子供だけでなく、大人をも魅了する特撮ヒーロー。中でもスーパー戦隊シリーズは、次々と新たな特撮ヒーローを生み出しています。
本格的なファンタジー世界を構築した恐竜戦隊ジュウレンジャーは、以降のスーパー戦隊シリーズにも踏襲されることとなった6人目の戦士のレギュラー化などスーパー戦隊シリーズの新時代を築き、当時の子供たちから絶大な支持を集めました。
本格的なファンタジー世界を構築した恐竜戦隊ジュウレンジャーは、以降のスーパー戦隊シリーズにも踏襲されることとなった6人目の戦士のレギュラー化などスーパー戦隊シリーズの新時代を築き、当時の子供たちから絶大な支持を集めました。
恐竜戦隊ジュウレンジャー
via www.toeihero.net
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(きょうりゅうせんたいジュウレンジャー)は、1992年(平成4年)2月21日から1993年(平成5年)2月12日までテレビ朝日系列で毎週金曜17:30 - 17:55(JST)に全50話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第16作目に当たる。
あらすじ
太古の昔、地上には恐竜と恐竜から進化した人類である恐竜人類、妖精族が共に暮らしていた。しかし、1億7千万年前、恐竜人類の部族の長の一人が悪魔と契約し人類滅亡を画策する。古代恐竜人類の中で最も栄えた五大部族たちは、守護獣と共に悪魔と悪魔に魂を売った魔女バンドーラと戦った。激闘の末、悪魔を撃退し、惑星ネメシスにバンドーラとその手下たちを封印したものの、世界は大氷河に覆い尽くされ、恐竜は絶滅してしまった。
その後、恐竜人類は長い年月の間に消え、妖精族は新たに進化した人間に溶け込み暮らしていた。ところが、地球に再接近したネメシスに調査のために降り立ったスペースシャトルの乗組員たちが誤って封印を解いてしまい、バンドーラが復活。地球を荒れ果てた星にしようと企む。しかし、長い眠りについていた古代恐竜人類の戦士たちもまた、ジュウレンジャーとしてバンドーラたちと戦うために不思議仙人バーザによって目覚めたのであった。
6人目の戦士ドラゴンレンジャーの登場や、守護獣の真の姿である究極大獣神の復活を経て、ジュウレンジャーは地上に残された最後の恐竜の卵を巡る神と悪魔との決戦へと向かう。
その後、恐竜人類は長い年月の間に消え、妖精族は新たに進化した人間に溶け込み暮らしていた。ところが、地球に再接近したネメシスに調査のために降り立ったスペースシャトルの乗組員たちが誤って封印を解いてしまい、バンドーラが復活。地球を荒れ果てた星にしようと企む。しかし、長い眠りについていた古代恐竜人類の戦士たちもまた、ジュウレンジャーとしてバンドーラたちと戦うために不思議仙人バーザによって目覚めたのであった。
6人目の戦士ドラゴンレンジャーの登場や、守護獣の真の姿である究極大獣神の復活を経て、ジュウレンジャーは地上に残された最後の恐竜の卵を巡る神と悪魔との決戦へと向かう。
主な登場人物
スーツカラーはレッド。24歳。ヤマト族プリンス。正義の戦士。変身後のジャンプ力は40m、走力は3.6秒/100m。優れた剣術と真っ直ぐな性格の持ち主であり、正義に燃える熱血漢のリーダー。神である守護獣を慕ってはいるが、一方で理不尽な命令に対しては反論すると同時に自分の正義も訴える等、芯の強さも見せる。
元々はヤマト王族の黒騎士の次男で、1歳の時に養子としてヤマト国王に引き取られたが、本人はその事実を兄であるブライの登場まで知らなかった。その養父母と10歳になる妹を1億7千万年前のバンドーラとの戦いで失っていることもあって、実の兄のブライを慕う気持ちは強い。
スーツカラーはブラック。27歳。シャーマ族ナイト。知恵の戦士。変身後のジャンプ力は38m、走力は4.2秒/100m。ブライを除くメンバーの中では最年長のサブリーダー。メンバーで唯一古代文字を読める。感情をあまり表に出さない冷静な青年だが、クールというよりもむしろ自然や子どもを愛する穏やかで心優しい面が目立つ。経験豊富で状況判断にも優れ、バンドーラからも「ジュウレンジャーを影で支えてるのはゴウシ」と評価されており、ブライ絡みになると冷静さを失うゲキを諌めることもある。第28話で描かれたアルバイトは交通整理。幼いころに両親を亡くしており、姉のオトメに育てられたが、1億7千万年前のバンドーラとの戦いの際に目の前で失ってしまったため、仲の良い兄弟・姉妹を見るとそのことを思い出す。
スーツカラーはブルー。19歳。エトフ族ナイト。勇気の戦士。「冗談じゃねえよ!」が口癖。変身後のジャンプ力は38m、走力は3.8秒/100m。斜に構えたところもあるが、陽気なお調子者で、ムードメーカー的な一面も持つ。若干短気でつっけんどんな面があり、第2話では年下のボーイとメイに危機感の欠如を叱られたり、すぐ弱音を吐くなど戦士としては未熟な部分もある。しかし、自身の軽率な行動で仲間が危機に陥ったときには深く反省するなど、根は素直で困っている人を放っておけないお人好し。第28話で描かれたアルバイトはラーメン屋の皿洗い、接客、配達。メンバーの中では一番早く現代に順応しており、漫画を読んで大笑いしたり、原宿でナンパをしたり、パソコン欲しさにバイトも真っ先に行なった。
スーツカラーはイエロー。15歳。ダイム族ナイト。希望の戦士。変身後のジャンプ力は34.5m、走力は3.2秒/100m。元気かつ律儀で、最年少ながらダンより戦士としての意識は高い面も見せる。第35話では6人に分身するタイガー分身の術を使うなど、我流で忍術まがいの動きを身に着けており、変身前でも身軽な動きを見せる。
スーツカラーはピンク。17歳。リシヤ族プリンセス。愛の戦士。変身後のジャンプ力は30m、走力は5.2秒/100m。花を愛する可憐な少女で、子ども好き。常にメンバーを気遣い、リーダーのゲキを盛り立てることも忘れないまとめ役だが、少し生真面目すぎるところがたまにキズ。一人になっても戦い続ける頑張り屋な面もある。
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スーツカラーはグリーン。31歳。ゲキの実の兄であり、ヤマト族黒騎士の息子だが、王族の支流にあたるため劇中ではプリンスを名乗っている。力の戦士。変身後のジャンプ力は50m、走力は2.8秒/100m。両手先にエネルギーを集中して青い破壊弾を放つ技を使える。アクセントは「ブライ」となることが多い。第17話より登場。初期メンバー同様、1億7千万年前から復活した戦士。純粋かつ喜怒哀楽の激しい性格。8歳の時にヤマト王の養子となった弟・ゲキと生別し、父は野心の末にヤマト王に反逆して殺されている。後に国を脱出して妖精の森に住み着き、ヤマト王への憎悪と父の遺言に従い「王になる」という野心とプライドを心の支えにして特訓に励む日々を送った。成長するにつれ父の非は理解するようになるが、同時にやり場のない憤りを感じており、ヤマト王の死後はその矛先をヤマト王の養子となっていた弟・ゲキへと向けるようになっていった。
via d.hatena.ne.jp