13Bロータリーエンジンよ永遠なれ!FC3S/FD3Sを振り返る
2015年11月4日 更新

13Bロータリーエンジンよ永遠なれ!FC3S/FD3Sを振り返る

10月末から開催される第44回東京モーターショーでも、ロータリーエンジン搭載したモデルの復活が噂されています。 果たしてそれはRX-7の系譜を辿る1台となるのでしょうか?

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FC3S型の生産終了から24年(カブリオレは23年)、FD3S型は13年が過ぎたいまでも根強い人気を誇るRX-7。

年式によってはネオクラシックの領域に入りつつある2モデルですが、これほど長く愛されるRX-7について振り返ってみました。

マツダ サバンナRX-7(1985年〜1991年/FC3S)

前期型独特のスタイルに愛着を持つ根強いファンも少なくあ...

前期型独特のスタイルに愛着を持つ根強いファンも少なくありません

1985(S60)年に2代目となるFC3S型RX-7が登場。初代と同じ2ドアクーペのボディではあるが、初代がライトウェイトスポーツだったのに対し、全幅を20mm拡大する一方で全長を短くし本格スポーツカーを目指した。トーコントロール付きのリアマルチリンクサスペンションや前後スタビライザーなどにより、大きく向上したシャーシ性能。さらに13Bと呼ばれる新開発の2ローターインタークーラーターボは排気量が573cc×2から654cc×2へとアップした。最高出力は185psにまで高められ、リアルスポーツと呼ぶにふさわしいパフォーマンスを手に入れている。
前期型と比べると、リファインされた印象を与える後期モデル

前期型と比べると、リファインされた印象を与える後期モデル

「走行性能と走りの感覚」の面で大幅な改良を図り、より一層魅力ある本格スポーツカーとしての熟成を図ったサバンナRX-7(SAVANNA RX-7)。SA22C型サバンナRX-7から1985年、2代目となった。マイナーチェンジを行い、エンジンは完全独立ツインスクロール・ターボの採用や圧縮比のアップなどにより、最高出力を205ps、最大トルクを27.5kg-mを発揮する。高性能ダンパー(GT-R、GT-X、カブリオレ)を装着するとともに、スタビライザーのサスペンション接合をゴムのブッシュからボールジョイントに変更し、操縦安定性を改善しつつ乗り心地も改善した。外観上は、前後のソフトフェイシア、リアコンビランプのデザイン変更(丸型3灯)、ボディカラーと同色のプロテクターモールの採用などにより、スタイルの力強さを強調する。
カブリオレの形式は「FC3C」でした

カブリオレの形式は「FC3C」でした

深緑のボディカラーが印象的なボディカラー「シェイドグリーン」が選べるのは、このカブリオレとアンフィニ、そしてウィニングリミテッドだけでした。
リアに∞(アンフィニ)のマークが貼られたFC3Sに憧れ...

リアに∞(アンフィニ)のマークが貼られたFC3Sに憧れたファンも多いはず

「走行性能と走りの感覚」の面で大幅な改良を図り、より一層魅力ある本格スポーツカーとしての熟成を図ったサバンナRX-7。エンジンは、完全独立ツインスクロール・ターボ、最高出力を205ps、最大トルクを27.5kg-mを発揮する。グレードは、「GTリミテッドスペシャルエディション」、「GTリミテッド」、「GT-X」、「GT-R」の4タイプ。全国限定600台の「アンフィニ」の4thバージョンは、GT-Xに比較して、動力性能及び操縦安定性能を一層向上させた。

マツダ アンフィニRX-7(1992年〜1997年)

美しいフォルムに魅了されたFD3S

美しいフォルムに魅了されたFD3S

3代目RX-7となる「アンフィニRX-7」は、ロータリーエンジンの特徴を最大限に活かしながら開発した本格スポーツカーである。255馬力を発生する13B型2ローター・ロータリーエンジン+シーケンシャルツインターボシステムを採用する。グレードは、「タイプX」、「タイプR」、「タイプS」。最もスポーティなタイプRは5速マニュアルのみ、その他は4速ATも選べる。 今回、先代のFC型「アンフィニ」に相当するスペシャルバージョン「タイプRZ」を限定発売(300台)。タイプRベースで、大容量ダンパーの装着等サスペンション強化、最終減速比4.100から4.300へ変更、エンジンマウント、デフマウントなどの強化、ピレリP-ZEROタイヤ装着、内装ではレカロ製カーボンフルバケットシート、リアシート廃止などによって約30kgの軽量化等の変更が行われている。
FC3S時代の∞(アンフィニ)にあたるモデルも登場しました

FC3S時代の∞(アンフィニ)にあたるモデルも登場しました

3代目RX-7となる「アンフィニRX-7」は、ロータリーエンジンの特徴を最大限に活かしながら開発した本格スポーツカーである。255馬力を発生する13B型2ローター・ロータリーエンジン+シーケンシャルツインターボシステムを採用する。グレードは、「タイプX」、「タイプR」、「タイプS」。最もスポーティなタイプRは5速マニュアルのみ、その他は4速ATも選べる。 今回、先代のFC型「アンフィニ」に相当するスペシャルバージョン「タイプRZ」を限定発売(300台)。タイプRベースで、大容量ダンパーの装着等サスペンション強化、最終減速比4.100から4.300へ変更、エンジンマウント、デフマウントなどの強化、ピレリP-ZEROタイヤ装着、内装ではレカロ製カーボンフルバケットシート、リアシート廃止などによって約30kgの軽量化等の変更が行われている。

マツダ サバンナRX-7(1997年〜2002年/FD3S)

アンフィニ RX-7からマツダ RX-7へ

アンフィニ RX-7からマツダ RX-7へ

アンフィニからマツダブランドとしてリリースされることとなった、世界で唯一のロータリーエンジンを搭載するピュアスポーツクーペ「RX-7」。シーケンシャルツインターボ付きの2ローターエンジンは、タイプRSとタイプR用が280馬力、タイプRB用が265馬力、タイプRBのAT用が255馬力という設定。サスペンションは前後ダブルウイッシュボーンだが、RS用はビルシュタイン、R用は大型、RB用はスタンダードとダンパーの種類が異なっている。また、RSは5速とファイナルギヤの変速比&減速比を他のMTモデルとは違うものを採用し、より走りにふったセッティングとなっている。このモデルは空力関係もかなり見直されていて、RS、R、RBのSパッケージに採用されるリヤウイングは翼端板付きでメインフラップを4段階に調整可能。フロントの冷却用開口部も拡大され、さらにエアクリーナーに空気を導入するためのみの専用ダクトや、ブレーキ冷却ダクトも追加されている。安全装備として全車にデュアルエアバッグ、4W-ABSを標準で装着する。1997年より、「アンフィニ(Efini)」チャンネルネーミングから変更となっている。
たゆまぬ進化を遂げたFD3S。ファイナルとなった限定車...

たゆまぬ進化を遂げたFD3S。ファイナルとなった限定車は「スピリットR」でした

世界で唯一のロータリーエンジンを搭載するピュアスポーツクーペがRX-7。シーケンシャルツインターボ付きの2ローターエンジンは、タイプRSとタイプR用が280馬力、タイプRBのMT用が265馬力、タイプRBのAT用が255馬力という設定。サスペンションは前後ダブルウイッシュボーンだが、RS用はビルシュタイン、R用は大径ハード、RB用はスタンダードとダンパーの種類が異なっている。また、RSは5速とファイナルギヤの変速比&減速比を他のMTモデルとは違うものを採用し、より走りにふったセッティングとなっている。このモデルは空力関係もかなり見直されていて、RS、RとRBのSパッケージに採用されるリヤウイングは翼端板付きでメインフラップを4段階に調整可能。フロントの冷却用開口部も拡大され、さらにエアクリーナーに空気を導入するためのみの専用ダクトや、ブレーキ冷却ダクトも追加されている。限定車「スピリットR」シリーズでは、2シーター5速マニュアル仕様の「タイプA」、4シーター5速マニュアル仕様の「タイプB」、4シーター4速オートマチック仕様の「タイプC」の3仕様を用意した。3仕様ともにBBS社製17インチホイール、レッド塗装ブレーキキャリパー、専用のソフト塗装インテリアパネルなど共通の内外装を採用した上で、それぞれ専用装備を備えている。安全装備として全車にデュアルエアバッグ、EBD付き4W-ABSを標準で装着する。なお、RX-7のラインナップは、「スピリットR」シリーズと昨年12月発売の特別仕様車「タイプR バサースト」のみとなる。

観るひとを魅了したRX-7たちを抜粋

○○○に憧れて、実際にFC3S/FD3Sを手にした…というケースがあるかもしれません。実車のカスタムや劇中で登場したRX-7たちを抜粋してみました。
GReddyI/RE雨宮

GReddyI/RE雨宮

東京オートサロンの会場で魅了された方もかなりいたのではないでしょうか?
GReddyIII/RE雨宮

GReddyIII/RE雨宮

ガルウイングは現代とは比較にならないほど大変かつ高価なアイテムでしたが、それでもこのコンプリートマシンは絶大な人気を誇りました。
GReddyIII/RE雨宮

GReddyIII/RE雨宮

当時、フェラーリを所有していた雨宮氏。そのテイストが見事にFCに反映されていますね。
GReddy V/RE雨宮

GReddy V/RE雨宮

FDにモデルチェンジしても、魅力的なデザインは健在でした。
GReddy VIII/RE雨宮

GReddy VIII/RE雨宮

GReddyのコンプリートカーには、こんな鮮やかなピンク色をまとったモデルもありましたね。
GReddy FAINAL 7/RE雨宮

GReddy FAINAL 7/RE雨宮

FC〜FDと続いたGReddyシリーズ。ファイナル7というモデルに、RX-7への強い思い入れが感じられます。
頭文字D/FC3S

頭文字D/FC3S

「赤城レッドサンズ」のナンバー1である高橋 涼介の愛車は白いFC3Sでした。
頭文字D/FD3S

頭文字D/FD3S

「赤城レッドサンズ」のナンバー2であり、高橋 涼介の弟にあたる高橋 啓介の愛車は、イエローのFD3S。
湾岸ミッドナイト/FC3S

湾岸ミッドナイト/FC3S

チューニングショップ「ゼロ」に所属していた。「ビッグマウスの一発屋」と呼ばれていた、自動車評論家の城島 洸一の愛車。

FC3Sも、湾岸ミッドナイトでは比較的登場回数の多いクルマといえるでしょう。
湾岸ミッドナイト/FD3S

湾岸ミッドナイト/FD3S

FD3Sも、劇中でたびたび登場しました。なかでも「スピードファクトリー RGO」の元メンバーで、ブローカーとして活動していたマサキのストーリーは印象的でした。
映画ワイルドスピード/FD3S

映画ワイルドスピード/FD3S

映画「ワイルドスピード3・TOKYO DRIFT」で実際に撮影に使用されたVeilside社製のFD3S。現車が那須PSガレージにて展示されているので、興味がある方はぜひ観に行ってみてください。
メーカーからラインオフされた状態はもちろん、カスタマイズされてより魅力が増したRX-7も数多く存在しました。

根強いファンたちとそれを支えるロータリーエンジンのスペシャリストたちによって、これからもFC3S/FD3Sは現役のクルマとして魅了してくれるに違いありません。
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