ドラマ「くれない族の反乱」とは
1984年にTBS系列の金曜ドラマ枠で放送されたテレビドラマ「くれない族の反乱」。
主演は金曜ドラマ初主演を務めた大原麗子でした。
このドラマのあらすじは…
単身赴任中の夫の代わりに留守を守る妻(中野和子)だが、気の合わない姑にわがままな娘、そして定期的に帰ってくる夫も和子にすぐ手を上げる始末。
専業主婦の和子は家庭に不満を抱いていたこともあり、同じ専業主婦だった知人が仕事を始めたこときっかけに、和子もデパートの食品売り場で働き始めます。
慣れないことばかりでしたが、同僚や和子に好意を寄せる社員の広瀬耕平(神田正輝)などに囲まれ、今までとは違う異なる生活を楽しむのでした。
そして、和子は上司の佐伯亮一(田村正和)と自然に惹かれ合っていくのですが…。
主演は金曜ドラマ初主演を務めた大原麗子でした。
このドラマのあらすじは…
単身赴任中の夫の代わりに留守を守る妻(中野和子)だが、気の合わない姑にわがままな娘、そして定期的に帰ってくる夫も和子にすぐ手を上げる始末。
専業主婦の和子は家庭に不満を抱いていたこともあり、同じ専業主婦だった知人が仕事を始めたこときっかけに、和子もデパートの食品売り場で働き始めます。
慣れないことばかりでしたが、同僚や和子に好意を寄せる社員の広瀬耕平(神田正輝)などに囲まれ、今までとは違う異なる生活を楽しむのでした。
そして、和子は上司の佐伯亮一(田村正和)と自然に惹かれ合っていくのですが…。
懐かしいドラマ くれない族の反乱オープニング 1984年
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「…してくれない」という典型的な責任転嫁の主婦症候群「くれない族」。
1984年の流行語大賞で流行語部門銀賞を獲得した言葉です。
これをテーマに、仕事に目覚める主婦の姿を描いた「くれない族の反乱」は、それまで子供の使っていた「誰々が何々してくれない」という言葉が、主婦にまで浸透している実態を描いたドラマとして評価されたのです。
1984年の流行語大賞で流行語部門銀賞を獲得した言葉です。
これをテーマに、仕事に目覚める主婦の姿を描いた「くれない族の反乱」は、それまで子供の使っていた「誰々が何々してくれない」という言葉が、主婦にまで浸透している実態を描いたドラマとして評価されたのです。
「くれない族」は今も存在する?!
「夫が家事を手伝ってくれない」のように、「~してくれない」の言葉を多用する人の総称をくれない族といいます。
子どもが使う「~してくれない」という言葉が、主婦層までが使っていたことから、社会現象に至りました。これは、現在も続いています。
自分も「職場の誰々が~してくれない」と使っています…これが「くれない族」。
そんな「くれない族」に対して、作家の曽野綾子さんがエッセイや雑誌の対談、著書等で警告しています。
例えば、「友達が~してくれない」、「配偶者が~してくれない」、「政府が~してくれない」、「息子や娘、子どもたちが~してくれない」など。
このような言葉を口にする人が、主婦に留まらず高齢者までも使っていますね。
子どもが使う「~してくれない」という言葉が、主婦層までが使っていたことから、社会現象に至りました。これは、現在も続いています。
自分も「職場の誰々が~してくれない」と使っています…これが「くれない族」。
そんな「くれない族」に対して、作家の曽野綾子さんがエッセイや雑誌の対談、著書等で警告しています。
例えば、「友達が~してくれない」、「配偶者が~してくれない」、「政府が~してくれない」、「息子や娘、子どもたちが~してくれない」など。
このような言葉を口にする人が、主婦に留まらず高齢者までも使っていますね。
作家 曽野綾子さんが警告
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その あやこ
1931年9月17日生まれ 89歳 夫は三浦朱門
「遠来の客たち」が芥川賞候補に挙げられ、出世作となりました。
以後、宗教、社会問題などをテーマに幅広く執筆活動を展開し、エッセイ「誰のために愛するか」をはじめベストセラーは数多くあります。
近年は生き方や老い方をテーマとしたエッセイが多く、人気を集めています。
数々の著書の中でも「老いの才覚」にて、「くれいな族」に対して警告しています。
1931年9月17日生まれ 89歳 夫は三浦朱門
「遠来の客たち」が芥川賞候補に挙げられ、出世作となりました。
以後、宗教、社会問題などをテーマに幅広く執筆活動を展開し、エッセイ「誰のために愛するか」をはじめベストセラーは数多くあります。
近年は生き方や老い方をテーマとしたエッセイが多く、人気を集めています。
数々の著書の中でも「老いの才覚」にて、「くれいな族」に対して警告しています。
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「老いの才覚」の中では、「老化度」を計る目安は「くれない指数」と述べています。
世間には、友達や配偶者、そして子供・兄弟・従兄弟が「~してくれない」と始終口にしている人がおり、絶えず他人を当てにしている人がいます。
曽野綾子は、こういう人たちを密かに「くれない族」と呼んでいます。
どんな若い人でも「くれない」と言い出した時が、その人の老化の始まりで、自分の老化がどれだけ進行しているかは、「くれない」を発する頻度で分かると言っています。
世間には、友達や配偶者、そして子供・兄弟・従兄弟が「~してくれない」と始終口にしている人がおり、絶えず他人を当てにしている人がいます。
曽野綾子は、こういう人たちを密かに「くれない族」と呼んでいます。
どんな若い人でも「くれない」と言い出した時が、その人の老化の始まりで、自分の老化がどれだけ進行しているかは、「くれない」を発する頻度で分かると言っています。
身近に存在する「くれない族」
「くれない族」については、1984年から今も存在しているんです。
「先輩が仕事を教えてくれない」という人、
「同僚が仕事を手伝ってくれない」という人、
「わたしなんか誰もかまってくれない」という人、
「自分を認めてくれない」という人、
「夫がかまってくれない」という妻、
「妻がかまってくれない」という夫、
「子どもが相手にしてくれない」という老人、
などなど…
もしかしたら、現代は「誰かが自分のために何かをしてくれる」ことを当たり前と認識しているのかもしれません。
自分で考えることを選ぶより、与えられるのを待っている時代になっているのかも…。
さて、そうでしょうか?
現在のほうが、「くれない族」は増えているのかもしれません。
心理カウンセラーの心屋仁之助もブログなどでも「くれない族」について話していますね。
心屋仁之助は、今月「心屋を卒業する」と宣言し、休養されるようです。
もしかして自分は「くれない族?」と思った方、身近な「くれない族」に悩んでいる方、心屋仁之助のブログもそうですが、曽野綾子の著書など読んでみてはいかがでしょう。
「先輩が仕事を教えてくれない」という人、
「同僚が仕事を手伝ってくれない」という人、
「わたしなんか誰もかまってくれない」という人、
「自分を認めてくれない」という人、
「夫がかまってくれない」という妻、
「妻がかまってくれない」という夫、
「子どもが相手にしてくれない」という老人、
などなど…
もしかしたら、現代は「誰かが自分のために何かをしてくれる」ことを当たり前と認識しているのかもしれません。
自分で考えることを選ぶより、与えられるのを待っている時代になっているのかも…。
さて、そうでしょうか?
現在のほうが、「くれない族」は増えているのかもしれません。
心理カウンセラーの心屋仁之助もブログなどでも「くれない族」について話していますね。
心屋仁之助は、今月「心屋を卒業する」と宣言し、休養されるようです。
もしかして自分は「くれない族?」と思った方、身近な「くれない族」に悩んでいる方、心屋仁之助のブログもそうですが、曽野綾子の著書など読んでみてはいかがでしょう。
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