『KI・ME・RA』とは?
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『KI・ME・RA』はボーイズラブ作品で知られる、こだか和麻さんによる漫画。1995年から約1年に渡って、集英社発刊の月刊誌『スーパージャンプ』に連載されていました。
『スーパージャンプ』での連載が終わる1996年にはOVA版も制作され、映像化も実現しています。
『スーパージャンプ』での連載が終わる1996年にはOVA版も制作され、映像化も実現しています。
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今回の記事では、こちらのOVA版『KI・ME・RA』の内容を中心に紹介させていただきます。
原作者・こだか和麻さんの了承のもとでストーリー後半や結末は原作コミックから改変されていますので、そういった事実も踏まえて記事をご覧になってください。
原作者・こだか和麻さんの了承のもとでストーリー後半や結末は原作コミックから改変されていますので、そういった事実も踏まえて記事をご覧になってください。
OVA版『KI・ME・RA』の本編動画・ストーリー
アメリカのカリフォルニア州郊外―――。同僚ジェイの運転する愛車で仕事に向かっていた主人公・オサム。その行く手を塞ぐように軍隊が道路を封鎖しており、軍人たちは引き返すように言います。
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周辺では爆発や悲鳴が至るところで響いており、その現場で只事ではない事態が発生していることは容易に想像できました。素直に軍人の言うことに従わなかったジェイとオサムは騒動に巻き込まれ、とんでもないものを目の当たりにします。
ミイラのように干からびて死んでいる兵士、この世のものとは思えないミュータントのような生物、カプセルに納められて眠る妖艶な美しさをそなえる青年、そこに広がる異様な光景に言葉を失なう二人。カプセルに納められた青年が目を覚まし、ゆっくりと目を開けました。するとオサムと目が合い、オサムはその美しさに吸い寄せられるかのようにカプセルに近づき、カプセルのガラス越しに青年とお互い惹かれあうようキスを交わします。
なぜか周辺で暴れていたミュータントたちが急に引き上げていき、次第に現場は落ち着きを取り戻していきました。軍部の研究施設に保護されたジェイとオサム。その前に現れたのは、ジェイの父親・フェンダー博士でした。そして、フェンダー博士は見聞きしたことを全て忘れるよう言います。しかし、フェンダー博士の言葉に納得がいかなかった二人は、監視の目が外れたのをいいことに施設内を勝手に探索し始めてしまいます。オサムはカプセルに納められた青年のことが気になっており、この研究施設に収容されているはずだと探すのに躍起に…
運命の出会いをしたかのようなオサムとカプセルに納められた青年。しかし、カプセルに納められた青年は、地球外生命体のうえに両性具有の吸血鬼であること、全ての人類をも滅亡させるかもしれない危険な存在だということが明らかになっていきます。物語の最後に、この二人が迎える結末とは…?
ミイラのように干からびて死んでいる兵士、この世のものとは思えないミュータントのような生物、カプセルに納められて眠る妖艶な美しさをそなえる青年、そこに広がる異様な光景に言葉を失なう二人。カプセルに納められた青年が目を覚まし、ゆっくりと目を開けました。するとオサムと目が合い、オサムはその美しさに吸い寄せられるかのようにカプセルに近づき、カプセルのガラス越しに青年とお互い惹かれあうようキスを交わします。
なぜか周辺で暴れていたミュータントたちが急に引き上げていき、次第に現場は落ち着きを取り戻していきました。軍部の研究施設に保護されたジェイとオサム。その前に現れたのは、ジェイの父親・フェンダー博士でした。そして、フェンダー博士は見聞きしたことを全て忘れるよう言います。しかし、フェンダー博士の言葉に納得がいかなかった二人は、監視の目が外れたのをいいことに施設内を勝手に探索し始めてしまいます。オサムはカプセルに納められた青年のことが気になっており、この研究施設に収容されているはずだと探すのに躍起に…
運命の出会いをしたかのようなオサムとカプセルに納められた青年。しかし、カプセルに納められた青年は、地球外生命体のうえに両性具有の吸血鬼であること、全ての人類をも滅亡させるかもしれない危険な存在だということが明らかになっていきます。物語の最後に、この二人が迎える結末とは…?
OVA版『KI・ME・RA』の魅力とは?
カプセルに納められた青年・キメラの美しさこそ、OVA版『KI・ME・RA』の魅力そのものだといえます。ボーイズラブといった分野が苦手でも、キメラは女性チックに描かれていて守ってあげたい存在だと思えるキャラクターです。
キメラの声を演じているのは、飛田展男さん。
キメラの声を演じているのは、飛田展男さん。
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このようなキャラクターを演じたことでも有名なレジェンド級の声優です。イケメンから個性派まで、これまで幅広い役どころを演じておられます。その中でも女性的な雰囲気を漂わせるキメラという配役は、飛田展男さんのキャリアでも特殊なものだったのではないでしょうか。
決して発せられる言葉は多くありませんが、端的なセリフには色気があってゾクっとするものがあります。ボーイズラブ系を好む女性には堪らないでしょうし、男性ユーザーでも違和感なく受け入れられると思います。
妖艶さという部分で欠かせないのはキスシーン。
決して発せられる言葉は多くありませんが、端的なセリフには色気があってゾクっとするものがあります。ボーイズラブ系を好む女性には堪らないでしょうし、男性ユーザーでも違和感なく受け入れられると思います。
妖艶さという部分で欠かせないのはキスシーン。
OVA版『KI・ME・RA』におけるキスシーンはかなりの濃密ぶりで、他のエロアニメ作品でも見られないようなエロさが漂っています。
キメラの濡れ場も見逃せないポイントです。
キメラの濡れ場も見逃せないポイントです。
一般的なアニメ作品としては、かなりギリギリのところを攻めた描写だと思います。露骨にモザイクが入っている場面こそなかったものの、モロに下半身を愛撫されている場面があり、アダルトコンテンツも顔負けのエロさがありました。
OVA版『KI・ME・RA』の評価・口コミ
実際にOVA版『KI・ME・RA』を視聴したユーザーの評価やコメントなどピックアップしてみました。ご覧になっていれば共感できるでしょうし、まだ視聴してないなら参考になると思います。
出版:集英社
連載:スーパージャンプ
時期:1995年~1996年
巻数:全2巻