RX系ガンダムの変遷と後継種ガンダムの発展を調べてみました。(2)
2017年7月25日 更新

RX系ガンダムの変遷と後継種ガンダムの発展を調べてみました。(2)

さて前回はプロトタイプ系のRX-78-1号機から8号機までをご紹介いたしましたが、この機体の性能に着目した連邦軍上層部はこの機体たちのさらなる高性能化を図らんべくある計画を立案することになりました。また高基準なパーツ選定で採用されずにいたパーツもかなりの数が残っていた問題も解決しなければならず、一年戦争中、様々な取り組みから生まれたRX系ガンダムやその派生型が計画され実行されたものもありました。

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はじめに

地上戦闘でのザクⅡの圧倒的能力

地上戦闘でのザクⅡの圧倒的能力

一年戦争序盤から中盤にかけて行われた第一次から第四次地上降下作戦から始まった市場での戦闘は、それまでMSを余りにも侮っていた地球連邦軍の上層部を慌てさせることとなりました。そこでUC0078から始まっていた、テスト的実験計画であった「RX計画」を「V作戦」に統合し、ジオンにはなかった全自動のCAD=CAMシステムを用いて半年程度でRX-78-1を完成させています。
それはそうとして、コミック本サイズの最初の「MSV」、コミックボンボン(講談社)・テレビマガジン(講談社)・テレビランド(徳間書店)・月刊ホビージャパン(ホビージャパン)・月刊OUT(みのり書房)等に掲載されたもの、バンダイから発売されたプラモデル「MSVシリーズ」の中で設定されたはずのものがすり合わせに明らかに失敗していたようで、特に4号機以降の扱いなどでは後にかなり強引な解釈をせねばならなくなりました。

アレックスについて

RX-78NT-1 アレックス

RX-78NT-1 アレックス

頭頂高 18.0m
本体重量 40.0t
全備重量 72.5t
装甲材質 ルナ・チタニウム合金
出力 1,420kW
推力 計174,000kg
35,000kg×2
7,000kg×2
8,000kg×6
センサー
有効半径 5,900m
武装 60mmバルカン砲×2
90mmガトリング砲×2
ビーム・サーベル×2
ビーム・ライフル×1
ハイパー・バズーカ×1
シールド×1
搭乗者 クリスチーナ・マッケンジー
その他 姿勢制御バーニア×19 
ニュータイプ (NT) 能力の成長により、乗機のRX-78-2 ガンダムを上回る反応速度を得ていたアムロ・レイのために新開発された機体。機体色はRX-78-2のトリコロールに対し、こちらはほぼ白青のツートンカラー。コードネームのアレックス (ALEX) はRXをもじったものと、装甲積層試験 (Armor Layered EXamination) の略称となる。機体各所にマーキングされたU.N.T.SPACYは地球連邦軍の極秘計画コードを表し、それぞれUnder Normal Tactics(非通常戦術)SPecial Assortment Construction Yard(特別分類建造場)を意味する。
RX-78系の中で4番目に作られたとされていますが、この機体が登場する「ポケットの中の戦争」は実は富野由悠季氏が監督をしていない「ガンダムシリーズ」の中では珍しい作品でした。
この作品を制作するに当たってその担当者が「MSV」の存在を詳しく知らなかったのではないか・・・という疑問が僕の中で残っています。
実際には別に4号機は5号機と共に開発され、実戦投入されていることが次第にハッキリとしてくると4号機が複数存在していたことになってしまいますよね。コミックボンボンからまとめられた「MSV」「MSV-R」では3号機(G-3)までしか表記されていませんでしたし「M-MSV」の時代になってから画稿が起こされ、またゲーム「機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…」などの設定はこの後という事もあり混乱を招いたようです。次第に連邦軍各軍によってそれぞれ開発していたものの一機であるとか、(漫画『機動戦士ガンダム MSジェネレーション』での設定)4号機5号機をニュータイプ用に改修したものであるとかの設定が出来てしまっていまして、これは未だに統一されていないようです。

RX-78NT-1FA

ガンダムNT-1 チョバムアーマー装備

ガンダムNT-1 チョバムアーマー装備

重量 95.0t
推力 計216,000kg
35,000kg×2
7,000kg×2
8,000kg×6
7,000kg×6
その他 姿勢制御バーニア×13
一年戦争末期に連邦軍内で進められていたフルアーマーオペレーションの一環として開発された複合装甲。「チョバム」 (CHOBAM) は(Ceramics Hybrid Outer-shelled Blow up Act-on Materials, セラミックス複合外装による爆発反応材質)の略。本作品におけるチョバムアーマーの名称は、旧世紀の同名の装甲技術と、開発にチョバム地方の技術者が関わっていたことに由来する
北極基地でコンテナに積まれていた時点でチョバムアーマー装備状態だったですね。それにしても中立地帯のサイド6での使用試験とは地球連邦軍も何でもあり!みたいなかんじだし、そこに侵入、強襲をかけてしまいましてや作戦失敗となれば核まで打ち込もうとするジオン軍もかなりキレていたんだな~という戦況だったのでしょう。

陸戦型ガンダム

RX-79 「G」

先行量産型モビルスーツ、陸戦型ガンダム

先行量産型モビルスーツ、陸戦型ガンダム

頭頂高 18.0m
本体重量 52.8t
全備重量 73.0t
装甲材質 ルナ・チタニウム合金
出力 1,350kW
推力 52,000kg
センサー
有効半径 5,900m
武装 ビーム・サーベル×2
胸部バルカン砲
マルチランチャー
ビーム・ライフル
100mmマシンガン
180mmキャノン
ショート・シールド
バズーカ
ミサイルランチャー
ネットガン
ガンダム・ハンマー 他
RX-79は連邦軍における量産MS計画初期の機体として扱われる。宇宙戦闘用の装備はすべて取り外し、完全な陸戦用の機体として再設計された。戦時急造された本機だが、内蔵されたデバイスの多くは新規設計となっており、陸戦型ジムと共通規格である。同時にジェネレーターや通信機器等はRX-78からの型落ち品を流用。また、MSを地上で運用する必要から、地上運用に必要な各種装備や整備のための無数のアクセスハッチ、内部空間などを設計に盛り込まれている
RX-79[G] 陸戦型ガンダム カレン・ジョシュア曹長機

RX-79[G] 陸戦型ガンダム カレン・ジョシュア曹長機

「ジム頭」の愛称で友軍から呼ばれる
出典 GUNDM EXCEED
量産型と呼ばれていますが実際は20機ほどしか生産されませんでした。元々、RX-78系の品質検査に適合しなかったパーツを流用していたのでそんなに数があるわけは無いですよね。それでも陸戦型ジムとの共通出来る部分もかなりあり、それでメンテナンスを補える部分もあって、地上戦に限り、RX-78 -2に匹敵する性能を有していたようです。

RX-79[G]Ez-8

陸戦型ガンダムEz-8 

陸戦型ガンダムEz-8 

頭頂高 18.0m
本体重量 51.5t
全備重量 71.7t
装甲材質 ルナ・チタニウム合金
超硬スチール合金(ザクIIの部品を流用) 他
出力 1,380kW
推力 52,000kg
センサー
有効半径 5,900m
武装 ビーム・サーベル×2
35mm頭部バルカン砲×2
12.7mm対歩兵用旋回式バルカン
ビーム・ライフル
100mmマシンガン
180mmキャノン
シールド 他
搭乗者 シロー・アマダ
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