

戦闘の後はカウンターのすし屋で一休み。
頭巾がヘルメットみたいです。
ウォーズマンの亜種のよう。

海外のアジアものに使われがちな
フォントですね。というか中国風。
忍者龍剣伝(アーケード版)

『忍者龍剣伝』の題名の最初の作品で、ファミコン版等との
繋がりはない。

全編通して「西洋人が勘違いした忍者(日本文化)」の
ステレオタイプを下地にした作風である。
(中略)
物語は、1999年、ノストラダムスの血を引くブレードダムスが
アルカトラズから囚人を脱獄させ犯罪組織を結成してアメリカ
大統領を誘拐し、ブレードダムス暗殺のため、東京から「忍」と
呼ばれる暗殺者がアメリカに呼ばれるというものである。
アーケード版はずいぶん忍の曲がった解釈が
前面に出た違う作品だったようですね。

FCが2か月後に発売されていますので、名前が
同じだけの違う作品という認識に近そうですね。

当時のCMは映画の予告版的でした

忍者龍剣伝 CM - YouTube

抜いた剣の寄りのシーンはゲーム中の映像でも
凄い印象に残りましたね。

画面の4分の1程度でのみアニメーションを
映す演出は他の作品でもありましたが、
その形を効果的に使用していたのが
「ドラマティック」の特徴だったと思います。

チラシでは迫力が薄い感じでした

ヒロインの髪型が気になって仕方ないです

ヒロインの髪型が気になって仕方ないです

いえ、まず何よりもリュウがかっこ悪いですね。
映像で見たときは昔の映画のようで
やたらかっこよく見えました。

ヒロインは・・髪型が・・
リーゼントみたいで全然可愛くなかったです。
なぜこんな髪型にしたんでしょう?
謎の女性。名前はラストに判明

謎の女性。名前はラストに判明

説明書で見ても頭がモリッとしてます。
せめて結ばず下せばよかったのでは・・
このゲームは基本親の仇を取るというシンプルな筋が決まっているので
王道の展開ですね。

ですが当時はアクションの後の会話パートが綺麗な映像で当時は
やたら新鮮に思えたものです。

第1章 父の仇討ちに出発するも、囚われの身に

頭巾いらなかったんじゃ?

頭巾いらなかったんじゃ?

主人公。漢字だと「隼 龍」でしょうか。芸名のようです。
海外と同じ読み方にしてる時点で
逆輸入盤のような雰囲気が漂います。

実際は海外版のNINJAGAIDENは翌年
発売なので日本が先行なはずなんですが、
どうしてだったんでしょうね?

しかも忍者外伝というタイトルも二作目感が
漂います。・・謎ですね。
決闘に負けた忍びの父

決闘に負けた忍びの父

当たり前みたいに忍者どうしで決闘してますが
よく考えたらなぜ現代に忍びがいたのかも謎です。

海外の人から見て日本にまだ忍者がいると
ガチで誤解されているのはアーケード版含め
こういったステレオタイプに応えた作品の影響でしょうか。
出ました龍の剣

出ました龍の剣

父は自分が決闘に負けたら
アメリカにいる考古学者スミスを
訪ねるよう手紙を残していました。

親子とも忍者ってどんな
生計をたてていたのやら・・?

ともあれ、第1章ではジェイソンのような
ボスを回転切りでさくっと倒して次へ。
現場に現れた謎の女性

現場に現れた謎の女性

一人目のボスを倒して考えを巡らせていると、
謎の女性が。リュウは早く逃げろと気に留めずに
いると、麻酔銃で撃たれ、囚われてしまいました。

第2章 女性から像を託され脱出

目が覚めると今度は頼み事。

目が覚めると今度は頼み事。

打たれたかと思えば目が覚めた途端
頼み事です。

こちらの女性は続編でも名が変わり
登場するようですね。
アイリーン・ルー
リュウの前に現れた謎の女。CIAの秘密工作員。
コードネームは「シースワロー」。スパイとして
敵地に潜入していた。本シリーズのヒロイン。
シースワローとかそういうくだりが全然
無かったと思うのですが、、謎ですね。

