80年代の大映テレビ制作のドラマ鑑賞で、楽しくステイホームしましょう!
2021年1月30日 更新

80年代の大映テレビ制作のドラマ鑑賞で、楽しくステイホームしましょう!

観ると絶対に楽しめる、それが大映テレビ作品です。特に80年代。もうどれもこれも絶品ですよ。コロナ禍のおり、ステイホームを楽しむ最良の方法のひとつ、80年代の大映テレビ制作ドラマの鑑賞をお勧めします。

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80年代の大映テレビと言えば、奇想天外な設定やオーバーな演出と、現実社会ではありえない作品を多く作っています(全てといってもいいかも)。故に夢とロマン溢れる作品になってるんですよね。
「高校聖夫婦」もまさにそういった作品です。互いに好きでもない高校生の二人がいきなり結婚って!ステキすぎますよ。

『 大映テレビ』高校聖夫婦 伊藤麻衣子, 鶴見辰吾 #1 先生、ぼくたち結婚しました

嫌い嫌いも好きのうちというか、喧嘩ばかりしていた二人が徐々に魅かれあっていくというのは、恋愛ドラマの醍醐味ですよねぇ。
「高校聖夫婦」でも、二人の間に徐々に愛情が芽生え、本当の夫婦になっていく。とまぁ、これは王道なり!

スチュワーデス物語

80年代の大映テレビを、いえ、大映テレビそのものを代表する、いやいや日本のテレビドラマを代表するといっても言い過ぎではない作品が1983年に放送されます。日本全国のお茶の間を震撼させた「スチュワーデス物語」です。
スチュワーデス物語

スチュワーデス物語

出演者:風間杜夫、堀ちえみ、片平なぎさ、高樹澪、山咲千里、春やすこ、石立鉄男、前田吟、朝丘雪路ほか
オープニング:麻倉未稀「Flashdance... What a Feeling」

放送期間:1983年10月18日 - 1984年3月27日
回数:22
ジャンボ機のパイロットであった亡き父の志を受け継ぎ、スチュワーデスに志願した19歳の少女・松本千秋(堀ちえみ)を主人公に、彼女を含む478期スチュワーデス候補生たちが厳しい訓練に耐え、晴れてスチュワーデスとして大空に羽ばたくまでを爽やかに描いた物語。劣等生・千秋のいじらしいまでの奮闘ぶりと、彼女を見捨てず熱心な指導を続ける澤村教官(風間杜夫)との”師弟愛”を超えた淡いロマンスの行方に、多くの視聴者は惹き込まれていった。
「スチュワーデス物語」に関しては方々で語りつくされていますし、今さら説明の必要もないかと思います。
この時すでに主役の風間杜夫は、つかこうへいの演劇作品の主要キャストとして名声を確立していました。その風間杜夫が一瞬にしてキャリアを台無しにしたと一部でささやかれたほどの破壊力を持った作品でしたね「スチュワーデス物語」は。

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堀ちえみ は人気アイドルでしたし、吉行和子や長門裕之といったベテランが脇を固めるなどかなり制作に力が入っています。力が入り過ぎたとも言われてますがね。。。片平なぎさ、石立鉄男の尋常ではないねちっこい演技は忘れようにも忘れられず夢に出てくるほどです。

不良少女とよばれて

「スチュワーデス物語」で乗りに乗った大映テレビが次に制作したのが「不良少女とよばれて」。飛行から非行に走ったというわけです。
この作品は、後の「スケバン刑事」や「セーラー服反逆同盟」などといった学園アクションドラマの基礎を築いた作品とされています。
不良少女とよばれて

不良少女とよばれて

原作:原笙子「不良少女とよばれて」
脚本:江連卓、大原清秀
出演者:伊藤麻衣子、国広富之、伊藤かずえ、松村雄基、比企理恵
オープニング:MIE「NEVER」

放送期間:1984年4月17日 - 1984年9月25日
放送分:54分
「おまえなんか生むんじゃなかった」という母親の不用意な一言から非行に走り不良のレッテルを貼られた少女・曽我笙子(伊藤麻衣子)が、彼女に舞楽者としての才能を見出した民間舞楽の若き担い手・久樹哲也(国広富之)の愛を受けて更生し、舞楽の道を歩み出すまでを描いたドラマ。原作は実際に非行少女から更正し民間舞楽の第1人者に大成した原笙子による同名小説で非行に走り人生を誤ろうが若い内ならばいくらでもやり直しがきくことを説き多くの視聴者の共感を得た作品です。
伊藤麻衣子再び登場なわけですが、彼女にとって連続ドラマ単独初主演作となります。相手役となるのは、もうすっかり大映テレビの顔となった国広富之。更には徐々に大映テレビの顔となってゆく伊藤かずえ、松村雄基が顔を揃えるという豪華な出演陣となっていますね。

不良少女とよばれて [第1話]

実は、当初主演は宇沙美ゆかりの予定だったのだそうですよ。しかし、不良役ということで事務所が難色を示したためにこの話は流れたそうです。翌年には「スケバン刑事」の主人公役にも選ばれていたのですが、映画「V.マドンナ大戦争」出演の為に降板したという。実に何とも不良少女に縁のないというエピソードですね。

スクール☆ウォーズ

「スチュワーデス物語」と並んで80年代の大映テレビで人気を二分する作品(たぶん)、それは「スクール☆ウォーズ」です。
知らない方はいないと思いますが、「スクール☆ウォーズ」は実話をもとにして作られています。そこに大映テレビ風味がたっぷりとまぶしてあるんですよね。
スクール☆ウォーズ

スクール☆ウォーズ

原作:馬場信浩『落ちこぼれ軍団の奇跡』
脚本:長野洋、大原清秀
監督:山口和彦、江崎実生、岡本弘、合月勇
出演者:山下真司、岡田奈々、松村雄基、岩崎良美、宮田恭男、伊藤かずえ、梅宮辰夫、和田アキ子、坂上二郎、名古屋章、下川辰平 ほか
ナレーター:芥川隆行
オープニング:麻倉未稀「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」

放送期間:1984年10月6日 - 1985年4月6日
回数:26
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