「万博好きやん(scan)研究所開設!」 2025年大阪万博に向けた提言…的なの。(第6回)
2017年7月14日 更新

「万博好きやん(scan)研究所開設!」 2025年大阪万博に向けた提言…的なの。(第6回)

作家・木原浩勝が所長を務める「万博好きやん(scan)研究所」は大阪万博2025の実現を徹底応援!1970年に開催された大阪万博(日本万国博覧会)当時の凄まじい熱量と日本の底力を”ディスカバリー&フューチャー(温故知新)”としてコラム上に再現するとともに、2017年から2025年の日本社会を予測。大阪万博2025を実現に導く為の提言をどこよりも熱く展開します。

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「大阪万博2025」の空想会場内!

私たちはここまで大阪万博2025の空想全景を「地上」「地下・上空」とそれぞれに空想してきた。

地上のあちこちには、高層ビルディング型パビリオン(全てのパビリオンという意味ではない)と立体型駐車場。地下は都市的に作られ救護や介護センターに巨大な物流システムやライフラインのインフラが構築され、様々なEVが正面衝突することなく活躍できるハイウェイ構想。そして上空は青空の見える開閉可能機能を有する全天候型のクリスタルパレス化。

さらにモノレールやロープウェイ。人の移動にライドや「動く歩道」も当然ありまくる。(大阪万博1970ですでにやっていることなんか書いたら空想力がもったいないのでここまで省略してきたに過ぎない)

これではまるでアニメの描く未来都市・・・・・・近未来SFコラムのようになってきたが笑い飛ばされる応援コラムであることも目的の一つなのでもう少しお付き合い下さるとありがたい。
さて、前回は全景を予想したので今回は会場内。訪れる人々がどのように万博を楽しむのか。2025年の会場内を空想してみたい。
先に、2025年の万博は体感型あるいは収集的消費による万国博覧グッズ販売の展開を予想した。(安直なのは百も承知。しかしキャラクターは必要だし、様々な商品とのコラボレーションはもっと必要だ)

いずれにしても多種多様な体験を通じて、その場で気軽に越境ECを楽しむ来場者の姿……。

これら一連の流れは、「キャッシュレス」かつ可能な限り「手ぶら型」となるのが、(会場内での手荷物追加を極力減らしたいと言った方が正確かもしれない)私たち研究所の理想とするところだ。
つまりハンドバッグ以外の「手荷物不要型万博」だ!
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身動き出来ないほどの人の波の中をガラガラ引っ張って回るキャリーケースなんか邪魔で危ないに決まっている!
お客様を極力この手荷物から解放して差し上げるのが、大阪万博2025の願いでありたい!

だとすれば、宅配便のような配送受け付けブースが場内の至る所に点在しそうな感は免れないが、そんなのはつまらない。(海外の人は利用しにくいし会場風景には合わない)

そうではなく、入場したときの手荷物以外一切モノを手にせずに会場を後にするケースをポピュラーとしたいのだ。
そこで提唱したいのが来場者個々人の購買データを一括管理して、出口や駐車場で受け取ったり、翌日自宅に配送されるシステムだ。しかもその場での現金決済をしない。和製英語で言うならば「キャリーオーバーレスシステム」だ!
2017年時点のFintech熱が2025年にどのような形で花開いているのかは分からないし、ビットコインがメジャー通貨単位になっている可能性だって現時点では不明であるが、会場内で気軽に購買を楽しむ来場者が、いちいち自動販売機や各店先で現金決済を行う姿は想像したくはない。

しかもこれらは行列、通行妨害の減少になるし、防犯にも役立つだろう。
さらに言えばこうでもしないと高齢者に手荷物が増える。さすれば「早く帰ろう」に直結すること間違いなしだからだ。
入場後わずか2時間で「もう帰ろう」となるような事態があってはならない!

さて、この問題に本気で取り組むならもう一つ大事なシステムの構築が必要だ。
それが「オートクロークシステム」だ。
会場入り口で必要なモノだけを入れたハンドバッグ以外の荷物をボックスに入れて保管するのだ。

その際、重量記録を取っておいて、持ち主側と照合して、預けているうちに無くなった・・・・・・などという事態を回避したい。(この照合システムは後ほど)
もちろんコスプレイヤーさんなどの手荷物は別ルートを設けなければならないから先の会場内搬送システムを利用して目的地まで運搬だ。
お預かりした手荷物ボックスは高度に管理され、帰るために出口に近づくとセンサーで自動的に窓口に運ばれていて素早く受け取れて、帰りの混雑の緩和となるようにしたい。

