ここもカットやシーン単位で色がコロコロ変わったりするので、上記したイマドキのグレーによるカラーリングでも悪くはないのだが、選出したいくつかのカットでは、どれも明確にミディアムブルーで塗装されているバックパックが多かったので、今回はそれに準ずることにした。
こうして完成させてみると、確かに可動や解像度、ディティールの密度では、その後のRGやORIGIN版には劣るのかもしれないが、いやいや、なかなかどうして、アニメ版ザクの見立てとしては、HGUC版ザクは、今見ても一級のポテンシャルを保っている名作プラモデルであるといえよう。
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光の国から愛をこめて
フリーランスライター・脚本家・演出家・元映画助監督・制作進行
市川大河が語る、ウルトラマン、ガンダム、日本のカルチャー