この対立構造で校内の正常化が図られつつあったが、この過程で学園の汚職が発覚し、花房悦子(安西マリア)が汚職追及に立ち上がる。
しかし、他の教師陣は自らの保身を第一に考え、非協力的だった。
校長は花房が不正を訴えるビラを刷るなどの行動を行っていることを知り、彼女を封じる為、新田らを利用する。
汚職追及の協力を求める為に溝口家を訪問した花房。「頼りになるのはもうあなただけ」と協力を依頼するが、溝口は日本酒をあおるばかりで取りつく島もない。
正体不明の覆面の集団が花房を尾行し、草むらに押し倒し、暴行する。
彼らはグループのトレードマークであるヘビのイラストがプリントされたジャンパーを着ていた。
その場からなんとか逃げ出した溝口の妹・淳子は途中、トラックに轢かれ、重体となる。
病院に運ばれた淳子を見守る溝口は喜多条らの仕業と勘違いし、病室に現れた喜多条を激しく殴打する。何も言わずに殴られ続ける喜多条だった。その直後、淳子は息を引き取る。
その後、溝口は学園側の罠だと知る。また、喜多条も新田の手下を拷問し、自白から事件のカラクリに気付く。そして、学園への怒りに震える。
喜多条たちは、報復すべく学校に向かおうとする。が、そこへ現れる溝口。「妹は死んだ。ガキの出る幕じゃねえ。おとなしくうちに帰って寝な。これは俺個人の問題だ」そう言い残し、溝口は単身学園へ乗り込み、辞表をたたきつけた後、校長・難波に襲いかかる。
すかさず新田を中心とする体育会系グループの妨害にあい叩きのめされる溝口だが、そこへ喜多条らがバイクに乗って登場し加勢する。
新田が理事長たちの不正を知りながら、学園を守るのが自分の義務だと信じ敢えて従っていたことを知った喜多条らは、新田たち体育会系グループと死闘を演じ、これをたたき伏せる。
一方難波を追いつめた溝口は、難波の日本刀攻撃に苦戦するが、最後には必殺のパンチを難波に浴びせ勝利する。
乱戦の影響で炎につつまれる学園。無数の警官が到着。溝口と喜多条は、互いにふしぎな絆で結ばれたことを感じ取り、共に警官隊に向かって歩を進める。
将来を期待されながらも不良行為を行う息子を父親が叱責するシーンがある。
しかし、喜多条は反抗的な態度で、型にハマることを拒絶する。