保管場所もシステム管理も移送システムも大変なのはわかっている。
しかし、1970年の大阪万博にはほとんどなかった車輪付きキャリーケースは、人混みの中でのトラブルやケガの元になることは明白なのだ。

このシステムを海外に売り込むつもりで是非実現させていただきたい。
だってこれはテロの防止に大いに役立つシステムなのだし、基本となるベースは成田空港の手荷物のカーゴ預かりにあるのだから不可能というほどのことはない。

多くの人でごった返す中で次々と増える手荷物は、疲労、トラブルの元凶間違いなし。
そこへ若者やツーリストのキャリーバッグは、ともすれば凶器になりかねない。

これに対応してこそ「未来社会型万博」ではないだろうか?
「オートクロークシステム」と入り口のボディチェックがあれば、武器や爆発物の会場持ち込みはほとんど水際で防止できるのだから、対フランスのためにも必要なシステムだ。

ところで読者の皆様に先に救護や介護の重要性を提唱したことをご記憶だろうか?ここからさらに飛躍したい。
そのキーワードは「迷子」だ。
もちろん1970年とは違う意味合いの「迷子」。すなわち「大人の迷子」を予想したいのだ。
これは会場内の地理に迷うことのみでなく、急な体調不良や不測の事態で同伴者と逸れる可能性を含めている。
「スーパーハイテク迷子対策」は驚くほど重要だ!
当時を体験している人ならば憶えているかもしれないが、1970年の大阪万博には子供用に「迷子ワッペン」があった。

私たちが考える2025年の大阪万博はそんな単純なモノではない!

「超高性能」「超小型にて軽量」しかも「完全防水」のウェアラブル端末を入場口で貸し出す。(年齢や体型など各パターンに応じて機能最適化が為されていることはもちろんのことだ)
表示モニターにはチケットや決済機能も備わっており、GPSはもちろん、バイタルチェック機能も備えたものだ。(当然ながら超々高度のセキュリティ管理システムあってのことというのは言うまでもない)

これによって来場客は会場内で自由に物品を購入し、自分の現在位置情報はもちろん、はぐれた家族の位置、会場内イベント情報、高齢者(もしくは希望者)体調危機管理まで(熱中症の予防など)を網羅するのだ。

ここまで無関係に思われていたかもしれないが、
実はこれらをAIスピーカーでの作動を基本としてチケットレス・キャッシュレス・手ぶら・配送・迷子・登録人物サーチ・言語翻訳(言語別対応)・会場情報・位置・体調アラーム・救護要請・手荷物預かり証(重量記録)・万歩計・交通情報・テロへのセキュリティ対策)までを2025年の大阪万博内で一本線にしたいのだ。
会場システムが白紙でも、実機が未完成でも、このAIスピーカー搭載型ウェアラブル端末のデモンストレーションバージョンを使って(もちろんスクリーン投影はパソコン画面で対応)、来年11月の開催地決定会議でプレゼンしたらきっとウケると思う。

もちろん高齢者大国の長期開催国際イベントなればこその「未来社会デザイン」のためだ。
そもそもパビリオンのハード面はどこの国が建設したって似たようなものが出来るのです。機能特化した何らかのシステムを作らなければ他国との差別化は難しいのだ。

これには、もしかすると会場入り口でウェアラブル端末を貸し出すパターンと他所で購入するパターン、個人の所有端末に「万博アプリ」をインストールして事前に対応するパターン、更には海外からの渡航客には空港で「EXPOsimカード」を配布して対応するパターンなど、来場客の想定ケースに応じたきめ細かい対応が有効となるのだろう。

まだ見ぬ2020年東京オリンピックの「お・も・て・な・し」をはるかに超える細やかな配慮というわけだ。
一つの会場に万国の人々が長期間に渡って集中するイベントに対応する「未来型システム博覧会」になったらいいなぁ……という日本的とも言えるサービスの空想なのだがいかがだろうか?

そもそもが高齢者大国だ。体調危機管理のためのバイタルチェック機能は、会場内での不測の事態を未然に防ぐ点では大きく効力を上げる可能性を秘めている。
真夏の水分補給アドバイスはもちろん、映画「マイノリティー・リポート」のように体調の急変が予想される来場者のもとに速やかに救護スタッフが地下通路をEVで急行するなどできれば「いのち輝く未来社会のデザイン」を具現化してると言えないだろうか?

そう!会場内という“社会内”で個人に対応してこそ未来社会のモデルケースとなりうるのだ。
次回の第7回では、大阪での万博開催のために絶対必要な会場機能について書きたい。
えっ!? “絶対必要”って言い切るの?
はい、言い切ります。

パリに、世界に勝つためにはどうしても必要だと我々は提唱したいのです。ご期待下さい。

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