聖剣伝説シリーズって?
シリーズ第1作である『聖剣伝説 〜ファイナルファンタジー外伝〜』は、同社の代表作であるRPG『ファイナルファンタジーシリーズ』(以下、FFシリーズ)の派生作品のひとつとしてリリースされたが、『聖剣伝説2』以降の作品はFFシリーズから独立し、独自の路線を歩んでいる。シリーズ通しての特徴として「大切な人との死別、失う悲しみ」をテーマとしているが、この思想は映画ニューシネマパラダイスが原点である事が石井浩一のインタビューで語られている。また、3作目までは王道のファンタジー路線だったが、4作目以降からシュールリアリスティテック要素の強い世界観(純粋な人間が少ない本作独自の生物や幻想的な背景)と変化した。
前作は?
via katoc.hp2.jp
『聖剣伝説』シリーズの第1作。「聖剣伝説1」、「聖剣1」、「FF外伝」などの通称や、後述の『新約 聖剣伝説』との対比で「旧約聖剣(伝説)」などとも呼ばれる。販売本数約45万本。
本作は『ファイナルファンタジー』シリーズの外伝作品として作られたが、以降のシリーズからはFF色はほぼ完全にカットされ、完全に独立した一つのシリーズとしてスクウェアの代表作の一つとなる。
1991年にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)から発売されたゲームボーイソフト。
スクウェアの「ファイナルファンタジーシリーズ」(以下、FFシリーズ)の外伝として出されているだけあって、FFシリーズでおなじみのチョコボが登場したりファイア、スリプルといったFFファンなら少し嬉しくなるような聞きなじみのある魔法も出てくる。
マップの構造や謎解き要素など、スクウェア版「ゼルダの伝説」といった感じ。
スクウェアの「ファイナルファンタジーシリーズ」(以下、FFシリーズ)の外伝として出されているだけあって、FFシリーズでおなじみのチョコボが登場したりファイア、スリプルといったFFファンなら少し嬉しくなるような聞きなじみのある魔法も出てくる。
マップの構造や謎解き要素など、スクウェア版「ゼルダの伝説」といった感じ。
聖剣伝説2の世界
via murakumo25.com
「マナ」と呼ばれる魔法のような力が取り巻く独自の世界観が繰り広げられる本作。
今後の聖剣伝説シリーズの元となったその世界を少しばかり思い出してみる。
今後の聖剣伝説シリーズの元となったその世界を少しばかり思い出してみる。
「聖剣」を引き抜いた少年・ランディを中心に、マナの力を狙う帝国軍と、それに対抗する勢力との争いに巻き込まれながら、暴走したマナの力を封印するために世界を巡る冒険の物語である。
マナの聖剣
時には「エクスカリバー」、またある時は「草薙の剣」と時代によってその名前を変えて登場し、名のある英雄達が携えていたと言われる聖剣。
最初に手にする時には錆びていて、とても凄いものには到底見えないが...
最初に手にする時には錆びていて、とても凄いものには到底見えないが...
via www.geocities.jp
主人公とその仲間達
ランディ
本作の主人公。
物語の冒頭で丸太の橋から滑って落っこちたり、うっかりモンスターに食べられそうになったりと少々抜けているところがあるが、物語が進むにつれて段々成長していく姿が垣間見れる。
特に、終盤のマナの聖地でのマナの樹との会話はこのゲームの中でも特に感動する名場面だ。
物語の冒頭で丸太の橋から滑って落っこちたり、うっかりモンスターに食べられそうになったりと少々抜けているところがあるが、物語が進むにつれて段々成長していく姿が垣間見れる。
特に、終盤のマナの聖地でのマナの樹との会話はこのゲームの中でも特に感動する名場面だ。
via www.4gamer.net
物語の主人公。16歳。幼い頃、母親と共にポトス村に来たが、まもなく母親が失踪したため、村長の家で育つ。村の生まれではないため、周囲からよそ者として扱われてきた。聖剣を抜いたことをきっかけに、世界を巡る戦いに関わることになる。最初は気弱だったが、冒険を経て聖剣の勇者に相応しい人物へと成長する。聖剣と魔法の力がぶつかると生命に危険がおよぶため、魔法を使うことはできない。防具面では、ランディ専用またはランディだけ装備できない防具が多い。身長174センチメートル・体重62キログラム。
via www.4gamer.net
1991年に第1作目が出されてからナンバリングでは4作品、外伝やリメイクなどのタイトルを合わせると11作品にも及ぶ。