『こどものおもちゃ』
ちょうど紗南たちとは同い年だったので共感しつつ、小ネタに笑いつつ見ていました。暗くなりがちな題材を、笑いでこうまで緩和してしまえるスタッフたちには脱帽です。
概要
小花美穂の同名漫画を原作とする。
テレビ東京で1996年4月から98年3月まで放送。
前半4クールを「小学生編」、後半4クールを「中学生編」と呼ぶ。
いじめ、学級崩壊など、様々な社会問題を取り扱っている。
通称は『こどちゃ』。
吹き込んだ言葉が逆さまになるおもちゃや、「ノリノリマシーン」なる関連商品もある。
結構重いところありますよね、このアニメ・・・しかし、それを緩和させてくれるものも。
あらすじ・小学生編
人気子役、倉田紗南。
マネージャーを「ヒモ」と称するが、芸能人であることを鼻にもかけず明るく振る舞う彼女の目下の悩みは、「学級崩壊」にあった。
どこか影のあるクラスメイト羽山秋人が男子生徒を鼓舞して、やりたい放題。教師も弱みを握られているため迂闊に注意できない状態。
「何とかしよう!」と、学業と仕事の合間を縫って探る内、彼の「心の闇」を知る。
それが解決し秋人とも「打ち解けた」時、今度は紗南側に問題が持ちあがる。
しかしそれは、作家である母、実紗子との「約束」でもあった。「ほんの少し有名になる」ことで、紗南と実紗子はある人物を探していたのだった。
「娘とは血が繋がっていない」。エッセイでそのことを暴露する実紗子。探している人物とは、他ならぬ紗南の実親であった。
秋人は紗南をマスコミから隠すため自分の家に匿ったりし、少しずつ距離を縮める。美少年子役、加村直純でも立ち入れないほどに。
マネージャーを「ヒモ」と称するが、芸能人であることを鼻にもかけず明るく振る舞う彼女の目下の悩みは、「学級崩壊」にあった。
どこか影のあるクラスメイト羽山秋人が男子生徒を鼓舞して、やりたい放題。教師も弱みを握られているため迂闊に注意できない状態。
「何とかしよう!」と、学業と仕事の合間を縫って探る内、彼の「心の闇」を知る。
それが解決し秋人とも「打ち解けた」時、今度は紗南側に問題が持ちあがる。
しかしそれは、作家である母、実紗子との「約束」でもあった。「ほんの少し有名になる」ことで、紗南と実紗子はある人物を探していたのだった。
「娘とは血が繋がっていない」。エッセイでそのことを暴露する実紗子。探している人物とは、他ならぬ紗南の実親であった。
秋人は紗南をマスコミから隠すため自分の家に匿ったりし、少しずつ距離を縮める。美少年子役、加村直純でも立ち入れないほどに。
あらすじ・中学生編
実母と決別し、実紗子との絆を取り戻した紗南。仕事が忙しい中、どうにか中学校に入学。
女子トイレで松井風花という少女と出会い親友となる。そして知る事実。「羽山は女子にモテるらしい」。
直純との共演映画の撮影のさなか秋人への想いに気づき、動揺して演技ができなくなる、直純のファンにリンチされるなどのハプニングはあったが、撮影は終了。映画も大ヒットする。
そして、アメリカの舞台プロデューサー、ゲイリー・ハミルトンから呼び出される。
一方の秋人は、理科教員千石から「いじめ」のような扱いを受けていた。
女子トイレで松井風花という少女と出会い親友となる。そして知る事実。「羽山は女子にモテるらしい」。
直純との共演映画の撮影のさなか秋人への想いに気づき、動揺して演技ができなくなる、直純のファンにリンチされるなどのハプニングはあったが、撮影は終了。映画も大ヒットする。
そして、アメリカの舞台プロデューサー、ゲイリー・ハミルトンから呼び出される。
一方の秋人は、理科教員千石から「いじめ」のような扱いを受けていた。
登場人物紹介
倉田紗南(くらた さな)
via mydramalist.info
3月7日生まれなので、「サナ」という名前になった。所属事務所は劇団こまわり。
演技力は抜群で、バラエティから演技へと活動の場を移す。
根は繊細だがそれを隠すかのように、天真爛漫なお調子者として通っている。
羽山秋人とは当初いがみ合っていた。
実は捨て子。実の母に「あなたには興味はないけれど、産んでくれたことは感謝しています」と言い、決別。
芸能活動においても、ブロードウェイのキングに呼ばれる半面帰国後バッシングにあったりと浮き沈みが激しい。
売れっ子子役として学校を休んでまで仕事をしていたため、「積み上げ教科」の算数が苦手。よく歌う。
やたらハイテンションなので、声優さん大変だったんじゃないでしょうか。
ばびっと
via twitter.com
アニメオリジナルキャラクターにして、ほぼマスコット、そしてツッコミ役。
『ばびっと数え歌』という持ち歌があったり、「そんなにシリアスでないシーン」において重要なツッコミをする。
名前は視聴者からの公募で決定したもの。
画像の白いコウモリのみならず、「ばびっと一族」という仲間(?)が複数存在する。
作中のキャラからは「変な生き物」扱いされたり、そうかと思えば「声がしたのに誰もいない」というような扱いです。
via www.youtube.com
羽山秋人(はやま あきと)
via m.niusnews.com
紗南とは天敵からマブダチという関係に。
家庭環境のストレス(生まれることで母を死なせてしまったこと、姉から「悪魔」と言われること)からか、男子生徒を扇動して学級崩壊を引き起こした。
紗南のおかげもあり、家族仲は良好になり、空手を始めるなど、それなりに前を向くようになる。
中学生編で、紗南がニューヨークに赴いている間に紗南の親友、風花と付き合う。
後述の千石に目を付けられて退学処分させられそうになるが・・・。
声優は俳優の中崎達也さん。秋人とは同級生で、一緒に声変わりしていったとか。