熱狂!ソウルオリンピック名場面を振り返る!
1988年ソウルオリンピックは、日本と時差がない韓国・ソウル開催だっただけに、見やすい時間帯の放送で、リアルタイムでテレビにかじりついていた人も多いのではないでしょうか。そこで、ここでは感動あり、騒動ありのバタバタだったソウルオリンピック名場面を振り返ってみましょう。
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ソウルオリンピックは、1988年9月17日から10月2日にかけて、大韓民国のソウル特別市で行われた第24回夏季オリンピックである。
ソウルオリンピックは前回のロサンゼルスオリンピックでは東側諸国が、前々回のモスクワオリンピックでは西側諸国がボイコットしたので12年ぶりにアメリカとソビエトの二大国が揃った白熱した試合となった。1976年のモントリオールオリンピックでは、南アフリカの参加を巡って多くのアフリカ諸国が不参加となっていたため、ほぼ全世界の国と地域が参加したオリンピックとしては、ミュンヘンオリンピック以来16年ぶりとなった。また、1964年東京オリンピックに続き、アジアにおける2度目の夏季オリンピックである。
韓国では、開催年にちなんで88(パルパル)オリンピックとも呼ばれる。
韓国 ソウルオリンピック開会式 - YouTube
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陸上男子100m カール・ルイス 金メダル
アメリカが生んだスーパースター、カール・ルイスと、カナダの新生、ベン・ジョンソンとの世界最速を決める100m走は大会前から、ソウルオリンピック最大の関心事の一つでした。結果はベン・ジョンソンの圧勝・・・のように思われたが、ドーピングが陽性となりベン・ジョンソンは失格、カール・ルイスが金メダルに輝いたもののスッキリしない形で幕を下ろした。
フレデリック・カールトン・ルイス(Frederick Carlton "Carl" Lewis, 1961年7月1日 - )は、アメリカ合衆国の男子元陸上競技選手。
身長188cm・体重88kgの体躯を駆って、国際陸上競技連盟の世界順位に初めて載った1979年から1996年のオリンピック終了までに、10のオリンピックメダル(うち9つが金メダル)と10の世界選手権メダル(うち8つが金メダル)を獲得した。
1988年のソウルオリンピックの選考会では、ドーピング検査で興奮剤に陽性反応が出てしまい、出場停止になるところであったが、最終的に出場を許可される。この時検出されたのはエフェドリン(感冒薬の成分)など。だが、この関連で一部から運動能力向上のドーピングを疑われることになり、現在は反ドーピング派である。100mでのベン・ジョンソンとの対決が注目を集めたが、決勝ではジョンソンの後塵を拝する。だが、レース後のドーピング検査でジョンソンの金メダルが剥奪され、ルイスが金メダルを獲得した。また、走幅跳は制したものの、200メートルでは2位となり、生涯唯一のオリンピック銀メダルを獲得する。4×100mリレーは、ルイスが出場しなかった準決勝でバトン中継でミスがあり失格に終わった。
【1988年ソウルオリンピック】ベンジョンソン vs カールルイス - YouTube
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競泳男子100m背泳ぎ 鈴木大地 金メダル
近代競泳では、絶対に日本人は勝てないと思われていたが、ふた開けると、半分くらいまで進んでいるような驚異的な距離のバサロ泳法みで、鈴木大地が金メダルに輝き、競泳会場に君が代が響いた。その興奮は今も鮮明に残っているのでは!?
鈴木 大地(すずき だいち、1967年3月10日 - )は、千葉県習志野市出身の元水泳選手、体育学者、スポーツ庁初代長官[1]。1988年ソウルオリンピック100m背泳ぎ金メダリスト。バサロ泳法で有名な選手である。順天堂大学教授(体育学修士、博士(医学))、日本水泳連盟会長(2013年-2015年)。
1988年 ソウルオリンピック 100m背泳ぎで日本競泳陣16年ぶりの金メダル。200m背泳ぎ15位、400mメドレーリレー5位入賞。
同年、日本スポーツ賞など多くの賞を受賞する。
現役引退後、コロラド大学ボルダー校にて客員研究員。その後、ハーバード大学水泳部のゲストコーチ(日本オリンピック委員会派遣)を務めるなどし、米国に長期駐在。米国その他海外に向けて積極的に活動範囲を広げ、見聞を広める。
鈴木大地 背泳ぎ (88`ソウル五輪) - YouTube
Daichi Suzuki David Berkoff OlympicGames Seoul 1988
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陸上競技男子棒高跳 セルゲイ・ブブカ 金メダル
鳥人という名を欲しいままにして最強のアスリートのイメージのブブカだが、実はオリンピックで金メダルを獲得したのは、このソウルだけ。まさに鳥のごとく、空中に飛ぶ姿は、あまりに美しくうっとりしたものです。
セルゲイ・ブブカ(ウクライナ語 Сергі́й Наза́рович Бу́бка, 英語 Sergey Bubka, 1963年12月4日 - )はウクライナ出身の元陸上競技選手。男子棒高跳の元世界記録保持者。「鳥人」と呼ばれた。
1988年のソウルオリンピックでは5m90cmで優勝。このとき自身が持つ6m06cmの世界記録の更新を棄権。