累計70万枚のヒットを記録した『ほっとけないよ』
この『ほっとけないよ』で楠瀬誠志郎は11枚目のシングルにして初のチャートランクインを果たした。
オリコン最高位6位、累計売上は約70万枚。
オリコン最高位6位、累計売上は約70万枚。
楠瀬誠志郎『ほっとけないよ』(PV)
ピアノを弾きながら、楽しくて仕方がないという表情で歌う楠瀬の表情が印象的であった。
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「ほっとけないよ」が、これだけ売れたのは、単純にドラマの主題歌として起用されたことが、一番大きな理由だと思います。
でも、それより何より、レコード会社の担当ディレクターはもちろん、僕のためにずっと力になってくれた人達の、「売れて欲しい」という想いがやっと評価されたことが、僕にとっては何よりも嬉しかったですね。
楠瀬さん、あなたはどれだけ謙虚でどれだけ良い人なんだ!
こんなコメントを見たら応援せずにはいられない。
ヒットが出ない時期から支えていた人たちも、きっとこんな人柄に魅せられたのかもしれない。
こんなコメントを見たら応援せずにはいられない。
ヒットが出ない時期から支えていた人たちも、きっとこんな人柄に魅せられたのかもしれない。
『ほっとけないよ』はダウンタウン浜田雅功が歌うかもしれなかった!
2010年11月8日、楠瀬誠志郎がフジテレビの音楽番組『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』に出演、『ほっとけないよ』で変わらぬ美声を披露した。
その際、当初は『ほっとけないよ』を、この番組の司会者であり、『ADブギ』に出演していたダウンタウン浜田雅功が歌う予定であったという衝撃の事実を明かした。
「ダウンタウンの浜田さんが歌うかもしれないので、浜田の声に合わせて少しキーを高めにして欲しい」とスタッフから依頼があったという。
その際、当初は『ほっとけないよ』を、この番組の司会者であり、『ADブギ』に出演していたダウンタウン浜田雅功が歌う予定であったという衝撃の事実を明かした。
「ダウンタウンの浜田さんが歌うかもしれないので、浜田の声に合わせて少しキーを高めにして欲しい」とスタッフから依頼があったという。
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もし、実現していれば浜田雅功は1993年のGEISHA GIRLS(芸者ガールズ)や、1995年のH Jungle with tとしてよりもかなり前に歌手デビューしていたことになる。
浜ちゃんバージョンの『ほっとけないよ』も聴いてみたかった…。
浜ちゃんバージョンの『ほっとけないよ』も聴いてみたかった…。
その後、立て続けにチャートインを果たす。
『ほっとけないよ』のヒットで知名度を大きく高めた楠瀬誠志郎。
温かいメロディーと爽やかな歌声、確かな歌唱力が認められ、『君と歩きたい』、『とっておきの季節』、『星が見えた夜』と、それまでランクインしなかったのがまるで嘘のように4作連続でセールチャートにランクインした。
温かいメロディーと爽やかな歌声、確かな歌唱力が認められ、『君と歩きたい』、『とっておきの季節』、『星が見えた夜』と、それまでランクインしなかったのがまるで嘘のように4作連続でセールチャートにランクインした。
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郷ひろみがカバーした『僕がどんなに君を好きか、君は知らない』がヒット
楠瀬誠志郎が1989年10月にリリースした4枚目のアルバムタイトル曲『僕がどんなに君を好きか、君は知らない』を郷ひろみがカバーし、1993年1月にリリース。
フジテレビ系ドラマ『正しい結婚』の主題歌にも起用され、最高位43位ながらジワジワと売り上げを重ね、「2億4千万の瞳」以来9年ぶりにヒット曲(17.7万枚)となった。
フジテレビ系ドラマ『正しい結婚』の主題歌にも起用され、最高位43位ながらジワジワと売り上げを重ね、「2億4千万の瞳」以来9年ぶりにヒット曲(17.7万枚)となった。
郷ひろみ『僕がどんなに君を好きか、君は知らない』
作詞:芹沢類、作曲:楠瀬誠志郎、編曲:山本健司
楠瀬バージョンとは一部歌詞が異なっている。
この曲をきっかけに翌1994年「言えないよ」、1995年「逢いたくてしかたない」と続けてオリジナルのバラードを発売し、いずれもロングヒットを記録。
この1990年代のバラードヒット3曲を総じて郷ひろみのバラード3部作と呼んでいる。
楠瀬バージョンとは一部歌詞が異なっている。
この曲をきっかけに翌1994年「言えないよ」、1995年「逢いたくてしかたない」と続けてオリジナルのバラードを発売し、いずれもロングヒットを記録。
この1990年代のバラードヒット3曲を総じて郷ひろみのバラード3部作と呼んでいる。
この『僕がどんなに君を好きか、君は知らない』は楠瀬にとって挑戦的な姿勢で臨んだ曲だったという。
それまで洋楽志向でアルバムを作っていたが、邦楽(=ジャパニーズポップス)志向で、日本語を重視したアルバムを作りたいと、まず日本語のタイトルを先につけ、それから曲を作り始めた。
それまで洋楽志向でアルバムを作っていたが、邦楽(=ジャパニーズポップス)志向で、日本語を重視したアルバムを作りたいと、まず日本語のタイトルを先につけ、それから曲を作り始めた。
自分の中では、初めて「邦楽」を作ろうという姿勢で作った曲だったので、その曲が、郷さんの力をかりて、認知されたことは、とても嬉しかったですね
楠瀬バージョンも聴きたいとの声が多く、郷ひろみのリリースから約半年後、『僕がどんなに君を好きか、君は知らない』を楠瀬誠志郎14枚目のシングルとしてリリース。
男女年齢を問わず人気の高いラブソングとして、楠瀬誠志郎の代表曲のひとつとなった。
男女年齢を問わず人気の高いラブソングとして、楠瀬誠志郎の代表曲のひとつとなった。