加賀の女 / 北島三郎
リリース:1969年7月1日
作詞:星野哲郎
作曲:島津伸男
北島三郎の20枚目のシングルで、「かがのひと」と読みます。かの有名な『函館の女』と並ぶ、女(ひと)シリーズの一曲です。その年のNHK紅白歌合戦でも本曲を歌っています。
歌詞には、香林坊(金沢市内の繁華街の地名)、天神橋(浅野川にかかる金沢市の橋)、加賀宝生(金沢で発展した宝生流の能楽)など、金沢ゆかりの名称が登場します。
作詞:星野哲郎
作曲:島津伸男
北島三郎の20枚目のシングルで、「かがのひと」と読みます。かの有名な『函館の女』と並ぶ、女(ひと)シリーズの一曲です。その年のNHK紅白歌合戦でも本曲を歌っています。
歌詞には、香林坊(金沢市内の繁華街の地名)、天神橋(浅野川にかかる金沢市の橋)、加賀宝生(金沢で発展した宝生流の能楽)など、金沢ゆかりの名称が登場します。
加賀の女 / 北島三郎
加賀の女
via www.youtube.com
能登半島 / 石川さゆり
リリース:1977年5月10日
作詞:阿久悠
作曲:三木たかし
石川さゆりの16枚目のシングルで、阿久悠&三木たかしのゴールデンコンビが手がけた楽曲です。この年、大ブレイクした『津軽海峡・冬景色』、『暖流』と並ぶ旅情三部作の一つと言われています。オリコンシングルチャートでは、最高位7位を記録しました。その年のNHK紅白歌合戦で歌ったのは『津軽海峡・冬景色』でしたが、26年後の2003年に初めて本曲を歌っています。
歌詞には、タイトルの能登半島以外にゆかりの名称はありませんが、「夜明け間近北の海は波も荒く」と日本海を表現し、「十九なかば・・・」と当時の石川さゆりの年齢を反映したフレーズが登場します。
作詞:阿久悠
作曲:三木たかし
石川さゆりの16枚目のシングルで、阿久悠&三木たかしのゴールデンコンビが手がけた楽曲です。この年、大ブレイクした『津軽海峡・冬景色』、『暖流』と並ぶ旅情三部作の一つと言われています。オリコンシングルチャートでは、最高位7位を記録しました。その年のNHK紅白歌合戦で歌ったのは『津軽海峡・冬景色』でしたが、26年後の2003年に初めて本曲を歌っています。
歌詞には、タイトルの能登半島以外にゆかりの名称はありませんが、「夜明け間近北の海は波も荒く」と日本海を表現し、「十九なかば・・・」と当時の石川さゆりの年齢を反映したフレーズが登場します。
能登半島 / 石川さゆり
能登半島 石川さゆり
via www.youtube.com
友禅流し / 牧村三枝子
リリース:1989年11月1日
作詞:水木かおる
作曲:乙田修三
牧村三枝子の33枚目のシングルで、『みちづれ』と並ぶ彼女の代表曲の一つです。オリコンシングルチャートでは最高位46位ながら、50週以上もトップ100以内にランクインするロングヒットとなりました。因みに、作曲家の乙田修三は石川県白山市の出身です。
歌詞には、タイトルの友禅流し(金沢市の伝統工芸品・加賀友禅)、浅野・犀の流れ(金沢市内を平行に流れる浅野川と犀川、詞では "ふたつのながれ" と歌う)、紅殻格子(金沢の茶屋街で見られる町家の出格子)など、金沢ゆかりの名称が登場します。
作詞:水木かおる
作曲:乙田修三
牧村三枝子の33枚目のシングルで、『みちづれ』と並ぶ彼女の代表曲の一つです。オリコンシングルチャートでは最高位46位ながら、50週以上もトップ100以内にランクインするロングヒットとなりました。因みに、作曲家の乙田修三は石川県白山市の出身です。
歌詞には、タイトルの友禅流し(金沢市の伝統工芸品・加賀友禅)、浅野・犀の流れ(金沢市内を平行に流れる浅野川と犀川、詞では "ふたつのながれ" と歌う)、紅殻格子(金沢の茶屋街で見られる町家の出格子)など、金沢ゆかりの名称が登場します。
友禅流し / 牧村三枝子
友禅流し 牧村三枝子 UPB‐0016
via www.youtube.com
能登はいらんかいね / 坂本冬美
リリース:1990年5月9日
作詞:岸元克己
作曲:猪俣公章
坂本冬美の7枚目のシングルで、彼女の初期の代表曲の一つです。オリコンシングルチャートでは、最高位13位のヒットを記録しています。その年のNHK紅白歌合戦でも本曲を歌いました。
