川原由美子さんの代表作『前略ミルクハウス』はじめ、過激で素直な“女の子”たち!その真髄に迫りましょう。
2018年6月12日 更新

川原由美子さんの代表作『前略ミルクハウス』はじめ、過激で素直な“女の子”たち!その真髄に迫りましょう。

川原由美子さんといえば、“女の子”!かわりがわるくるくる表情を見せる少女をいたずらっぽく…時には神秘的に…揺れ動く心と表情をこうも体現した方はなかなかいないでしょう!そんな川原由美子さんの作品たちを懐かしんで追っていきましょう!

504 view

川原由美子さんとは……?

 (2017654)

川原 由美子(かわはら ゆみこ、1960年4月20日- )は、日本の漫画家。北海道函館市生まれ、東京都育ち。血液型はO型。

なお、作家になる前のエピソードとして……
小学生の頃から漫画を書き始めており、中学生の頃から投稿を始めていた。中学の頃から登校拒否をするなど学校が嫌いで、高校に進学するも1か月で辞めてしまった、という!Σ(・ω・ノ)ノ!
原稿を持って『週刊少女コミック』(小学館)編集部へ見学に行ってアシスタントになりたいと訴えたところ河野やす子を紹介してもらい、8月から約1年半、アシスタントを務めたらしく、アシスタント中も『週刊少女コミック』や『花とゆめ』などに持ち込みを続けた。
このことからガッツと根性と才能の片鱗がうかがえますね。
さてさて、その才能ぶりは以下にて!

代表作

●前略ミルクハウス

 (2017675)

こちらは1985年に第31回小学館漫画賞少女部門を受賞しています!

函館から上京し、あこがれの東京で美大生としての新生活を始めた松本芹香(まつもとせりか)。思わぬなりゆきから彼女が暮らすことになった下宿館――ミルクハウスは、主の菊川涼音、その従兄弟の安原藤をはじめ、個性あふれる魅力的な住人たちで大賑わい。何かと事件の絶えないあわただしい毎日と、夢と希望にみちた彼らの素敵な物語が始まります……。

番宣CM 月曜ドラマランド 前略・ミルクハウス

こちらはTVドラマにもなりました!
函館から上京したのは、川原さんの生きたエピソードから伺えますね!
なお、登場人物はほぼモデルさんがおるらしいのこと。
女装している涼音もモデルがおられたのでしょうか。( ゚Д゚)
見よ!『ストップ!!ひばりくん!』もひけにとらぬ美少女...

見よ!『ストップ!!ひばりくん!』もひけにとらぬ美少女っぷり(※大学生男子です)

●観用少女(プランツ・ガール)

 (2017699)

ミルクと愛情を糧に生きる、観用少女と人間たちのオムニバス物語。
川原由美子さんの作品を追うと、よく出てくるのは“人形”というフレーズ。
これをよく生かした設定だと思います。
「可愛かったり綺麗なだけの少女を、…そんな少女をあなたはお望みかしら?」
とわたしたちに宣誓布告してるかのような作品です。
詳細は作品をご覧ください!

●ソルジャー・ボーイ

 (2018036)

N・Y、ハーレム育ちの少女、遊(ゆう)。彼女は夢と野望うず巻く芸能界へ“男”としてデビューを!!センセーショナル・ロマン。
男装して芸能界に臨むそんなストーリーとなってますが、
女性なら一度や二度もなく悩む自分の中にある“女性”の「性」。
この遊くんは、母親は有名歌手でして、不倫の恋をして生まれた娘なのです。で、母親はその恋が理由で芸能界を追われ、父親はとんずらこいてしまうんですね。母親が不遇を見舞われることになったのは、父であるいい加減なこの男のせいだ!、と男に対して不信感と嫌悪感を抱いてる遊。母親のためなのか、守ろうという意識で、男の子として暮らしてるのに、成長するにつれ、どうしたって体力的に男に劣る自分の体を自覚せざるを得なくなる主人公。そしてまた日本にやってきたら、かわいい女の子とかに取り囲まれて、かわいらしい容姿をしていない自分に対してコンプレックスが生じたり……。
そんな複雑な心境で、男なんて!と対抗意識バリバリなのに、うっかり相手のヒーローが(※遊が女だってことは知らない)に優しくされてホロっときちゃって、気がついてたら好きになっちゃってたお約束の展開に。自分が女であることを受け入れがたい、と思ってたのに、自分がぬぐいがたく女であることを自覚させられる。

