人に隠れて悪を斬る、忍者戦隊カクレンジャー見参!
忍者戦隊カクレンジャーは、スーパー戦隊シリーズ史上初のレッド以外の女性メンバーがリーダーであり、二部構成による作劇、モチーフが忍者、敵のモデルは妖怪と和風テイストでありながら、アメコミ調の擬音など独自の演出が取り入れられた意欲的な作品です。
忍者戦隊カクレンジャーは、スーパー戦隊シリーズ史上初のレッド以外の女性メンバーがリーダーであり、二部構成による作劇、モチーフが忍者、敵のモデルは妖怪と和風テイストでありながら、アメコミ調の擬音など独自の演出が取り入れられた意欲的な作品です。
忍者戦隊カクレンジャー
via atmatome.jp
『忍者戦隊カクレンジャー』(にんじゃせんたいカクレンジャー)は、1994年(平成6年)2月18日から1995年(平成7年)2月24日までテレビ朝日系列で毎週金曜17:30 - 17:55 (JST) に全53話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第18作目に当たる。
あらすじ
戦国時代、忍者達は人間界を征服しようとする妖怪達と激しい戦いを繰り広げていた。長い戦いの末、鶴姫を筆頭とする5人の隠流忍者が伝説の三神将より与えられた「封印の扉」の内部へ妖怪の総大将ヌラリヒョンと妖怪達の膨大なエネルギーを封じ込めることに成功する。妖怪達は指導者と力を失い、衰退していった。
それから400年後、忍者が人の世から廃れた現代で一般人として暮らしている隠流の末裔達である猿飛佐助の子孫・サスケと霧隠才蔵の子孫・サイゾウの二人は、人間社会に溶け込み隠れ暮らしていた妖怪カッパに騙されて「封印の扉」を開けてしまい、妖怪達を復活させてしまう。
先祖代々「封印の扉」を見守ってきた鶴姫家の24代目である鶴姫は妖怪の復活を察知し、封印の5忍者の末裔、サスケとサイゾウそして三好清海入道の子孫・セイカイと児雷也の子孫・ジライヤを集め、ともに「カクレンジャー」として妖怪を再度封印することを決意した。
クレープ屋を営みながら妖怪封印の旅を続ける5人であったが、ばらばらに動いていたはずの妖怪達の裏から邪悪なる存在が現れ、次第に彼らは苦しい戦いを強いられるようになっていく。
それから400年後、忍者が人の世から廃れた現代で一般人として暮らしている隠流の末裔達である猿飛佐助の子孫・サスケと霧隠才蔵の子孫・サイゾウの二人は、人間社会に溶け込み隠れ暮らしていた妖怪カッパに騙されて「封印の扉」を開けてしまい、妖怪達を復活させてしまう。
先祖代々「封印の扉」を見守ってきた鶴姫家の24代目である鶴姫は妖怪の復活を察知し、封印の5忍者の末裔、サスケとサイゾウそして三好清海入道の子孫・セイカイと児雷也の子孫・ジライヤを集め、ともに「カクレンジャー」として妖怪を再度封印することを決意した。
クレープ屋を営みながら妖怪封印の旅を続ける5人であったが、ばらばらに動いていたはずの妖怪達の裏から邪悪なる存在が現れ、次第に彼らは苦しい戦いを強いられるようになっていく。
主な登場人物
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猿飛佐助の子孫。サブリーダーでメンバー最年長。
カッパに騙され、妖怪のエネルギーを閉じ込めていた「封印の扉」を開けてしまった責任からカクレンジャーの一員となる。
サイゾウとはカクレンジャー結成前からの付き合い。スケベで猪突猛進気味な面があるが、戦いの際には冷静沈着さを見せる。江戸っ子口調で、よく妖怪相手に「やい○○!」と啖呵を切る。
メンバーが妖怪の罠に落ちてたった一人になっても諦めない不屈の闘志で、メンバーのピンチを救うのはいつも彼の役割である。
敵の罠を見抜く鋭い勘の持ち主で、第2部「青春激闘編」からは自分を見失った鶴姫を殴りつけるなど、鶴姫の良き理解者的存在になっていった。
メンバーの中でも特に潜在能力が高く、寝る間も惜しんで厳しい修行を行っている。多彩な忍術・剣術を使いこなし、特に「分身(わけみ)の術」を得意とする。シリーズ初の「リーダーではないレッド」であるが、その性格から仲間を引っ張っていく役割を果たすことが多かった。
コスケという従弟がいる。花火が大好き。喫煙者でもあるが、後に禁煙した模様。
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隠流鶴姫家の24代目総領にして5人のリーダー。
封印の扉を開けて窮地に陥ったサスケとサイゾウを救い、カクレンジャー招集を決意する。
