どんな設定?
タイトル表記は「スパイVSスパイ」だが、読み方は「スパイ アンド スパイ」である。 アメリカンコミックス「Spy vs. Spy」のゲーム化で、コミックの著者はAntonio Prohias。
Spy vs. Spy - YouTube
勝敗が黒地白抜きの文字で1-0と出るあたり、やはりブラックです。
今はあまりこういう作品見られませんから、貴重ですよね。
今見ても充分面白いです。
各スパイのキャラクター設定
1Pのヘッケルはケムコの産業スパイ、2Pのジャッケルはトムコと言う
ライバル会社の産業スパイと言う設定で、2人が奪い合う設計図は
ゲーム界の元締めであるジンテンドウの開発した新型ディスクシステムの
設計図とされていた。
モノトーンのキャラクターがケタケタほくそ笑むシーンは必死になりながら
なぜかひんやりさせられました。というか、、そもそも彼らは人間??
顔はカラスのような形で、上記アニメーションで見ると体は完全に人間。
謎ですね。
原作作者はキューバ人のアントニオ・プロフィアス氏。
新聞で風刺漫画を描かれていたそうです、これまた納得。
「SPYvsSPY」には公式に3人目のスパイがいることはご存知だろうか。 pic.twitter.com/wOYA7CpPB0
— HED(スペハリ蒐集家) (@HEDabsymbel) November 8, 2015
説明書には、ヘッケルとジャッケルのプロフィールも載ってました。
ちなみに、こんな感じです。
ケムコ特命スパイ『ヘッケル』
身長:1m20cm
体重:25kg
服の色:白
目の色:ダークブルー
性格:冷静沈着・ネアカ
特技:ファミコン・射撃ゲーム
トムコ特命スパイ『ジャッケル』
身長:1m18cm
体重:30kg
服の色:黒
目の色:ブラウン
性格:ハードボイルド
特技:早寝・早起き
見ると益々謎の生き物です。
体重も身長も小さい。目の色の設定とかサングラスしてるのに
いつ見られるんでしょう?!
ヘッケルはファミコンが得意だったんですね。何やってたんだろう?
ネアカで冷静ってこれまた対照的な・・
ジャッケルはハードボイルドな早寝早起きって・・一体二人は何歳の設定だったんでしょう?
やっぱり謎の生き物ですね。
始めるまえに
時折気になるポイントにつっこみながらご説明します。
画面は上下に双方が表示される仕様です。
実は、この双方がなにをやっているか見られるという設定が先手をとるポイントです。
でも結局、自分の策も忘れて溺れたりするので、レベル後半になると何が何やらです。
ゲームの仕様は3パターン。
TRAININGと、以下の二つ。
VS COM(COMが自爆することが結構多かったような気がします・・)
VS PLAYER(本番!)
レベル8の面までありますが、基本は
<アイテム収集→奪い合い、殺し合い→飛行場への扉で脱出>の繰り返しになります。
プレイ中に何回死んでるかカウンターが出てたらもっとシュールだったろうなあと
思い返されます・・。
アイテムと罠 これのために走り回る!
・カバン (無いとアイテムが1個しか持てない)
・設計図 (スパイ二人共の目的)
・パスポート (顔同じだから一つしかない・・?)
・ドル袋 (言うまでもない)
・鍵 (今考えたら何の鍵・・?飛行機?)
<罠と回避方法>
罠を仕掛ける際は荷物を持てないので、手ぶらの状態で仕掛けなければなりません。
また、罠はどこにでも仕掛けられます。策に溺れないように本当に注意。
・ダイナマイト 家具に設置可能。家具を調べた時点で爆発します。
→赤の防火道具入れから白いバケツを持って来れば回避可能です。
・スプリング 家具に設置可能。家具を調べた時点で相手を吹き飛ばし、
壁にぶつけて殺します。
→白い道具入れからペンチを持って来れば回避可能。
(壁にぶつけて殺すレベルのバネって外せるものなのでしょうか)
・硫酸バケツ ドアに設置可能。ドアを通過した時点で硫酸を浴びせ、殺します。
→傘立てから傘を持って来れば回避可能。
(溶けない傘って設定も凄いです。)
・時限爆弾 部屋全体に設置可能。入室すると顔が青くなり、2秒たったら爆発します。
レベルにより元から仕掛けられている部屋もああります。
→顔が青くなった時点で早々に部屋を出れば回避可能。
(青くなるところが見えない武器=ガスを連想して怖かったです。)
→罠に倒れると制限時間が30秒ずつ削られ、制限時間が残り0になったときには
ゲームオーバーになります。罠にはめればはめるほど有利になるので目的を
忘れがちになったり。
→ゲームのレベル後半になると1階・2階にフロアが分かれますが、階を降りる際
速度が強制的に落ちるため、階段のある部屋に時限爆弾をよく仕掛けて
相手を陥れました。おおしたたかな子供時代・・
武器と進め方
二人が同室に居合わせた場合、強制的に戦闘になります。
武器は
素手・こん棒・ナイフの三種類。
ナイフが無双だった記憶があります。
相手に持たせないために、武器を全部確保したり。
<進め方>
武器、カバンを含むアイテムはマップ上に青く表示され、各キャラクターは白黒で表示されます。
カバンに4種類のアイテムを入れて、制限時間内に空港のドアを出た方の
勝ちとなりますが、アイテムが揃っていないのに空港のドアを開けると、
はじかれて一回気絶になります。
アイテムをすべて揃えた段階で、壮絶な奪い合いに大概なりますが、揃える前に
飛行場行の扉のある部屋に時限爆弾を仕掛けたり、先手を打ったもののそれを
忘れたり、とにかくいろいろ試した記憶があります。おお恐ろしい。
明らかに同年発売されていたソフトとは温度が違いましたから、すごく納得です。