歌詞には、能登、輪島の地名に加え、御陣乗太鼓(輪島の伝統芸能の和太鼓)、いさざ(穴水町の珍味、シロウオのこと)や、日本海側を思わせる鱈子のつまみ、シベリア返しなどのフレーズが登場します。
作詞:岸元克己
作曲:猪俣公章
坂本冬美の7枚目のシングルで、彼女の初期の代表曲の一つです。オリコンシングルチャートでは、最高位13位のヒットを記録しています。その年のNHK紅白歌合戦でも本曲を歌いました。
歌詞には、能登、輪島の地名に加え、御陣乗太鼓(輪島の伝統芸能の和太鼓)、いさざ(穴水町の珍味、シロウオのこと)や、日本海側を思わせる鱈子のつまみ、シベリア返しなどのフレーズが登場します。
能登はいらんかいね / 坂本冬美
能登はいらんかいね 坂本冬美
via www.youtube.com
金沢の雨 / 川中美幸
リリース:2006年12月20日
作詞:吉岡治
作曲:弦哲也
川中美幸の33枚目のシングルで、元NHKアナウンサーの宮本隆治とのデュエットバージョンもあります。オリコンシングルチャートでは最高位13位を記録し、ロングヒットとなりました。翌2007年のNHK紅白歌合戦で本曲を歌っています。2000年代の彼女の代表曲の一つです。
歌詞には、加賀なまり、茶屋街(ひがし、にし、主計町)、片町(金沢を代表する繁華街)、犀川と浅野川(金沢を流れる二つの川)、友禅流し(加賀友禅)と、正に金沢を象徴する名称がたびたび登場します。内容は、冒頭で「東京ことばと加賀なまり」と歌うように、金沢に住む女性と東京から越してきた男性の恋を歌っています。
作詞:吉岡治
作曲:弦哲也
川中美幸の33枚目のシングルで、元NHKアナウンサーの宮本隆治とのデュエットバージョンもあります。オリコンシングルチャートでは最高位13位を記録し、ロングヒットとなりました。翌2007年のNHK紅白歌合戦で本曲を歌っています。2000年代の彼女の代表曲の一つです。
歌詞には、加賀なまり、茶屋街(ひがし、にし、主計町)、片町(金沢を代表する繁華街)、犀川と浅野川(金沢を流れる二つの川)、友禅流し(加賀友禅)と、正に金沢を象徴する名称がたびたび登場します。内容は、冒頭で「東京ことばと加賀なまり」と歌うように、金沢に住む女性と東京から越してきた男性の恋を歌っています。
金沢の雨 / 川中美幸
金沢の雨
via www.youtube.com
輪島朝市 / 水森かおり
リリース:2008年4月2日
作詞:木下龍太郎
作曲:弦哲也
水森かおりの16枚目のシングルで、オリコンシングルチャートでは最高位5位と、今回ご紹介した中では最上位のヒット曲です。本曲以外にも『鳥取砂丘』、『釧路湿原』、『安芸の宮島』などご当地ソングのヒット曲が多数あり、彼女は「ご当地ソングの女王」の異名を持ちます。その年のNHK紅白歌合戦でも本曲を歌いました。
歌詞には、タイトルの輪島朝市、能登訛り、能登めぐりのようなゆかりの名称が登場し、「空は重たい鉛色」、「寒さこらえて店出す人の」、「沖は潮鳴り風が泣く」のように、日本海沿岸の気候や朝市の様子を思わせるフレーズが登場します。
作詞:木下龍太郎
作曲:弦哲也
水森かおりの16枚目のシングルで、オリコンシングルチャートでは最高位5位と、今回ご紹介した中では最上位のヒット曲です。本曲以外にも『鳥取砂丘』、『釧路湿原』、『安芸の宮島』などご当地ソングのヒット曲が多数あり、彼女は「ご当地ソングの女王」の異名を持ちます。その年のNHK紅白歌合戦でも本曲を歌いました。
歌詞には、タイトルの輪島朝市、能登訛り、能登めぐりのようなゆかりの名称が登場し、「空は重たい鉛色」、「寒さこらえて店出す人の」、「沖は潮鳴り風が泣く」のように、日本海沿岸の気候や朝市の様子を思わせるフレーズが登場します。
輪島朝市 / 水森かおり
水森かおり【輪島朝市】歌詞付き~木下龍太郎(作詞)/弦哲也(作曲) 能登編
via www.youtube.com
魅力いっぱいの石川県
石川県のご当地ソング6選、いかがでしたでしょうか。石川県の能登、金沢、加賀には全国有数の観光地、景勝地が多く、国内のみならず、海外からも多くの観光客が訪れる、今の日本で最も魅力ある県と言えるでしょう。一日も早い復興を願うとともに、日本の宝とも言える地にいつか必ず伺いたいと思っています。