彼女のみ名前が漢字表記であり本作品オリジナルのものだが、他のメンバー同様にその名は先祖から受け継いだ名前である。
1978年7月22日生まれで、メンバー最年少の15歳。後に16歳になる。男勝りで勝気な紅一点。仲間への慈愛も深く、傷ついた仲間を見捨てる事は、たとえ人形であっても出来ない。物語後半からは7歳のときに亡くなったと聞かされていた父を慕うあまり、自身を見失うこともあった。
また、幼馴染の雪代・月代とともに「おしおきセーラー三姉妹」を結成してカマイタチと対決したこともある。第26話で実は「超」がつくお嬢様だったことが判明。第6話でモクモクレンから求婚されたり、Vシネマでオンブオバケに襲われたりと度々妖怪に付け狙われた。
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霧隠才蔵の子孫。古くからの付き合いであるサスケと同様の理由で、カクレンジャーの一員となる。
女と金に目がないが、情にもろくて困った人に対しては損得勘定抜きで助けずにはいられないので、子供達からも慕われる。しかしその情にもろい性格が災いし、妖怪の策略によくハマってしまう。
「財布が無くなる」「アミキリに買ったばかりの車を叩き切られる」「ヌッペフホフに顔を奪われる」「新年のおみくじで大凶を引く」など、メンバー中でも特に不遇さが目立つ。また、「○○なのよ」、「許さないわよ」など、言葉遣いが妙にオカマ臭い時があったり、「俺の天下一の顔が」などと、ナルシストじみた発言も時折している。
水遁の術とサスケ同様剣術を得意としており、目隠しをしたまま裁縫が出来るなど忍者としての素質はある。剣の持ち方は逆手。第2部以降は、特にセイカイと行動をともにすることが多い。
三好清海入道の子孫。鶴姫に招集された4人目のカクレンジャー。
ゲーセン通いをしている「現代っ子」で、軽い性格のため争い事を好んでいなかったが、一緒に遊んでいた子供と共に妖怪ロクロクビに襲われたことから戦いに身を投じる。争いごとを好まないのは、やや気が弱くお人よしな面もあるからだが、自ら認めるようにここ一番には強い。
体格は大柄ではないが、先祖が三好清海入道であるためか怪力の持ち主である。「どっこい!」が口癖。
食べることと女性には目がなく、かつて鶴姫に告白をしたこともあるが特に進展はない。先祖からも「くの一には用心」と釘を刺されている。忍之巻を手に入れるための試練の旅を始めて以降、サイゾウと行動をともにすることが多いが2人でピンチになってしまうことも多い。初登場時にはナレーション(講師役)に「一見おっちょこちょいで、実は超おっちょこちょいのおっちょこちょい男」と紹介されていた。
児雷也の子孫。5人目のカクレンジャー。
彼の一族は家伝の巻物を奪ったアズキアライを追ってアメリカに渡っていたが、アズキアライが日本に向かった事を知って帰国し、鶴姫達に合流する。強靭な脚力を持ち、近接戦闘を得意とする。その格闘技術は生身でも妖怪を倒すほど(実際ドロタボウを圧倒した)。特技はローラースケートと射撃で、初登場時など何度かウエスタンスタイルを披露した。
アメリカ出身のためか日本語が得意でなく一見クールで寡黙な性格に見えるが、テレビ番組のヒーローにのめり込んだり、サントリー・ダイナミックのCMから生まれた流行語を口走ったりするなど素はノリやすい性格。一人称は「ボク」だが、第18話では「オレ」になっていた。10歳のとき何者かに父親が目の前で惨殺され、その真犯人である育ての親・ガリを自らが倒すなど、誰よりも苦難多き人生を歩んでいる。
via www.moegame.com
シリーズ初となる人間体を持たない追加戦士で、三神将の弟子。師匠達と同様の理由で外見は人でないが、寒い所ではクシャミをする、雪だるまに化けた際に花のくノ一組から耳のあたりに息を吹きかけられて赤面するなど、人間的な描写が多い。伸縮自在で親指大から巨大ロボサイズまで変化できる。武器は背中に負った忍者刀ニンジャソード。
1000年前に老婆に化けた妖怪大魔王に騙されて大勢の人たちを傷つけてしまい、その罰として壺に閉じ込められ宇宙に追放されていた。かなり単純で熱くなりやすく、クリスマスプレゼント欲しさにオオムカデが化けた偽サンタに騙されるなどおっちょこちょいな面が目立つが、大の妖怪嫌いであると同時に正義を重んじており、一度も悪に寝返ったことはない。子どもが大好きで、気は優しくて力持ち。妖怪大魔王封印後、三神将と共に地上を去った。