当時プレイしているときはヒロインだとは
思えませんでしたが・・
謎の像を託されます。

謎の像を託されます。

今考えると若干サクラ大戦の甲武みたいです。
像についてはあんまり解説がないですが
エイリアン的な頭部が時代を感じます。
女性の手引きで脱出。2章開始です

女性の手引きで脱出。2章開始です

ここだけ見るとガンダムのミハルみたいです。

有無を言わさず像を渡されたリュウは
脱出。次のボスをまたも回転切りで
さくっと退治してスミスの元へ走ります。
57 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

ゲーム「キャプテン翼」はサッカーゲームの常識を変えた!ファミコン・スーパーファミコンで大人気でした!!

ゲーム「キャプテン翼」はサッカーゲームの常識を変えた!ファミコン・スーパーファミコンで大人気でした!!

ゲーム版「キャプテン翼」は原作にないオリジナルのストーリーやキャラクターがたくさんいてとても楽しかったゲーム作品。そしてサッカーゲームの常識を変えた歴史に残る名作でした。非常に多くのゲーム機で発表されましたが、とくに人気のあったファミコン・スーパーファミコン版をまとめてみました。
青春の握り拳 | 105,556 view
OVA【NINJA GAIDEN】ゲームからアニメ化!魅力や他の忍者コンテンツとの比較!

OVA【NINJA GAIDEN】ゲームからアニメ化!魅力や他の忍者コンテンツとの比較!

海外では圧倒的な人気を誇るゲームコンテンツ『NINJA GAIDEN』。その歴史はアーケード版から始まり、家庭用ゲーム機のソフトとしても発売されました。OVA作品も制作され、 そのキャラクターデザインは後のゲームソフトにパッケージにも採用されました。今回はOVA版に焦点を当て、その魅力の紹介や他の忍者コンテンツとの比較をしていきます。
tsukumo2403 | 1,091 view
『アルゴスの戦士 はちゃめちゃ大進撃(テクモ)』沼田健のノスタルジーX(エックス) ~昭和あるあるマンガはじめました~vol.25

『アルゴスの戦士 はちゃめちゃ大進撃(テクモ)』沼田健のノスタルジーX(エックス) ~昭和あるあるマンガはじめました~vol.25

イラストレーター沼田健さんによる『昭和あるある』4コマ漫画! 懐かしいエピソードに共感して楽しんでもらうもよし、一人でノシタルジーに浸るもよし、あの頃昭和へプレイバック!!今回はアーケードでも人気だったゲームのファミコン移植版「アルゴスの戦士 はちゃめちゃ大進撃」ヨーヨーみたいな武器が懐かしい!
沼田健 | 3,703 view
【ドラクエⅢ】の世界での地名の由来・モデルになった国などまとめ

【ドラクエⅢ】の世界での地名の由来・モデルになった国などまとめ

当時、ドラクエ3の地名や世界地図は無意識に覚えていたかもしれませんが、実はモデルになった国や地名がありました。ドラクエ3をすることによって歴史や地理の勉強もできたかもしれませんね。
M.E. | 329,132 view
「ファミリーサーキット」はナムコから発売されたトップビューレーシングゲーム!視点が変わるとレースゲームはどうなる?

「ファミリーサーキット」はナムコから発売されたトップビューレーシングゲーム!視点が変わるとレースゲームはどうなる?

ファミリーサーキットは1988年にナムコから発売されたファミリーコンピュータ用のゲームソフトです。 デザイナーは遠藤雅伸さん。F1などのカーレースを題材にした1人用のレースゲームですね。車を自由にセッティングできるのが魅力でした。上から眺めるトップビューというのは斬新だったように記憶しています。それではご紹介していきましょう!!
おかむらゆうり | 16,198 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト