【修羅の門】アメリカ×ボクシング編!テディ・ビンセントの口説き文句!
2020年5月4日 更新

【修羅の門】アメリカ×ボクシング編!テディ・ビンセントの口説き文句!

前回までの記事では第一部・第二部の内容を網羅するかたちで振り返ってきましたので、ここからは第三部に突入して、さらに熱い展開を迎えるボクシング編を紹介していきます。主人公・九十九がただ単にボクシングをするのではなく、本場のアメリカでプロボクサーとなり、ヘビー級のリングに上がるというのですから驚きですよね。

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『修羅の門』とは?

修羅の門

修羅の門

分野 :格闘漫画
作者 :川原正敏
掲載誌:少年月刊マガジン
発表号:1987年5月号
    ~1996年12月号
巻数 :全31巻
『修羅の門』(しゅらのもん)は、川原正敏による日本の漫画作品。千年に亘り不敗を誇るとされる架空の古武術・陸奥圓明流の継承者である陸奥九十九(むつ つくも)を主人公とし、陸奥圓明流が地上最強であることを証明するため、彼が様々な強敵達と戦う様を描く格闘漫画。

九十九がプロボクサーデビュー!?

アリオス・キルレインとの出会い

https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156640847958 (2185782)

全日本異種格闘技選手権で九十九と激戦を繰り広げた羽山悟は、エキシビジョンマッチというかたちで、実力派の若手ボクサーとボクシングルールで試合をすることになり、九十九も観戦に訪れていました。
シュートという総合格闘技に身を投じる羽山ですが、パンチを得意とするため、ボクシングルールでボクサーと戦っても互格以上の試合になると予想されました。しかし、試合は始まると圧倒的な力の差を見せつけられ、瞬く間に羽山は敗退してしまいました。
いくら羽山がパンチを得意としていても、パンチの専門家であるボクサーに適うレベルではなかったと見られました。しかし、本当のところは違い、対戦相手だった実力派の若手ボクサーが恐ろしく強かったのです。試合を観ていた九十九は、羽山と対戦した実力派の若手ボクサーであるアリオス・キルレインと勝負することを望むようになります。

道場破りをする九十九

https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156640847953 (2185785)

アリオスと戦うことを希望する九十九は、アリオスが練習に通うジムに訪れて道場破りをしようとします。そんな九十九に対し、アリオスは「ボクサーではない男と戦う気はない」と、対戦をきっぱり断られてしまいます。
これらのことをきっかけにして、九十九はアリオスと戦うため、アメリカでプロボクサーとしてリングに上がることを決意するのでした。
全日本異種格闘技選手権で知り合ったプロレスの神様と呼ばれるフランク・クラウザー。九十九は彼を頼って、アメリカでプロボクサーとしてリングに上がる準備を進めようとします。しかし、フランクはプロレスラーとしては有名な格闘家であっても、ボクシングにおいては専門外。そこでボクシングを専門とするトレーナーを紹介すると言います。

テディ・ビンセントとの出会い

https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156640847943 (2185788)

ボクシングのリングに上がっても、ボクシングをするつもりはなく、あくまで陸奥圓明流の技で戦うつもりの九十九。フランクの申し出に渋る表情をみせますが、「だからこそ彼を紹介するのさ」「彼は何も教えない、ただ火を点つけるだけ」と返して、九十九をその気にさせるのでした。
九十九はフランクに連れられ、アパートに辿り着くと部屋をノックします。ドアを開けて現れたのは、テディ・ビンセントという初老の男性です。外見は穏やかでおとなしそうな印象ですが、じつは数々の世界王者を育てた名トレーナーとのこと。
フランクはここに訪れた要件をテディに伝えると、テディは九十九を見ながら、「彼にトレーナーは必要ない」「一年以内に世界チャンピオンになる」と言います。続いて「その体重でボクシングをするなら日本がいい」とも。
https://pocket.shonenmagazine.com/episode/10834108156640847928 (2185791)

この言葉に、フランクは「彼が自分に合うウエイトでボクシングをするのなら…」と返し、九十九が陸奥圓明流の継承者であること、その技をつかってヘビー級のリングに上がろうとしていること、アリオス・キルレインと対戦したいだけだということを伝えます。
すると九十九が口を開け、「陸奥圓明流は千年不敗を誇る技で、史上最強の格闘技のはず」「それを証明するために、まずアリオス・キルレインと戦いたい」と話すのでした。
あまりにスケールの大きいことを言う九十九に対して、テディはただただ驚くばかりです。
テディの教え子は試合中に亡くなってしまっており、それを最後に、トレーナー稼業から引退して、ボクシングからは遠ざかっていました。そんなテディを、九十九のトレーナーにしようとするフランク。そして、フランクの好意を受け、テディを自分のトレーナーになってもらおうと口説く九十九。
九十九はボクサーになるつもりはなく、あくまで陸奥圓明流が最強と証明するため、アリオス・キルレインと勝負することを望んでいます。そんな熱い気持ちに、テディはどんな言葉で応えるのでしょうか。今回の記事はここで締め括りたいと思います。続きが気になる方は、ぜひ原作コミックをご覧になってご自身の目で確認なさってください。

『修羅の門』第三部を読み直そう

残念ながら『修羅の門』はアニメ化されていませんので、原作コミックをじっくり読んでストーリー展開を楽しんでくださいね。

修羅の門(11) (月刊少年マガジンコミックス) | 川原正敏 | 少年マンガ | Kindleストア | Amazon

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Amazonで川原正敏の{ProductTitle}。アマゾンならポイント還元本が多数。一度購入いただいた電子書籍は、KindleおよびFire端末、スマートフォンやタブレットなど、様々な端末でもお楽しみいただけます。
今回の記事で紹介したのは第11巻の内容です。
第三部のプロローグを振り返っていきましたが、これからの熱い展開を予想させる内容は如何だったでしょうか?
ここから先はボクシングという格闘技に挑戦する九十九の姿が描かれ、フランクやテディの存在は欠かせないものとなっていきます。その出会いとなる場面ですが、熱い言葉のやりとりは胸に響き、きっと体温が上昇していくことを実感するでしょう。
ぜひこの機会にご覧になって、陸奥圓明流や陸奥九十九の伝説を見届けてください。
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