人は誰でも恋におちる。映画「恋におちて」、ここで描かれている恋をゲス不倫と呼んでいいものだろうか?
2017年6月1日 更新

人は誰でも恋におちる。映画「恋におちて」、ここで描かれている恋をゲス不倫と呼んでいいものだろうか?

恋におちて」は切ない大人のラブストーリーです。純愛と言ってよいでしょう。だた、この映画は不倫をテーマにしていますからはたして純愛とよんでいいのやら?!かと言ってゲス不倫の一言ではかたずけられない、そんな大人のファンタジーです。

7,261 view
フランクとモリー

フランクとモリー

デートに何を着ていくかで悩むモリーがとてもカワイイです。女性はいくつになってもこんな感じなのでしょう。恋する乙女に年齢など関係ないですからね。
しかし、それでも一線を越えることができない二人なのでした。
その日、モリーは、父の死の知らせを聞いた。一方、アンは、フランクのよそよそしい態度に感づき、問い正した。モリーとの関係を白状すると、アンは、フランクのもとを去った。フランクがヒューストンに立つ日、モリーに電話するが、夫のブライアンが阻み、フランクは1人で出発する。
フランクとアン

フランクとアン

正直にアンに自分の気持ちを、モリーのことを打ち明けるフランク。「しかし、何もなかった」と。結果「プラトニックだったらなお悪い」とアンにやり返されるはめになってしまします。
それから1年、またクリスマスの季節がやってきた。運命に操られるかのように、2人は、あのリゾート書店で再会するのだった。
フランクとモリー

フランクとモリー

2度目の運命のクリスマスイブがやってきます。一度は笑顔で別れた二人でしたが、思いを断ち切ることが出来ずモリーが乗る電車に飛び乗ったフランク。満員電車の中、お互いの存在を確かめた二人は抱き合うのでした。
物語はここで終わります。
再会した二人がどうなるのかは、気になるところではありますが、何も語られません。このまま一緒になったのか?それとも別れてしまったのか?現在の映画であれば白黒はっきりとつけるように思いますが、曖昧にして余韻を残す終わり方が80年代的ですかね。

それでは、その余韻を残すラストシーンをフランクとモリーの再会のシーンからご覧ください。

INNAMORARSİ - MERYL STREEP & ROBERT DE NIRO

フランクとモリーの再会のシーンからラストまでの映像です。
ゲス不倫がどうしたこうしたと話題になる今の日本では生まれることのない映画です。生まれないし、生まれたところで誰も共感しないでしょう。不倫ものですからねぇ。
「不倫は許さない!しかし、この映画のように二人は別れたのだから付き合っても問題はない」と声高らかに叫ぶ人には永遠に分からないのが「恋」というもののような気がします。

Amazon | 恋におちて [DVD] | 映画

927
ロバート・デ・ニーロ, メリル・ストリープ, ハーベイ・カイテル, ダイアン・ウィースト, ウール・グロスバード, マイケル・クリストファー 邦画・洋画のDVD・Blu-rayはアマゾンで予約・購入。お急ぎ便ご利用で発売日前日に商品を受け取り可能。通常配送無料(一部除く)。
日常生活や夫婦に疲れたり、自分の人生をふと思い直したりする世代になった人たちには、男女を問わず、思わずに「ある、ある・・・こんな機会・・・」と感じるシーンをキッカケに、微妙な男と女の関係が物語られる大人の一編です。
恋に落ちたことがある人に贈る大人の映画です。
31 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

姦通から【不倫】へ!社会現象を起こしたドラマが”不倫”を作った!?

姦通から【不倫】へ!社会現象を起こしたドラマが”不倫”を作った!?

昔は”不倫”を「姦通」と表現していました。いつしか姦通が不倫へ変わり、一般的にも使われるようになりました。不倫と呼ばれるようになった背景には、あのドラマが影響しているようです。姦通から不倫に変わった理由を掘り下げていきます。
ガチャまま | 6,196 view
「金曜日の妻たちへ」の小川知子は、魅力的すぎ。まさに不倫をするために生まれてきたかのようです。

「金曜日の妻たちへ」の小川知子は、魅力的すぎ。まさに不倫をするために生まれてきたかのようです。

「金曜日の妻たちへ」を観て世の女性たちは不倫をしてみたいと思ったに違いありませんが、世の男性は絶対に不倫する!と心に強く誓ったことでしょう。その理由は小川知子。それほどまでに「金妻」の小川知子は魅力的なんです!!
obladioblada | 4,271 view
ウディ・アレンの傑作『マンハッタン』は、大人の恋愛映画の教科書である、たぶん。

ウディ・アレンの傑作『マンハッタン』は、大人の恋愛映画の教科書である、たぶん。

なんとも美しい映画なのだ。オープニング、クイーンズボロー・ブリッジのシーン、ラストシーン・・・どこをとっても良い。内容的には、大人の恋愛事情が下世話な部分もあるが、モノクロ映像がそんなところも解消してくれている。『アニー・ホール』と双璧の傑作『マンハッタン』は、大人の恋愛映画の教科書と言ってもいい、たぶん。
東龍太郎 | 4,115 view
ロバート・デ・ニーロ主演の『ディア・ハンター』はただのベトナム戦争の映画ではないのだ!

ロバート・デ・ニーロ主演の『ディア・ハンター』はただのベトナム戦争の映画ではないのだ!

若者の心の在り様を丁寧に描き、その友情と苦悩を描き切ったロバート・デ・ニーロ主演の『ディア・ハンター』。ベトナム戦争をテーマにした映画としてひとくくりにされることもあるが、それだけではない。想像もつかないことが起きてしまう今の時代。そんな、無力さに心折れる時にこそ、何が大切かを教えてくれる映画なのだ。
東龍太郎 | 10,433 view
ゴースト ニューヨークの幻 心がキュッと切なくなるラブストーリーは今なお心に残る感動作

ゴースト ニューヨークの幻 心がキュッと切なくなるラブストーリーは今なお心に残る感動作

ゴースト ニューヨークの幻 公開から26年経った今でも、この名作は不動のものとして根強い人気があります。 私、モリオッティが個人的に号泣した名シーンをご紹介。涙を流して心のお洗濯しませんか?
moriotty | 28,526 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト