以前紹介した『片腕ドラゴン』の主演スター、ジミー・ウォング。カンフー映画ブームが日本から去った1976年に公開された、彼の刑事アクション映画の傑作が今回取り上げるこの『スカイ・ハイ』だ!
『スカイ・ハイ』予告編
via www.youtube.com
ミドルエッジ世代にとっては映画の内容よりも、このハング・ライダーを前面に押し出した迫力満点のポスターや、「千の顔を持つ男」のキャッチフレーズで我々の心を鷲づかみにしたマスクマン、ミル・マスカラスの入場曲にも使われた主題歌、『スカイ・ハイ』が強烈に印象に残っているのではないだろうか?
『スカイ・ハイ』主題歌PV
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ハング・ライダーに皆が憧れた映画、『スカイ・ハイ』とは?
意外にも、原題は『香港から来た男』というシンプルな物だった本作。
まるで強大なゲイラ・カイトの様な三角形の翼で、大空を自由に飛び回るその姿!当時のミドルエッジ世代の心を鷲掴みにしたその新スポーツこそ、このハング・ライダーだったのだ!
まるで強大なゲイラ・カイトの様な三角形の翼で、大空を自由に飛び回るその姿!当時のミドルエッジ世代の心を鷲掴みにしたその新スポーツこそ、このハング・ライダーだったのだ!
今まで日本人に馴染みの無かったこのハング・ライダーだが、実は1973年の映画『007死ぬのは奴らだ』にもいち早く登場している。
だが、やはり日本の観客にとってはこの『スカイ・ハイ』が本格的な登場として記憶されており、大空を自由に滑空するその姿は、あまりにカッコ良すぎる主題歌と一緒に、今もミドルエッジ世代の記憶に強烈に残っている。
だが、やはり日本の観客にとってはこの『スカイ・ハイ』が本格的な登場として記憶されており、大空を自由に滑空するその姿は、あまりにカッコ良すぎる主題歌と一緒に、今もミドルエッジ世代の記憶に強烈に残っている。
実はWikipediaによると、日本でこのハングライダーが本格的に普及するようになったのは、何と『スカイ・ハイ』が公開された1976年からなのだそうだ。そう考えると、日本におけるハングライダー普及に本作が及ぼした影響は、極めて大きかったと言えるだろう。
実はこの年には、更にハング・ライダーを前面に押し出したアクション映画『スカイ・ライダーズ』も公開されており、正にこのハング・ライダーこそ70年代のこの時期に一世を風靡した新スポーツだったのだ。
実はこの年には、更にハング・ライダーを前面に押し出したアクション映画『スカイ・ライダーズ』も公開されており、正にこのハング・ライダーこそ70年代のこの時期に一世を風靡した新スポーツだったのだ。
ちなみに本作の主演は、以前ここでも紹介した『片腕ドラゴン』のジミー・ウォング。
現代を舞台にしたこのポリスアクション映画では、香港からオーストラリアに渡った敏腕刑事を演じている。
悪役に二代目ジェームズ・ボンド役で有名な、ジョージ・レーゼンビーを迎えたことでも話題となった本作だが、何と実は若き日のサモハンも出演していたのはご存知だろうか?
幸い現在では廉価版DVDもリリースされているので、興味を持たれた方は是非一度チェックして頂ければと思う。
幸い現在では廉価版DVDもリリースされているので、興味を持たれた方は是非一度チェックして頂ければと思う。