NHKプチプチ・アニメ『ロボットパルタ』(1994年) - YouTube
ロボットパルタ
パルタは、寝ぼすけであわてんぼうのロボット。ガールフレンドのピプコや犬のコロタ、力もちのロボシュワ、時計型ロボットのロボクロたちとの毎日は、にぎやかで楽しくそしてドタバタ大さわぎ!海や山、町の中などなど、あらゆるところで大冒険をくりひろげます。
テンポよい音楽、そしてカクカクしたロボットのキャラクター感をだしながら、滑らかな動き。そんなところもロボット パルタの魅力です。
©保田克史・NHK・NEP
『ビーロボ カブタック』(1997年・東映制作・テレビ朝日系列放送)
『ビーロボ カブタック』(1997年)
前作『ビーファイター』2作同様にカブトムシを主人公のモチーフにしているが、『がんばれ!!ロボコン』や東映不思議コメディーシリーズなどの作品に代表されるコメディの要素がプラスされた。
そのため、本作品で主軸がおかれている「スターピース」を巡る争奪戦も、地球侵略を目論む敵や科学犯罪者と戦うバトルアクションではなく、スポーツ対決からクイズ対決などさまざまな勝負が展開されるというものとなっており、従来のメタルヒーローシリーズとは大きく趣を異にした作品となっている。
本作と次回作『テツワン探偵ロボタック』がコメディ路線で作られたことが次々作『燃えろ!!ロボコン』の制作に結果的に繋がった。
出典 ビーロボカブタック - Wikipedia
カブタック
声 - 草尾毅(タイトルコール及び次回予告ナレーションも兼任)
スーパーモード継続時間:3分 / スーパーモード時の武装:ビリットスティック(ノーマルモードの頭部が変化)
本作の主人公で、カブトムシ型バイオチップを持つ1号機。少々ドジで慌て者だが、勇気と努力は人一倍。カブトムシがモチーフであるだけあってスイカが好物。また木の上にいると落ち着く(クワジーロ、テントリーナも同様)。カラーリングは赤。
ノーマルモード時は甲高く可愛い口調で、語尾に「カブ」とつけるのが特徴だが、スーパーモード時はシリアスなヒーロー口調に変わる。スーパーモード時の決め台詞は、「君の勇気がこの胸に、熱く響いていい感じ。ビーロボの一番星・カブタック!!」。急ぐ場合は「ビーロボの一番星」のみになることもある。
テントリーナ
声 - 橘ひかり
スーパーモード継続時間:常時 / 武装:リーナステッキ
テントウムシ型バイオチップを持つ唯一の女性型ビーロボ。10号機。シャークラーの戦闘力があまりに強力だったため、その反省から初めから戦闘能力を持たずに設計された。常にスーパーモードでいられる最新型だが[注 2]、そのためにエネルギー消費が激しく、さまざまなアルバイトでエネルギー費用を稼いでいる。吸い込むように大量の梅干を食べたこともある。胸の大きさに悩みを持つ。カラーリングはピンク・白。
友人の三鷹小百合と同じマンションに住んでいる。
クワジーロ
声 - 中村大樹
スーパーモード継続時間:5分 / スーパーモード時の武装:ハサミックカッター
ミヤマクワガタ型バイオチップを持つ2号機。カブタックの相棒的存在で、真面目で気は優しくて力持ちの典型キャラクター。目覚めたばかりで途方に暮れているところを吉祥寺蔵之助に助けられ、以降、吉祥寺工務店に住み込むことになる。
普段は吉祥寺工務店で大工仕事をしており、拾われた恩義からスターピース争奪戦より仕事を優先することもあった。「男は黙って」が口癖で、福岡弁で喋る(一人称は「おい(どん)」)のが特徴。カラーリングは緑。変形パターンは手脚が伸び、スーパーモード時の頭部が現れる。
ゲロタン「結論から言おう、このままでは負ける!」
声 - くまいもとこ
スーパーモード継続時間:13分 / スーパーモード時の武装:ジャクシーボンバー、ウォータージェット(ノーマルモードでも使用可能)
第22話より登場。カエル型バイオチップを持つ7号機。結論優先回路が内蔵されており、「結論から言おう」が口癖で、言いたいことを理論的にズバズバ言うが、言い過ぎて呆れられることもある。
「結論から言ってケロ」と他人に要求したこともある。スターピースの研究を続けており、ビーロボの中では最もスターピースに関する知識が高い他、そのために高円寺寅彦の信任も厚いため、カブタックのパワーアップパーツも預かっていた。
シャークラー・コブランダー
声 - 千葉繁
スーパーモード継続時間:15分 / スーパーモード時の武装:フカヒレイザー、コブンザメ
第28話より登場。サメ型バイオチップを持つ9号機。一人称は「自分」、語尾は「~っす」。表面的には友好的な態度を取りつつも、裏で腹黒い一面を持つ最強の戦闘力を持つビーロボ。歪んだ自我の持ち主故に高円寺博士によってカプセルに封印されており、後にダンゴロンによって解放されてしまう。勝負ではチーム戦でコブランダー一味を部下(ガニランとスパイドン)にしたり、共闘することが多い。高円寺博士に音痴な歌を聞かされたせいで歌恐怖症である。『ビーロボカブタック クリスマス大決戦!!』ではカブタックたちと共闘はしなかったが、「他のビーロボが自分以外の者に倒されるのは我慢ならない」という理由から譲を救出した。高円寺博士を怨んでいる本当の理由は封印されたことよりも、自分の額に傷を付けられたためであったが、そのことを知ったカブタックが最後となるへびつかい座のスターピースに願ったことで額の傷は消え、カブタックの思いやりに惹かれて改心した。カラーリングは黒・銀。
コブランダー
声 - 松本大
スーパーモード継続時間:13分 / スーパーモード時の武装:コブラビュート(ノーマルモードでも使用可能)
コブラ型バイオチップを持つ8号機。睡眠学習が不完全なために乱暴者と化し、しゃべり方もドスが効いている。
同じく睡眠学習が不完全だったガニランとスパイドンを率いて、スターピースの力で世界を支配しようと企み、カブタックらと争奪するが、詰めが甘いため勝負ではいつも負けてしまう。また貧乏なため、物語進行に連れ段々そんな野望よりも、目先の生活を重視するようになり、一度カップラーメンが欲しいという執念だけで(貧乏で困窮中のコブランダー達にとって、勝利しなければ死活問題でもあったため)カブタックに勝利し、これまでの恨みを晴らしたことがある。また、カブタック対策として彼の弱点(ジャンプ力の低さ)を見つけ出したり、剣道・綱引き・クイズの特訓を子分たちと共に行うなど、真面目な面もある。
キャプテントンボーグ
声 - 郷里大輔
スターピース争奪でカブタックたちが争うと何所からともなく現れるトンボモチーフの謎の審判ロボ。さまざまなスポーツやゲームなどでカブタックたちを争わせ、スターピース争奪戦(時折、誰かの喧嘩でもその立会いに現れたり、スターピースとは直接繋がらない勝負の場合にも出てくる)を仕切った後に去っていく。
自身と同じトンボ型のハンドマイクがついたキャプテンスティックという棒を持ち、胸には得点盤、左腕にはゴングが装備されている。一度シャークラーにやられてからは修行をして、より厳しい審判へと生まれ変わり、体色も青から赤に変わった。
ただし体色については『ビーロボカブタック クリスマス大決戦!!』において元の青に変わったことから、修行ではなく季節の変化によるものであるような描写がなされている。また、彼も普通に食事が可能。
登場シーンは時々は普通に姿を現していたが、途中から様々なスタイルや人物に変装して現れるようになった。その正体は高円寺寅彦と思われていたが、後に別人と判明。結局最後まで正体は明かされぬままとなった。
ガニラン・コブランダー・スパイドン・ゲロタン
声 - 江川央生
スーパーモード継続時間:9分 / スーパーモード時の武装:ガニブーメラン(ノーマルモードでも使用可能)
カブトガニ型バイオチップ[注 1]を持つ4号機。コブランダーの子分。かつて人間社会に適応できずにいた所、スパイドンと出会う。その後、共にコブランダーと合流してその子分となる。カラーリングは紫で、ハサミの手を閉じてグローブ状にして相手に打ち付ける「ガニパンチ」が得意技。
酒好きの人間に拾われたために、大酒飲みで乱暴者だが、頭が悪く、スターピース争奪戦では大抵は負けてしまう。変形パターンはクワジーロに似ている、手脚が伸び、頭部が現れる方式。
スパイドン
声 - 茶風林
スーパーモード継続時間:11分 / スーパーモード時の武装:クローアンカー、クモの糸(ノーマルモードでも使用可能)
コガネグモ型バイオチップを持つ5号機。守銭奴で金勘定が得意だが、貧乏故に大金を持つと緊張して手が震え、計算が出来なくなる。ガニランと同じくコブランダーの子分。関西の高利貸しに拾われていた影響から、関西弁で話す。ガニランとは凸凹コンビで、ガニスパコンビを自称する。スーパーモード時には相手の脳天に強烈なチョップを叩き込む「スパイドン唐竹割り(スパイドンからたけわり)」を使用する。カラーリングは黒黄の縞模様。スーパーチェンジ時には天井からぶら下がり、カブタック同様上下逆になって変形する。
両腕から放つ「クモの糸」や、スーパーモードで使うクローアンカーなど、相手の動きを封じる小細工をする事が多いセコい性格故に、真っ向勝負ではカブタック達に勝てない。ただし、恨みを募らせた際にはパンチ力が通常よりも上がっていた。
『テツワン探偵ロボタック』(1998年・テレビ朝日系)
『テツワン探偵ロボタック』(1998年・テレビ朝日系)
前作『ビーロボカブタック』のロボットを主人公としたコメディ路線を踏襲した作品であり、ストーリーや設定などにも前作との共通点がいくつか見られるが、ストーリー上の繋がりや世界観の共有はない。
平和な夢が丘の町に現れたイヌ型ロボットのロボタック。彼の目的は祖国ハラッパ国を救うというアイテム「ランドツール」を探すことだった。シャードック探偵社で働く羽目になったロボタックは、探偵社社長の甥の雪柳カケル少年ら夢が丘少年探偵団と協力し、シャードックのライバル・ゴールドプラチナ社のロボットのダークロー一味を相手に、ランドツール争奪戦を繰り広げる。
出典 テツワン探偵ロボタック - Wikipedia
ロボタック
本作の主人公。ハラッパ国からアメリカを経由して夢が丘町にやってきたイヌ型ロボット。メインカラーは赤。語尾は「バウ」。
祖国であるハラッパ国を救う宝物「ランドツール」を探すために来日。2日間飲まず喰わずにいた状態でシャードック探偵社を訪れ、食べさせてもらった代償に住み込みで雇われ探偵として働くこととなる。ソーセージが大好物で納豆が大嫌い。普段はおっちょこちょいだが優しさと努力は人一倍ある。
Sモードでは「勇気凛々!腕はビンビン!笛の音色はワンダフル! ロボタック・アズナンバーワン!!」を決め台詞とし、声や口調もシリアスなものに変わる。SモードではNモードの10倍のパワーを発揮し、変身前と比べてスピードが速くなる。エネルギーが足りない時はワンダフルートでパワーを得て変身する。
カメロック
沈着冷静のカメ型ロボット。メインカラーは青。チャイナからロボタックを追って日本にやって来た。探偵社に住み込まず、自ら近場のマンションを借りている。ややプライドが高く、初期の頃はロボタックを「ダメロボット」呼ばわりすることもあった。
ウサギ型ロボットであるミミーナに猛烈なラブアタックを受けているものの、ストーカーのような彼女が苦手であり、ミミーナが絡むことで失敗するドジな面がある。一度だけ怪盗チェリーがミミーナに変装していたことを暴いた。嫌いな食べ物はピーマン。
Sモードでの決め台詞は「硬い甲羅は何のため、愛する者を護るため。気高き闘士・カメロック」。SモードではNモードの15倍の腕力になる。
ミミーナ
ロボットの修理サービスを行っているウサギ型ロボット。メインカラーは白と黄色。口癖は「ピョン」。カメロックに助けられた際に一目惚れし、彼を追い回すこともしばしば。
そのしつこさはかなりのもので、争奪戦の際、カメロックに付きまとって彼を脱落させ、ロボタック側を敗退させたことがあるほど。
主人公はロボットのパルタ。キャラクターのほとんどはロボットという設定。主にプラスチック板を使用して作成している。