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映画の解説
もぐり酒場で一財産を築いたファット・サム(ジョン・カッシーシ)のファミリーと連射式パイ・マシンガンを開発したダンディ・ダン(マーティン・レフ)のファミリーは、パイ(血)でパイ(血)を洗うパイ(血)みどろのギャング抗争を繰り広げる。
新式の銃で次々とファット・サムの子分がパイで消される中、ファット・サムは頭の切れるローン・ウルフ、バグジー・マローン(スコット・バイオ)を雇い入れ、形勢逆転を狙う・・・
【雑感】
ギャングの構想劇を、オール子役でミュージカル調に仕立てる。
ギャング映画って、血生臭くなっちゃうんだけど、子役にして血の変わりにパイにしてるところがスんゴイオサレ~。このセンス、さすがですね~、アラン・パーカー。こういうところが、イギリス人の発想なんだろうなぁ・・・。
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最後はサムの酒場で皆、クリームだらけになってサムとダンは和解し、めでたしめでたしで終わる。
ちなみに知る人ぞ知る『小さな恋のメロディ』のアラン・パーカーがつくったミュージカル映画です。
パーカー監督は子どもたちを一人前の俳優として扱い、演出も「子どもだから出来ない」という言い訳を許さなかった。当時14歳のジョディ・フォスターが歌うナンバー「私の名前はタルーラ」の妖艶さが、そうした“大人の演出”の効果を物語っている。また1929年という設定を見事に表現した美術も素晴らしい。子どもたちの夜間就労が不可能な事から、ナイトシーンはスタジオ内に街のセットを作っての撮影となったが、その箱庭的空間と子どもたちの演技がこの映画の“ごっこ”的世界観とジャストマッチ。アラン・パーカー監督はこの異色のミュージカル映画で世界中の注目を集める新人監督となった。
妖艶さを持っていたジョディ・フォスター
映画野中で娼婦のタルーラを演じたジョディ・フォスターは、当時14才でありながら大人顔負けの妖しい魅力を持っていました。