はじめに
UC0090頃、アムロ・レイ大尉の要望で開発された機体を中心に書いてみます。第1次ネオ・ジオン抗争が終了し、シャア・アズナブルが着々と決起のための準備を秘密裏に行っていた時代でした。サイコミュ・システムが連邦軍でも見直されてきたということでしょう。
via asciimw.jp
AMW|雑誌・書籍検索 『CHARACTER ENCYCLOPEDIA 機動戦士ガンダム キャラクター大全集2013』
¥本体3,800円
株式会社アスキー・メディアワークスの公式HPです。
ここまでやるか!というくらい登場人物を集めています。あぁいたいたという一度きりの登場人物まで丁寧に拾い上げた他では考えられない資料集です。
アムロ・レイ大尉発案、新しいRXナンバーガンダムへ
YRA-90A(小説版)
via gundam.wikia.com
背部のデカイ、パックは何なんでしょうかね?サイコミュやサイコフレームの類は取り付けられてもいない。とありましたが、どうもそれらしく見えるんですが・・・そもそもWikipediaではYRA-90Aという型式番号はμガンダムの項で表記されておらず、取り合えず参考までに上記引用をご紹介いたしました。
YRX-90A
μガンダム(ミューガンダム)は、型式番号YRX-90Aを持つアナハイム・エレクトロニクス社開発のMSである。PC-9801用ゲーム『機動戦士ガンダム ADVANCED OPERATION』に登場した。νガンダムの基礎となった性能試験用の機体だが、サイコミュやサイコフレームの類は取り付けられてもいない。
via gundam.wikia.com
全体的なシルエットはνガンダムの形状と似ており、全体的にνガンダムよりも角が立った形状である。顔もほぼνガンダムと同様で、角は4本。ビームライフルも、νガンダムのそれに近い構造である。
PCゲームでの登場で詳しいスペックなどはわかりません。νガンダムのプロトタイプのそのまた試作品のような立ち位置の機体のはずなのですが、ゲーム上では実戦投入されているんですね。
RX-90
宇宙世紀0090年頃、地球連邦軍に復帰していたアムロ・レイ大尉の要請で新たにニュータイプ専用MSを開発することとなり、λガンダムの延長として、「μガンダム」(ミューガンダム)のコードネームと「RX-90」の型式番号が与えられた。一般的には、ここで初めてΖ計画以外でのアナハイム・ガンダムが誕生したと考えられている。μガンダムはかつてのガンダム (RX-78) のようなオーソドックスなMSとしてデザインされ開発が続けられたが、サイコフレームとサイコミュ・システムの開発が思うように進まなかったため、ニュータイプ専用機としての機能を満たさないまま、次の「νガンダム」(ニューガンダム)の開発に進んだようである。
μガンダムはアムロ・レイ大尉から要請を受け、最終的にはニュータイプ専用機を目指していたことから様々なアイデアが出たようで試作機も何種類か制作されていたようです。型式番号もRX-90とは限らず、YRX-90AやYRA-90Aなどと多岐にわたります。サイコミュ・システムを搭載していないもの、それを試作したものとνガンダムの完成のため様々な実験が行われたのでしょう。上記の機体たちはそうした実験機(試作機)であり、これ以外にもあったかもしれません。資料により記載されている機体が違うので、僕が手に入れられるものの中からご紹介させていただきました。
RX-93
νガンダム
全高 24.2m
頭頂高 22.0m
本体重量 27.9t
全備重量 63.0t
装甲材質 ガンダリウム合金
出力 2,980kW
推力 18,300kg×4(バックパック)
12,300kg×2(脚部)
(総推力)97,800kg
センサー
有効半径 21,300m
武装 ビーム・ライフル
グレネードランチャー
ビーム・サーベル×2
バルカン砲×2
ニュー・ハイパー・バズーカ
シールド
シールド・ビーム・キャノン(出力7.8MWメガワット)
ミサイル×4
フィン・ファンネル×6(型式番号AEV/PFF93AR)
その他 アポジモーター26
頭頂高 22.0m
本体重量 27.9t
全備重量 63.0t
装甲材質 ガンダリウム合金
出力 2,980kW
推力 18,300kg×4(バックパック)
12,300kg×2(脚部)
(総推力)97,800kg
センサー
有効半径 21,300m
武装 ビーム・ライフル
グレネードランチャー
ビーム・サーベル×2
バルカン砲×2
ニュー・ハイパー・バズーカ
シールド
シールド・ビーム・キャノン(出力7.8MWメガワット)
ミサイル×4
フィン・ファンネル×6(型式番号AEV/PFF93AR)
その他 アポジモーター26
via 機動戦士ガンダムMS大全集2015
ネオ・ジオンの戦力に対し、在来機種では対抗しきれないことから開発された。開発要請はロンド・ベルが行い、地球連邦軍が発注。設計にはアムロ・レイが参加。製造はアナハイム・エレクトロニクス社のフォン・ブラウン工場が担当した。U.C.0093年ロールアウト。実質3か月という短期間で完成に漕ぎつけた。
設計はRX-78 ガンダムと歴代ガンダムタイプのスペックの平均値をもとに、当時の最先端技術を導入して能力をアップデートするかたちで行われた。また、機体名のνはアナハイム社製ガンダムの11番目の開発コードを意味する。
この頃のアムロはもう20代半ばになっています。大分大人っぽくなっていますね。