昭和~平成を定点観測し続けた「こち亀」を文化史料として捉えた「『こち亀』社会論」が好評発売中!!
2020年11月27日 更新

昭和~平成を定点観測し続けた「こち亀」を文化史料として捉えた「『こち亀』社会論」が好評発売中!!

1976年から2016年にかけて週刊少年ジャンプに連載された人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」を大衆社会における文化史料と捉え、昭和~平成期の日本社会をこち亀を通じて紐解いた書籍「『こち亀』社会論」が現在好評発売中です。

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昭和~平成を定点観測し続けた「こち亀」を文化史料として捉えた「『こち亀』社会論」が好評発売中!!

1976年から2016年にかけて週刊少年ジャンプに連載された人気漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」を大衆社会における文化史料と捉え、昭和~平成期の日本社会をこち亀を通じて紐解いた書籍「『こち亀』社会論」が現在好評発売中です。価格は1870円(税込)。

表紙はこちらです!

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「『こち亀』社会論」ではこち亀を現代の「浮世絵(※後述)」として捉え、連載期間に起こった「バブル経済」「IT革命」といったキーワードや、時代に即応したビジネスアイデア、さらにはポリティカル・コレクトネスといった文化の変遷など、その時代ごとの定点観測を行ってきたこち亀を通じて、昭和~平成期の日本社会の歩みを追っていきます。

なぜこち亀は「浮世絵」なのか?

浮世絵の特徴は大きく3つ。上から目線の芸術ではなく大衆・庶民のための娯楽であったこと、「時代の今」「大衆のニーズ」を素早く取り入れていたこと、精緻な描き込みによる史料的価値があること――だ。

『こち亀』は、この3点を完全に満たしている。世俗を非エスタブリッシュメント、すなわち生活者の目線で描き、社会や人々の生活・気分・好奇心を、濃厚なまま、希釈することなく、過剰な装飾で見栄え良く整えることなく、できるだけその時代の空気をとじこめる形で、そのまま史料保存した漫画作品。それが『こち亀』だ。
via 「第0章 「浮世絵」としての『こち亀』」より

本書で取り上げられる「こち亀」のエピソード!!

「『こち亀』社会論」は第0章から第8章までで構成されており、「庶民目線の生活と経済」「住宅と都市論からみる東京の昭和・平成史」「『こち亀』が添い寝した技術立国ニッポン」といった見出しで、それぞれの切り口で日本社会を振り返っていきます。ここでは、その中から本書で採用されたと思われるエピソードの一コマを振り返っておきましょう。当時の記憶が蘇ってくること請け合いです!

バブルの口火/地価狂乱で9億円をせしめる両津(第1章)

23区同士の序列(第2章)

「Windows 95」のパソコンブームにかぶりついた『こち亀』(第3章)

「せんべいを若者に売る」リブランディング(第6章)

「『こち亀』社会論」のご購入はこちらから!

「ビビッドアーミー」と「こち亀」のコラボが開催決定!

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