あの頃洋楽が熱かった~全米トップ40あの年、あの月のベスト10曲(1974年3月)
2016年8月4日 更新

あの頃洋楽が熱かった~全米トップ40あの年、あの月のベスト10曲(1974年3月)

あの時代、テレビと共にラジオにも夢中だった。テレビでは毎日歌謡番組が放送され、知らないうちに歌が身体に沁みこんでいった頃、ラジオでは洋楽専門の番組が各局に増えていた。その中でひと際洋楽ファンを虜にした番組が「全米トップ40」だ。ここでは、70~80年代のランダムにピックアップした月のチャートのトップ10曲をまとめました。

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Aretha Franklin:Until You C...

Aretha Franklin:Until You Come Back To Me(That's What I'm Gonna Do)

1967年、当時17歳だったスティーヴィー・ワンダーが作った「君が帰ってくるまで」のカヴァー曲でございます。このメロディラインを17歳で作ったとは、スティーヴィーは正に天才ですね。ただ’67年当時はイギリスのみシングル発売されただけで、長らくお蔵入りとなっていた曲でもあります。’73年にアレサによって最高位3位のヒット曲になりました。

Aretha Franklin - Until You Come Back To Me (That's What I'm Gonna Do)

スティーヴィーのヴァージョンは、’77年に初めてベストアルバムに収録され日の目を見たのですが、今やスタンダードとなっていますね。

第6位 デビッド・エセックス/ロックにすべてを

David Essex:Rock On

David Essex:Rock On

イギリスのエセックス州出身だからって、芸名に付けちゃうでしょーか?デビューは古く1965年ですが全く売れず、ミュージカル「ゴッドスペル」のオーディション合格から、トントン拍子にリンゴ・スターやキース・ムーンまで出演する映画「That'll Be the Day」に主演。その挿入歌であるのが、この「ロックにすべてを」です。恥ずかしながら、この曲に邦題が付いていることを知りませんでした。「ロック・オン」の方が通りがいいし、そう認識されている方も多いと思います。

Rock On

映画「That'll Be the Day」から。日本未公開ってのが、当時の日本における彼のポジションが伺えますね。リンゴ・スター、キース・ムーンというドラマーが出ているってのは、デヴィッド・エセックス本人もドラマー出身だからってことなんでしょうか?

衝撃の再デビュー第2弾シングル

魔法のランプ Lamplight

魔法のランプ Lamplight

・・・・・ったく、何ですか、コレは???何とゆー手抜き!セールスプロモーション費をケチったとしか思えない、可哀相な扱いとなってしまったエセックス様でした。

第5位 クール&ザ・ギャング/ジャングル・ブギー

Kool & The Gang:Jangle Boogie

Kool & The Gang:Jangle Boogie

げっだん、げっだん言ってると思うなかれ。ブラスセクションがカッコいい、今じゃ超大物ファンクバンド、クール&ザ・ギャングのトップ40初チャートインであり、トップ10ナンバーでございます。最高位4位。笠置シヅ子ではございませんのよ。

Kool & The Gang | Jungle Boogie | 1974

デビュー当時はインスト曲が多かったみたいですが、これで一気に開花。1980年のセレブレイションでは、随分踊らせて頂きました。

こちらが笠置シズ子のジャングル・ブギ 作詞はあの巨匠黒澤明

Natsumelo -39

ブギの女王といえば、彼女ですね。物心ついた時は、既に歌手を引退していて「家族そろって歌合戦」の審査員していました。映画でしか彼女が歌っている姿を知らないのは、ちょっと残念。

第4位 エディ・ケンドリックス/ブギー・ダウン

Eddie Kendricks:Boogie Down

Eddie Kendricks:Boogie Down

マイ・ガールのヒットなどでお馴染みの、テンプテーションズからソロになったエディ・ケンドリックスの2枚目のトップ10ヒットとなったブギー・ダウン。最高位2位。

Eddie Kendricks : Boogie Down : Video hq

後にやって来るディスコブーム前夜とゆーか、丁度狭間にヒットしたファンク調なナンバー。

第3位 ジム・スタッフォード/スパイダーズ・アンド・スネイクス

Jim Stafford:Spiders &Snakes

Jim Stafford:Spiders &Snakes

残念ながら日本未発売。いわゆる語りの“ノベルティーソング”なので、英語が母国語でないと、ちょっとキツいという判断だったのかもしれません。

Jim Stafford & Dolly Parton Sing Spiders & Snakes Branson

このジム・スタッフォードという人は、「ブー」のLobo(ロボ)と旧友であり、バンドを組んでいたこともあったようで、この歌のプロデュースを、彼が務めています。コメディアンでもありこの動画も寸劇仕立てです。お相手はなんとドリー・パートン!

第2位 バーブラ・ストライザンド/追憶

Barbra streisand:The Way We...

Barbra streisand:The Way We Were

B・ストライザンド、R・レッドフォード主演の映画の主題歌。見事に1974年の年間チャート第1位に輝いている永遠の名曲。またアカデミー賞の主題歌賞も受賞。日本では、バーブラではないけれどコーヒーのCMで聞きなれた人も多いかもしれません。
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