セカンド・アルバム
「LIFE AND TIMES」は、まとまりの良いサウンドになった反面、ファーストの曲にあった心鷲づかみのメロディーが少ない印象で、じっくりと聴き込むタイプのアルバムですね。
Jim Croce - Bad Bad Leroy Brown (Midnight Special - 1973)
サード・アルバム
I Got a Name
1.I Got A Name 3:13
2.Lover's Cross 3:05
3.Five Short Minutes 3:35
4.Age 3:50
5.Workin' At The Carwash Blues 2:36
6.I'll Have To Say I Love You In A Song 2:33
7.Salon And Saloon 2:34
8.Thursday 2:29
9.Top Hat Bar And Grille 2:50
10.Recently 2:36
11.The Hard Way Every Time 2:26
サード・アルバム「I Got a Name」は、ジム・クロウチの死後発売されましたが、全米2位となる大ヒットを記録しています。
死の直前までレコーディングしていたということもあり、シングルも次々に発売されヒットしています。特に「タイム・イン・ア・ボトル」は全米ナンバー・ワンになっています。
ジムの死後(73年9月20日)、73年12月に発売された本作は既録音の曲を編集して作成されたものと思われますが、地味なセカンドと比較しても馴染み易くて響く曲が多いアルバムで好きです。
シングルで映画の主題歌にもなった「I Got A Name」、ブラスがフィーチャーされたロックンロール「Five Short Minutes」、味わい深い「Age」、「I'll Have To Say I Love You In A Song」 、ピアノ弾き語りの「Salon And Saloon」 、キャッチ-なブギ-「Top Hat Bar And Grille」等々、ジム・クロウチの歌声が忘れられることはこれからも無いでしょう。
Jim Croce - Workin' At The Car Wash Blues (Live) [reMaSter]
長く辛い下積み生活を経て、日の当たる場所に出てきてからわずかに1年あまり。残念でなりません。そして、ジム・クロウチが忘れ去られてしまうことは余りにも惜しい。
少しでも多くの方にジム・クロウチを知ってもらいたいと思います。
それでは最後にもう一度、ジム・クロウチの美しすぎる遺作をお聴きください。
1.One Less Set Of Footsteps 2:48
2.Roller Derby Queen 3:30
3.Dreamin' Again 2:41
4.Careful Man 2:24
5.Alabama Rain 2:14
6.A Good Time Man Like Me Ain't Got No Business(Singin' The Blues) 2:06
7.Next Time,This Time 2:54
8.Bad,Bad Leroy Brown 3:02
9.These Dreams 3:13
10.Speedball Tucker 2:27
11.It Doesn't Have To Be That Way 2:32