「夜明け前より瑠璃色な」の緑色のボールにしか見えないキャベツ。この事件以降、アニメ業界は異常なほどキャベツの作画に神経を使うようになった。
キャベツ問題
第2話以降、特に第3話で「作画崩壊」と呼ばれる現象が顕著となった。第3話の作中で、キャベツを千切りにするシーンで描かれているキャベツが、単色の黄緑色のボール状の物体にしか見えないという実に粗い作画で描かれていたことから、本作以降の内容あるいは作画の悪いアニメを蔑称的に「キャベツ」と呼ぶことが流行した。「ヤシガニ」や「ムサシ」と並び、アニメにおける作画崩壊の俗称として引き合いに出されることが多い。
この問題については、バンダイビジュアルが雑誌『メガミマガジン』2007年1月号誌上で謝罪文を掲載した。また、最終話で回想として放送された料理シーンに修正が施されたほか、DVD版では第3話に200カット近いリテイクをはじめ大幅な修正が行われたが、調理後の試食シーンでは切ったキャベツが出てこないまま審査員が試食を行っていた。
彼女たちの千切りにするキャベツが、どうみても黄緑色をしたボールのように描かれていたことで、作画崩壊のネタとして有名となった、というものである。