これはかなり有名な話だが、実は芸能界入りの前、19才の頃から雑誌『ポップティーン』のライターとして活躍していた、哀川翔。
専門学校卒業後もこのバイトを続け、当時の月収は何と40万円近くあったというから驚きだ。
専門学校卒業後もこのバイトを続け、当時の月収は何と40万円近くあったというから驚きだ。
この後、"劇男一世風靡"に参加し、渋谷NHKホール前の広場で路上パフォーマンスを披露することになる、哀川翔。当時の社会を巻き込む大ブームとなり、遂に観客が5000人を超える大記録を達成!
そして、上京からわずか3年目の昭和59年4月、遂にあの"一世風靡セピア"のメンバーとして芸能界にデビューすることになるのだった。
そして、上京からわずか3年目の昭和59年4月、遂にあの"一世風靡セピア"のメンバーとして芸能界にデビューすることになるのだった。
実は本作中には、当時の哀川翔と交流があったり、運命的な出逢いをした芸能人が実名で登場する。中でも強烈なのが、上京したての哀川翔がボコボコにした少年ヤクザ軍団のリーダーが、後に名脇役となる中野英雄(当時16才!)だったというエピソードだろう。
その他にも、木村一八がよくヤクザにからまれたという話や、公美夫人との出逢いのエピソードなど、本人に取材した内容を元に描かれた本作の資料的価値は、非常に高いと言える。
その他にも、木村一八がよくヤクザにからまれたという話や、公美夫人との出逢いのエピソードなど、本人に取材した内容を元に描かれた本作の資料的価値は、非常に高いと言える。
昭和63年に出演した長渕剛主演のテレビドラマ『とんぼ』での演技が高い評価を得て、俳優としても注目され始めた哀川翔。それと前後するようにして、一世風靡セピアは解散することになる。哀川翔自身は歌手としての活動を望んでいたのだが、世間は俳優としての哀川翔を求めていたのだった。
その後、公美夫人と結婚した哀川翔は、Vシネマやドラマに映画など役者として大活躍!遂に主演100本目を記念して『ゼブラーマン』が製作されることとなった。
その後、公美夫人と結婚した哀川翔は、Vシネマやドラマに映画など役者として大活躍!遂に主演100本目を記念して『ゼブラーマン』が製作されることとなった。
「社会に出た後は無敵=敵を作らない方がいい」「死ぬまで現役でいたいよ」など、正にミドルエッジ世代にとっての金言名言が飛び出す、本作エンディングでの哀川翔へのインタビュー部分。
本作を読んだ上でこの言葉を聞くと、幼くして父を亡くし自身も波乱万丈の青春時代を送った哀川翔だからこそ辿り着いた、人生の真理であることが良く分かる。これからも生涯現役を貫いて、変わらず活躍し続けてくれることを願って止まない。
本作を読んだ上でこの言葉を聞くと、幼くして父を亡くし自身も波乱万丈の青春時代を送った哀川翔だからこそ辿り着いた、人生の真理であることが良く分かる。これからも生涯現役を貫いて、変わらず活躍し続けてくれることを願って止まない。
最後に
いかがでしたか?
まさか、芸能界入りまでにこれほどの修羅場をくぐって来たとは!これだけの人生経験を積んだからこそ、現在の哀川翔が誕生したと分かる内容の本作こそ、正にミドルエッジ世代必読の男の教科書と言えるだろう。
残念ながらコンビニ・コミックスの性質上、古書店や市場に出ることが少ないため、入手するにはブックオフのコンビニ・コミックスのコーナーを定期的に探すか、ヤフオクで検索するのが効果的だと思われる。
今回の記事で興味を持たれた方や、哀川翔ファンの方には是非読んで頂きたい作品なので、全力でオススメします!
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