あの頃、小学校の授業であたりまえのようにやっていたこと、使っていたもの。
卒業した後は、ほとんどやらなかったり、手にしなかったりするものがたくさんあります。
私たちのあたりまえ、覚えていますか?
卒業した後は、ほとんどやらなかったり、手にしなかったりするものがたくさんあります。
私たちのあたりまえ、覚えていますか?
習字の授業で墨をするのはあたりまえ
子供が通っている小学校の習字では1度も墨をすりません。他の学校もそうですか?
私が子供のころは小、中、高とも休み時間に墨をすり準備して、その時間がとても好きだったのですが。
習字教室の先生も 固形の墨を「何に使うの?」と尋ねた子に「飾りで入ってる」と、言ってました。
ttoppi332244さん
今時の硯はプラスチック製で両面使えるようになっていて、表が墨池で普段使い、裏が硯っぽく墨ですれるような仕様になってます。
書道セットの学校販売の案内では、硯の商品名が「すれる硯」となっており、最初、何かの冗談かと思った程です。
そうそう、オプションで「ナイロン筆」も販売されてました。手入れがしやすいそうです。
実際には時間と手間の関係で、墨をする時間はカットされてしまっているのが実情でしょうね。
lassila55さん
洋服につけないようにね!
あっ!
習字の授業で困るのは、どんなに気をつけても、墨がはねて洋服についてしまうこと。
普通に洗うだけでは絶対に落ちないこの汚れ。
習字があることを忘れて、うっかり好きな洋服を着て行ってしまった時の「しまった!」感は、何とも言えないものがありました。
「ご飯粒をつぶして糊状にして、汚れにこすりつけて洗うと良い」と言って、親が一生懸命ゴシゴシ洗ってくれましたが、元通りにはならずがっかりした思い出がありますね。
普通に洗うだけでは絶対に落ちないこの汚れ。
習字があることを忘れて、うっかり好きな洋服を着て行ってしまった時の「しまった!」感は、何とも言えないものがありました。
「ご飯粒をつぶして糊状にして、汚れにこすりつけて洗うと良い」と言って、親が一生懸命ゴシゴシ洗ってくれましたが、元通りにはならずがっかりした思い出がありますね。
洗濯で落ちる墨汁
そんな墨のはねの悩みから、今は「洗濯で落ちる墨汁」が重宝されているようです。
でもこれはあくまで練習用。
大きな作品展に出品する時は禁止されているようです。
素人なので「洗濯で落ちる墨汁」は色が薄いからダメなのかな?ぐらいに思っていたのですが、実際には「表具」という理由から禁止なのだそうです。
でもこれはあくまで練習用。
大きな作品展に出品する時は禁止されているようです。
素人なので「洗濯で落ちる墨汁」は色が薄いからダメなのかな?ぐらいに思っていたのですが、実際には「表具」という理由から禁止なのだそうです。
via www.amazon.co.jp
県の作品展に飾られる素晴らしい作品が、裏打ちをするときに水分に触れるので滲んでしまい、更に滲んだものが他の子の作品を汚してしまいました。
先生も表具店も気がつかなかったみたいです。
No.15 匿名さん
伝統的な技法も、伝統的な道具が使われていることが前提ですよね。
表具屋さんも、さぞかしびっくりされたのではないでしょうか。
表具屋さんも、さぞかしびっくりされたのではないでしょうか。
社会 「まちの絵地図をつくろう」って覚えてる?
via www.actzero.jp
小学校学習指導要嶺「社会」第3学年及び第4学年の内容(1) 「自分たちが住んでいる身近な地域や市(区、町、村)について、次のことを観察、調査したり白地図にまとめたりして調べ、地域の様子は場所によって違いがあることを考えるようにする。」を受けて設定したものである。
メモ帳片手に、「お店の人にもインタビュー」なんて課題も真面目にやっていたような気がします。
八百屋さんや魚屋さん、肉屋さん、お菓子屋さん、乾物屋さん・・・。
まだコンビニも100均もなかった頃、お店のおじさんやおばさんが「いらっしゃい、いらっしゃい!」と元気な掛け声を響かせていたのが、とても懐かしいです。
八百屋さんや魚屋さん、肉屋さん、お菓子屋さん、乾物屋さん・・・。
まだコンビニも100均もなかった頃、お店のおじさんやおばさんが「いらっしゃい、いらっしゃい!」と元気な掛け声を響かせていたのが、とても懐かしいです。
上から下がっているカゴは「つり銭」が入っていて、ひもはゴムでしたねぇ。
その左の新聞紙は売ったものを包むためのもの。
魚屋さんもお肉屋さんも、経木とか竹の皮とか…、
八百屋さんは新聞で作った紙袋に、おナスやきゅうりを入れてくれました。
お魚屋さんで水色のビニール袋を使い始めたのは、
私が10歳くらいからでしたかねぇ…。
かーさんは毎日、ゲタやサンダルをつっかけて買い物籠をぶら下げて
商店街に買い物にいきました。
肉はお肉屋さん、魚は魚屋さん野菜は八百屋さん、薬は薬屋さん、
おもちゃはおもちゃ屋さん、ノートは文房具屋さん…、
そのお店ごとに「人」に会い「人」から買いました。
ニッポン絶滅種辞典 - Google ブックス
消えた昭和の生活、遊び、言葉...。懐かしくて、笑えて、泣ける!イラストで、解説で、時代が甦る。
ぜひ「天井からつるしたレジ代わりのザル」の項目をご覧ください。
調べたものを発表しよう
模造紙とマジック
昭和の発表の定番・模造紙とマジック。
皆でワイワイ言いながら、ひとつの紙に書き込む作業は楽しかったですね。
文字がだんだん右上がりになっていってしまったり、最初の字が大きすぎて最後の方が足りなくなって、無理やり小さな字で書き込んだりしたのもご愛嬌でした。
皆でワイワイ言いながら、ひとつの紙に書き込む作業は楽しかったですね。
文字がだんだん右上がりになっていってしまったり、最初の字が大きすぎて最後の方が足りなくなって、無理やり小さな字で書き込んだりしたのもご愛嬌でした。
みんなが無言でコシコシとすっていました。
「心を落ち着ける大事な時間なんだよ。」と先生に言われたのを覚えています。
力加減によって斜めにすり減ってしまう墨。
なるべく真っすぐ減っていくように注意されました。
当時、もちろん墨汁もありましたが、「授業で使うものではない」という姿勢が強かったように思います。
けれど今は墨汁があたりまえで、「墨をする」行為自体を知らない子どもが増えているようです。