映画のみどころ
前作と違い、今回はたのきんの3人それぞれが歌う場面もあるのですが、特に横浜の山下公園を舞台に3人で踊るミュージカル・シーンは必見です!
他にもヨッちゃんのギターやスケボーシーン、後半でのマッチの身に危険が迫るシーンなども見ものです。
ちなみに主演のマッチは撮影期間中にコンサートでステージから落下し、左手を骨折してしまったため、急遽映画の中で喧嘩により骨折する設定となったそうです。
豪華なキャスト!
監督も同じく河崎義祐が務め、撮影は「裸の大将放浪記」(1981年)、「ゴジラ」(1984年)、「きけ、わだつみの声 Last Friends」(1995年)など、数々の作品を手がけた原一民が担当しました。
そしてキャストですが、主演を務めるたのきんトリオはもちろんの事、本作には数多くの有名人が出演しています。
ミヤコ蝶々や三木のり平、宍戸錠、藤田進、なべおさみ、小松政夫、志賀勝、寺田農に、ラビット関根(関根勤の旧芸名)やブラザー・コーンまで!
特別出演として、司葉子もクレジットに名を連ねています。
誰がどんな役で出演しているのか、色々探してみるのも面白いかもしれませんね。
主題歌はもちろん「ブルージーンズメモリー」
歌うのはもちろん主演のマッチです。
映画は1981年7月11日に公開されましたが、この曲はそれより一ヶ月前の6月12日にRVCから発売され、オリコンでの最高位は1位!
またこの年の年間チャートでも11位を記録した大ヒット曲です。
それもそのはず、作詞作曲は当時のヒットメーカー、松本隆&筒美京平のコンビ。
手がけた曲はほとんどが大ヒットとなっている、そんなゴールデンコンビによる楽曲なのです。
当時は曲中にセリフがある曲が多かったのですが、 この曲の「さよならなんて言えないよ ばかやろー!」のセリフはマッチ自身が考えたそうです。
尚、バックコーラスは山下達郎と竹内まりやの二人が担当しています。
昭和を代表するヒット曲で、当時のアイドル路線の王道とも言える「ブルージーンズメモリー」。
聞いた事ない方は一度聞かれてみてはいかがでしょうか。
近藤真彦 / ブルージーンズ・メモリー
— Wolfman (@bobbyjean0120) July 12, 2016
マッチはこれが一番!
丁度、夏の時期に流行ってたんだよなぁ
歌いてぇー♪ https://t.co/98fcFav7lO
店内再生中…近藤真彦「ブルージーンズ・メモリー」 マッチ一流のオーガニックで人間味あふれる歌唱が胸を打つ。当時よくあったエレキギターとコーラスをいかした歌謡アレンジ。名曲だ。 #再生中
— ぴこにゃんGO (女子力評論家) (@pikonyan) July 4, 2016
ブルージーンズメモリー 近藤真彦
聞き比べてみるのもいいかもしれませんね。
MATCHY TRIBUTE
たのきんスーパーヒットシリーズ初のサントラ発売
収録曲は14曲で、劇中のセリフなども収録されています。
主な収録曲は、タイトル曲の「ブルージーンズ メモリー」の他に
・ 恋のローラースケーター - 近藤真彦&野村義男
・ グッドラック・ロード - 野村義男
・ 流線スピリッツ - 近藤真彦
・ 理由なきロック - 近藤真彦
・ 銀座カンカン娘 - 野村義男
・ あいつのバラード - 田原俊彦
・ ザ・青春セイリング - 田原俊彦
等があります。