―あの青い瞳と哀しい旋律に狂おしいほど魅かれたのだ―　吉井和哉をモデルにした青年との狂おしい恋…　矢沢あいが描いた『下弦の月』。その内容に迫ります！

最初に読んだ感想はただただただストーリーの展開の強烈さにあっぷあっぷと濁流に呑まれるかのように、引き込まれました。強烈すぎて、少しトラウマになったことも。笑
それだけにこの物語の威力はとてつもない威力を放っていました。いや放っています。
数年たった、今読み返して。
やはり描写力に驚くばかり。
綺麗な線の美しさに加えて、美しい人の線はそれだけでも魅了されるというのに、感情のひとつひとつの機微に心を揺る動かされました。
ただただただ頭を真っ白になりたい！っていう人にほんとうにお勧めしたい作品です。

他のファン感想

矢沢あいさん作の
下弦の月上巻下巻を
読み終えたんですけど
涙出し切ってドライアイぎみに
なりましたまる
— W.けにー (@sol_kenny75) May 26, 2018

矢沢あい作品ってどれもすごく好きなんだけど
特に「下弦の月」がわたしには衝撃的すぎてずっと忘れられない作品になりました、、！

あらすじとかおおまかな内容とか一切知らずに読んでほしい。どんな話なんだろうってゼロから読み進めて欲しい。内容に数倍驚けると思う、、！
— ⭐ピタぱん⭐️CC福岡@小悪魔覚醒😈海未ちゃん (@pitapan2525) November 3, 2017

矢沢あい「下弦の月」/愛読書の1つ。孤独と絶望を抱えた満月の夜に生まれた愛。彼女は霊としてさ迷いながら、自分の存在価値を知り、生きていく希望を知る。彼女を救うべく奔走する4人の小学生の友情・成長もその1つ。彼女が彼といつか再会する日まで、精一杯生きていくことを心から願うばかりだ。 pic.twitter.com/Tp5fDCCAp3
— ナツメ (@kafspri) October 30, 2017

ワクワクして、切なくて、キュンキュンできる。こんな素敵な漫画に出会えてよかった。
ミステリー、恋愛、様々な形で楽しむことができます。そして矢沢あい先生にハマり他の漫画も読むと、また違うかたちで楽しむことができると思います。ぜひ読んでみてください
下弦の月矢沢あい全3巻#漫画 pic.twitter.com/cyrgCJkdf2
— 権瓦源次郎 (@_gengiro) July 9, 2017

終わりに…

あの頃はほんとはほんの表面の部分しかストーリーを理解できなかったんだなと。
また再び大人になった今、読み返すと……。
一度目は、“人の思い”は誰かを突き動かすこともある、その希望に胸を打たれ、
二度目は、「ああ、これは“死んでしまった二人の生きた証”だったんだなぁ」とだから散りばめるひとつひとつエピソードの強烈さが今となってわかるようになりました。
本作品はミステリーの皮を被っていますが、人の強烈な“想い”が詰まったそんな物語です。
これは何度も読んでも、また違う視点を読み解いて楽しめる内容だと思います。
眠れぬ夜にどうか、この本をお供に。
ちなみに映画化もされています。
主演は栗山千明さんと成宮寛貴さんとHYDEさん。
こちらも必見。