昭和の家庭に1台は置いてあった「パタパタ時計」!!
昭和の時代に各家庭に普及していた、プラスチック板を回転させて時刻を表示するタイプの置時計。「パタパタ時計」などとも呼ばれ、液晶画面などを用いたデジタル時計が普及するまでの間、我々にとって身近な存在でした。この記事では、そんなパタパタ時計について振り返ってみましょう。
こちらがパタパタ時計の一例。
via ja.wikipedia.org
パタパタ時計が登場したのは1904年のこと。ゼンマイ動力の卓上デジタル時計「Plato Clock」の名で、アメリカから輸入されていました。それから時は流れ70年代に入ると、「目覚まし」「ラジオ」といった機能が付属したパタパタ時計が登場。他のデジタル時計同様、枕元に1台あると重宝する一品として愛用されていました。しかしながら、80年代に入ると液晶画面を用いた置時計が普及。それに取って代わられる形となり、製造メーカーは相次いで撤退してきました。
パタパタ時計の構造。
via ja.wikipedia.org
色々な会社から出ていたパタパタ時計!!
当時パタパタ時計を製造していたメーカーですが、セイコー、シチズンといった大手時計メーカーや、ナショナルといった家電メーカーも参戦し、様々な製品が生み出されていました。ここでは、当時の主要メーカーが販売していたパタパタ時計を画像で振り返っておきましょう。当時、皆さんのご家庭に置いてあった機種もあるかもしれません!