ツポレフTu-22ブラインダー
垂直尾翼の基部両側に強力なジェットエンジンを設けた、特異な高速爆撃機で、1961年のツシノ航空ショーでデビュー。
ヨーロッパ、黒海方面及び極東にも配備されたソ連自信の機体だった。
ヨーロッパ、黒海方面及び極東にも配備されたソ連自信の機体だった。
via pbs.twimg.com
ツポレフTu-95ベア
後退翼のついたターボプロップ機で、ジェット機に近い高速性を有している。
戦略爆撃の主力機として、150~300機作られたといわれている。
ミサイルをつけたベアB、電子偵察型のベアC、哨戒型のベアDがある。
戦略爆撃の主力機として、150~300機作られたといわれている。
ミサイルをつけたベアB、電子偵察型のベアC、哨戒型のベアDがある。
ツポレフTu-114輸送/早期警戒機クリート/モス
Tu-95爆撃機の胴体を太くした長距離旅客機として25機作られたが、その後は早期警戒機として使われた。
1959年のパリ航空ショーで初公開され、1965年にAn-22が出現するまでは世界最大の輸送機だった。
1959年のパリ航空ショーで初公開され、1965年にAn-22が出現するまでは世界最大の輸送機だった。
哨戒機
ツポレフTu-26バックファイヤー
ソ連の新型戦略爆撃機で、外翼が約20度から55度の範囲で変わる可変後退翼を持っている。
アメリカのB-1と同様、障害物回避レーダーを持ち、低空を障害回避しながら進攻出来るものとみられる。
アメリカのB-1と同様、障害物回避レーダーを持ち、低空を障害回避しながら進攻出来るものとみられる。
ベリエフBe-12(M-12)チャイカ(メイル)
1961年のツシノ航空ショーで初公開された世界最初の実用ターボプロップ付き水陸両用飛行艇である。
機首部の大きな波押え板と、飛沫を防ぐための水平尾翼の大きな上反角が目につく。
また、本機はこのクラスでの世界記録を9つ樹立している。
機首部の大きな波押え板と、飛沫を防ぐための水平尾翼の大きな上反角が目につく。
また、本機はこのクラスでの世界記録を9つ樹立している。
イリューシンIL-38メイ
ターボプロップ旅客機IL-18Dを基にして発展させた機体で、1970年ごろから海軍航空隊の主力対潜哨戒機として採用されていたとみられる。
尾の部分からは固定式MAD(磁器探知装置)の感知部が張り出している。
尾の部分からは固定式MAD(磁器探知装置)の感知部が張り出している。
輸送機
via yalibnan.com
アントノフAn-22アンチス
1965年に登場した大型ターボプロップ輸送機で、1968年にC-5(ギャラクシー)が出現するまでは、世界最大の飛行機であった。
後部荷物積込口の扉の後半は上方に開き、その下面には積込用ホイストのレールがあり、貨物室天井のレールと繋がって2.5トンウインチ2個で、多量の貨物を処理することが出来る。
後部荷物積込口の扉の後半は上方に開き、その下面には積込用ホイストのレールがあり、貨物室天井のレールと繋がって2.5トンウインチ2個で、多量の貨物を処理することが出来る。
イリューシンIL-76キャンディッド
1971年のパリ航空ショーでデビューした四発ジェットの貨物輸送機である。
40トンの貨物を、5,000kmの遠方まで全天候で6時間以内に運ぶように開発された。
しかも未舗装の飛行場でも容易に離着陸出来るように、車輪数も多くしている。
コンピューターを使用した自動航法装置や自動着陸装置が取り付けられているとされる。
40トンの貨物を、5,000kmの遠方まで全天候で6時間以内に運ぶように開発された。
しかも未舗装の飛行場でも容易に離着陸出来るように、車輪数も多くしている。
コンピューターを使用した自動航法装置や自動着陸装置が取り付けられているとされる。
ヘリコプター
カモフKa-25ホーモン
ソ連海軍において、小型空母から飛び立ち、索敵から攻撃まで行う対潜ヘリコプター。
捜索レーダー、ソナー、魚雷やミサイルを装備しており、同軸反転式二重ローターは油圧装置により、自動的に後方へ折り畳まれる。
捜索レーダー、ソナー、魚雷やミサイルを装備しており、同軸反転式二重ローターは油圧装置により、自動的に後方へ折り畳まれる。
ミルMi-6フック
20,000kgの重量物を搭載して高度2,738mに達したり、100kmのコースを時速340.15kmという画期的な速度を記録した超大型ヘリコプター。
最大70名の武装兵、あるいは12トンの貨物を搭載することが出来る。
最大70名の武装兵、あるいは12トンの貨物を搭載することが出来る。
イギリスの「ハリアー」より大きく、推力変向式のリフトエンジンと、操縦席の後ろにもう一つのリフトエンジンを持つ。
翼下に500kg爆弾やロケット弾のポッドを吊るすようになっている。