選手生命を奪う怪我から復活した野球選手
2019年4月4日 更新

選手生命を奪う怪我から復活した野球選手

野球選手にとって怪我は選手生命に関わる重大な問題であり、致命的なトラブルになることもしばしば。今回はそんな怪我から復活した懐かしい野球選手を特集してみました。是非最後まで読んでみてください。

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バランス型内外野手で、高い打撃力で長年にわたり活躍した杉浦さん。
1985年には、やや高齢ながら中堅手にコンバートとなり、打撃成績が急上昇しました。
そして翌年1986年に怪我をしてしまいます・・・
しかし、1987年には見事復活してカムバック賞を獲得。1992年にも怪我により一旦引退を表明しますが、日本シリーズ史上初の「代打サヨナラ満塁本塁打」を放つなど、最後まで活躍を見れてくれた選手でした。
1993年に41歳で引退しますが、それまで長打力は健在だったといいます。

村田真一

村田 真一(むらた しんいち、1963年12月5日 - )は、兵庫県神戸市出身の元プロ野球選手(捕手、右投右打)。コーチ。野球解説者、野球評論家。愛称は「チュウ」(練習で泥だらけになった姿から「ドブネズミ」と呼ばれ、そこからネズミの鳴き声である「チュウ」となった)「牛カルビ」(ズムサタのコーナーで度々牛カルビが好きと連呼していたことからファンからカルビと呼ばれるようになった)。
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村田さんといえば立て続けにデッドボールで危険な目にあった方でしたね。

1994年にヤクルト戦で頭部にデッドボールを受け、激昂してピッチャーマウンドに詰め寄ろうとした時に数歩で倒れ込み、そのまま病院へ。
ちなみに、その後巨人からヤクルトへの報復デッドボールがあり、乱闘騒ぎになりました。そして、これが後の危険球即退場ルールに繋がったと言われています。

村田さんは1999年にも横浜戦で頭部にデッドボールを受け、顔面骨折で入院。リスクが少ないからと全身麻酔ではなく局部麻酔で行った為、激痛の中で顔の骨をドリルで削ったとか。
しかし、その後見事に復帰し、2000年にはリーグ優勝への貢献のみならず、日本シリーズでも優秀選手賞を受賞する活躍を見せて攻守でチームの日本一に大きく貢献してくれました。

吉村禎章

吉村 禎章(よしむら さだあき、1963年4月27日 - )は、奈良県御所市出身の元プロ野球選手(外野手)、 下記のとおり、1980年代後半の巨人の主力打者として活躍。1988年、プレー中に「交通事故レベル」と言われる大けがを負うも、不屈の精神で復帰を果たし、その後も代打の切り札として活躍した。 現在は読売ジャイアンツ一軍打撃総合コーチ。
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1988年の中日戦、不慮の事故が起きてしまいました・・・
レフトを守っていた吉村さんはフライを捕球しようとした際、センターを守っていた栄村忠広さんに横から突っ込まれ、まるで交通事故の様な惨劇が起きてしまいます。
左膝の4本の靱帯のうち3本が完全に断裂し、さらに神経まで損傷するという大怪我。
選手生命どころか、日常生活もままならない状況となってしまいます。実際この時、一時的に障害者認定も受けたそうです。
この大怪我は、当時の日本の医療レベルでは手に負えるものではなく、村田兆治さんの執刀もしたフランク・ジョーブ博士による手術となりました。
そして過酷なリハビリに耐え忍び復活。復活後の代打の初打席ではセカンドゴロでしたが、大声援の中、吉村さんは涙ながらに走ったそうです。

桑田真澄

桑田 真澄(くわた ますみ、1968年4月1日 - )は、大阪府八尾市出身の元プロ野球選手(投手)、野球解説者・野球評論家、野球指導者。プロゴルファーの桑田泉は実弟。独立リーグ選手の桑田真樹、ブライダルモデルのMattは実子。
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1995年の阪神戦で小フライを捕球した際に右肘を強打してしまいます。その試合中、途中降板するまでは通常通りの投球を続けていたものの、後の検査で側副靭帯断裂の重傷を負っていたことが判明します。そして治療の為に左手首から健全な靭帯を移植するトミー・ジョン手術を行う為に渡米することになったのです。

1995年の残りのシーズンと1996年はリハビリの為、全く出場出来ず、もう難しいだろうと思わていました。
しかし、1997年に復帰。マウンドに立った時にひざまずきながらプレートに右肘をつけたシーンは大変有名になりました。

カズ山本

山本 和範(やまもと かずのり、1957年10月18日 - )は、福岡県小倉市(現:北九州市小倉北区)出身の元プロ野球選手(外野手)。1994年シーズン後半戦から1995年シーズンまでの登録名はカズ山本。現在はよしもとクリエイティブ・エージェンシースポーツ部に所属し、カズ山本の芸名でタレント活動する傍ら、社会人野球クラブチームの福岡オーシャンズ9の監督を務めるなど多方面で活躍している。
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