【訃報】50年以上オリンピックを応援し続けた「五輪おじさん」こと山田直稔さん死去。彼が声援を送った歴代五輪とは?
2019年3月19日 更新

【訃報】50年以上オリンピックを応援し続けた「五輪おじさん」こと山田直稔さん死去。彼が声援を送った歴代五輪とは?

1964年の東京大会以来50年以上にわたりオリンピックを応援し続け、「オリンピックおじさん」の愛称で親しまれてきた実業家・山田直稔さんが、9日に心不全のため亡くなっていたことが明らかとなりました。92歳でした。

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青色がモスクワ大会をボイコットした国。

ロサンゼルス(1984年)

一方1984年のロサンゼルス大会では、前回の西側諸国のボイコットの報復としてソ連を始め、東ドイツ、ポーランドなどの東側諸国が不参加となりました。

ソウル(1988年)

1988年のソウル大会。この大会からテニスと卓球が正式競技として採用されました。またベン・ジョンソンが100mを当時の世界新記録で優勝したものの、ドーピング検査で陽性反応が出たために金メダルを剥奪、カール・ルイスが繰り上げで金メダルを獲得する事態となりました。

ソウル大会での山田さん。

バルセロナ(1992年)

1992年のバルセロナ大会。当時14歳の岩崎恭子が、200m平泳ぎで当時のオリンピック記録を塗りかえ、金メダルを獲得。レース後のインタビュー「今まで生きてきた中で、一番幸せです」のコメントは流行語にもなりました。また、開会式でのマスゲームの音楽の作曲・指揮に坂本龍一が起用されるなど、日本人が競技以外でも活躍した大会となりました。

アトランタ(1996年)

1996年のアトランタ大会。前園真聖や川口能活を擁する男子サッカーが、ブラジルを破る大金星「マイアミの奇跡」を成し遂げました。また、女子マラソンでは有森裕子がバルセロナ大会に続いてメダルを獲得。レース後の「初めて自分で自分をほめたいと思います」は今でも名言として語り継がれています。
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長野(1998年)

1998年の長野大会。冬季五輪であるものの山田さんが応援に駆け付けており、日本勢が金メダル2個(ラージヒル個人・船木和喜、ラージヒル団体・日本代表)、スピードスケートでは清水宏保が男子500メートルで金メダルを獲得しています。

シドニー(2000年)

2000年のシドニー大会。柔道では、田村亮子が「最高でも金、最低でも金」と注目される中で悲願の金メダルを獲得。マラソンでは、高橋尚子が日本の女子陸上競技として初の金メダルを獲得しました。

シドニー大会直前の頃の山田さん。

アテネ(2004年)

2004年のアテネ大会。1896年の第1回大会以来、108年ぶり2回目のアテネでの開催となりました。水泳では、北島康介が男子100m平泳ぎで金メダルを獲得。彼の名言「チョー気持ちいい(超気持ちいい)」は、この年の新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれました。

北京(2008年)

2008年の北京大会。陸上競技において、ジャマイカのウサイン・ボルトが男子100m決勝で「9秒69」の当時の世界新記録で圧勝する快挙を成し遂げました。
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