via img.hmv.co.jp
通算11枚目のアルバムは、ハードに攻めるアグレッシブなロック・ナンバーあり、ソフトに流れるバラードあり、広大なサウンドで展開するナンバーあり、の意欲的な作品。なお、初期のナンバーやここ数年のシングルの別バージョンなどで構成されたベスト盤『アリ』を同時リリースした。過去と現在を比べてみることもできる。
1996年に無期限の活動休止を発表し、長らく沈黙していたが2007年より活動を再開した。
1986年活動休止前にバンドが作った曲の通算枚数は、シングル10枚、オリジナルアルバム12枚、ベストアルバム、ライブアルバム4枚。映像作品3本です。
1986年活動休止前にバンドが作った曲の通算枚数は、シングル10枚、オリジナルアルバム12枚、ベストアルバム、ライブアルバム4枚。映像作品3本です。
解散後、13年ぶりの再結成を果たす
再結成についてボーカルのISSAYが語りました。
数年前にベースのHALが事故で大けがをして、少し良くなってきた時に音楽をやりたいと言い出したんです。有志が集まって彼の家に行って曲を作ったり、リハーサル・スタジオで作品作りを始めたりしました。その時に集まっていたメンバーがDer Zibetに近いメンバーでした。その後ドラマーの MAYUMIが入って、気がついたらDer Zibetに。
スタジオに入った時は、これから何があるのか楽しみだなっていうのが一番強かったです。デビュー前までずっと一緒にいたオリジナル・メンバーのキーボード、MAHITOが戻ってきてくれて、バンドを結成した頃の感じにすごく近いワクワク感がありましたね。
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結成後は、シングル1枚、アルバム6枚、ライヴベスト盤1枚、映像作品5本を製作しています。
結成25年目のアルバムにBUCK-TICK櫻井敦司が参加しました。
BUCK-TICKの櫻井敦司氏がISSAYのファンなのは有名な話で、このアルバムでは2人のコラボした曲を聴く事が出来ます。
Der Zibet/Buck-Tick Masquerade (with lyrics) - YouTube
Sakurai sings along-side Issay, from Dir Zibet. Song is called Masquerade
via youtu.be
本作は、書き下ろしの新曲はもちろん、初のセルフ・カヴァー、そして貴重なライヴ音源も含む全15曲を収録。1991年にリリースされた『思春期II-Downer Side-』収録曲「マスカレード」のカヴァーでは、盟友の櫻井敦司(BUCK-TICK)が参加しており、ISSAYと櫻井による唯美で妖艶なヴェルヴェット・ヴォイスの応酬は必聴ものだ。
ボーカルISSAYがバンドの事や音楽について語る
当時、バンド『Der Zibet』が周りからはどのように言われていたのか?について
色々と言われましたけど、思い出すと腹が立つ事が多いですね(笑) ちらっと聴いただけで“歌謡ロック”と言われたり、あと一番主流だったのは“ヨーロピアン・デカダンス”でしたね。あとは、ステージングを見た人達がシアトリカルと言ったりしていましたね。
ISSAYさんが考える「ロック」について
ロックは僕の生き方を変えてくれたもののひとつです。僕が一番悩んでいたときに、一番明確に、僕に、君がそういうふうに悩んでいるのは正しいと言ってくれた表現がロックだったんです。いろいろ本を読むとその悩みに対する答えやヒントはたくさん書いてあったんだけど、悩んでいること自体が正しいと言ってくれたのはロックだった。
「ヴィジュアル系」もそうですが「ロック」もまた触れた人の数ほど定義があるかもしれません。