やっちゃえ日産がやり過ぎちゃった迷車たち!    ~メーカー別 マニアック名車 日産編~
2017年1月25日 更新

やっちゃえ日産がやり過ぎちゃった迷車たち! ~メーカー別 マニアック名車 日産編~

長年、日本の自動車界を支えてきた国産メーカーのマニアックな名車を「マツド・デラックス」が選りすぐってお送り致します!

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サイドにまで伸びる曲面ガラスを採用したチェリーFⅡ

サイドにまで伸びる曲面ガラスを採用したチェリーFⅡ

大衆が驚いたのはリアウインドウのデザインだったの。先代の「X1-R」のリアの視界の悪さを気にしすぎたのかまあサイドにまで伸びる曲面ガラスを採用したの。それがデザイン的にアダとなったのよね。
同じく発売当時リアのデザインの悪さを指摘されたサニーエ...

同じく発売当時リアのデザインの悪さを指摘されたサニーエクセレントクーペ

確かに、視界アップには成功したんだけどあたし見たいなデブには困る室内温度の上昇を招く結果となったのよ。もう少し後年ならガラスフイルムで対応出来たのに残念だわ。あと、リアガラスガ割れるような板金修理の場合高額だったらしいわよ。おーこわ!

内装の出来はやっちゃえ日産!でも外装デザインとのギャップにオーナーは!?

スポーティーなメーター回り

スポーティーなメーター回り

しかし、流石日産!内装のメーター回りはいかしてるわ!スポーティー感がビシビシ伝わってくるの。運転していればやってやる感満載なんだけどね。
トミカの色まで地味だった チェリーFⅡ

トミカの色まで地味だった チェリーFⅡ

でも・・・外見が地味なのよね。売れた色は、「ゴールド、シルバー、モスグリーン」先代のチェリーのイメージカラーがオレンジだったのを考えるとウケた年齢層の違いを感じるのよね。でも、今となってはリアの未来感が追い付いてマニアの中では早すぎた1台となってるの。みなさんも煙草の「チェリー」をふかしながらスピッツの「チェリー」を聞いてアメリカン「チェリー」を食べながらチェリー三昧でこのクルマでドライブしたらいかがかいら?

商用車のイメージを変えようとした「エスカルゴ」

エスカルゴ    まさにカタツムリ

エスカルゴ まさにカタツムリ

1989年販売された「エスカルゴ」は、当時日産でブームだったパイクカーの1台だったのよ。カタツムリをイメージした「エスカルゴ」は2年間で約1万台を販売したの。そのわりには残ってないなんていっちゃダメよ!気にしている人たくさんいるんだから!名前は「カタツムリ」+「貨物(カーゴ)」からつけたの。しっかりしたコンセプトはあったのよね。
荷物を積むための機能性を追求した

荷物を積むための機能性を追求した

奇抜過ぎて年配の店主は、恥ずかしいから購入できなかったと言う話も。

見た目のかわいさから若い店主たちは「エスカルゴ」に惹かれたの。
でも、年配の店主達からは「退かれた」のよね。それだけ日本に染み付いた「商用車」のイメージはフランスやイタリア見たいなオシャレ感とは程遠かったと言うことね。
あと、残念だけど年配の方達は「エスカルゴ」を食べたことないから良さがわからなかったんじゃないかしら?
日産が機能性を求めたのはこのルノー4なのか?

日産が機能性を求めたのはこのルノー4なのか?

シトロエンにも似たインパネはシンプルで機能的

エスカルゴの奇抜且つシンプルなデザイン 内装の手本はシ...

エスカルゴの奇抜且つシンプルなデザイン 内装の手本はシトロエン2CV?

内装はフランス料理を意識した訳じゃないと思うけど、「シトロエン」っぽい所が見受けられるの。この斬新さが、新規顧客を増やせなかった理由の一つかも知れないわね。
この2CVの内装のシンプルさをエスカルゴは目指したのか?

この2CVの内装のシンプルさをエスカルゴは目指したのか?

42 件

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  • シュンぺー 2020/10/7 23:56

    チェリーF-ⅡクーペのリアウインドウはシトロエンSMのコピーと言われた
    車よりもCMのキャッチコピーであった久美子、君を乗せるのだからの方が話題になった
    (CMモデルが初期型秋吉久美子)
    サニー210クーペは前方視界も良くなく乗ると前方よりもダッシュパネルが良く見えた

    I.O 2020/2/4 19:59

    かつてサニーではクーペが存在しましたが、NXクーペは90年にB13型一新時にサニーシリーズから独立しました。しかし販売面では不振を辿り、先代(B12型)のRZ−1も昔ほど人気を獲得するには至りませんでした。

    へんてこりん 2020/2/4 10:51

    NXクーペはへんてこりんな外観とは裏腹に内装はサニーセダンとほとんどかわりばえしなかった。
    サニーセダンにはないデジタルメーターを採用していたぐらいしか違わなかった。

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