その後も男なんかに負けやしない!!と立ち向かうのに、でもやっぱりなぜか好き…、そんな自分の中の「女」の部分で葛藤し続ける……そんなストーリー仕立てです。

川原由美子さんが描かれる少女たちの特徴

デートにお誘いしたい……!( ;∀;)

デートにお誘いしたい……!( ;∀;)

女の子とは一体なんでしょうか。
なんとなくふわふわーとしてやわらっこくてきゃわいい。
そんなイメージでしょうか。
けれど、川原さんはそこに留まらず、繊細にけれどしなやかでタフな女の子を描き切っています。
しかし実際は、彼女たちは恋に出逢い、痛み、悩み、酸いも甘いも嚙み分けるいい女へと変貌する瞬間をこれほどステキに体現した作者はいないと私は思っています。
あなたも是非、川原由美子さんのたくましくけれどやはり可愛い…♡女の子ワールドに浸ってみませんか?

川原由美子作品一部紹介

24 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

大人の女子にとってはどれも懐かしい!女子に人気の記事・スレッド一覧

給食でおなじみの「ミルメーク」50周年!多くの人に愛され、親しまれる牛乳調味品!!

給食でおなじみの「ミルメーク」50周年!多くの人に愛され、親しまれる牛乳調味品!!

主に学校給食向けに販売されている牛乳調味品「ミルメーク」が、今年50周年を迎えた。「ミルメーク」には、粉末タイプとスポイト状の液体タイプの2種類がある。
red | 1,412 view
大和和紀『はいからさんが通る』の2部作アニメのタイトルが決定!原作の結末も描かれる!

大和和紀『はいからさんが通る』の2部作アニメのタイトルが決定!原作の結末も描かれる!

大和和紀による70年代の人気漫画「はいからさんが通る」。そのアニメ映画が前後編の2本製作されるが、タイトルが決定した。前編は11月11日、後編が2018年内に公開される予定だ。
おもちゃなのにちゃんと家事ができちゃう!「ファーストママ」シリーズ

おもちゃなのにちゃんと家事ができちゃう!「ファーストママ」シリーズ

ファーストママシリーズは、かつて存在したツクダオリジナルという日本の玩具メーカーから販売されていた女児向けのおもちゃシリーズです。
おにいちゃん | 1,406 view
『フィリックスガム(丸川製菓)』 沼田健のノスタルジーX(エックス) ~昭和あるあるマンガはじめました~vol.41

『フィリックスガム(丸川製菓)』 沼田健のノスタルジーX(エックス) ~昭和あるあるマンガはじめました~vol.41

イラストレーター沼田健さんによる『昭和あるある』4コマ漫画! 懐かしいエピソードに共感して楽しんでもらうもよし、一人でノシタルジーに浸るもよし、あの頃昭和へプレイバック!!駄菓子屋に必ず置いてあった定番のガムといえば、これ!フィリックスガム!
沼田健 | 2,845 view

関連する記事こんな記事も人気です♪

連載40周年を迎えた「ガラスの仮面」スピンオフアニメが10月からTOKYO MXで放送!

連載40周年を迎えた「ガラスの仮面」スピンオフアニメが10月からTOKYO MXで放送!

今年、連載40周年を迎えたベストセラー少女漫画「ガラスの仮面」のスピンオフアニメ「3ねんDぐみガラスの仮面」が、10月3日からTOKYO MXで放送されることが明らかとなった。累計発行部数5000万部を超える不朽の名作のアニメ版に期待が膨らむ。
80年代の青少年のバイブル!「かぼちゃワイン」の三浦みつる、引退を発表。

80年代の青少年のバイブル!「かぼちゃワイン」の三浦みつる、引退を発表。

「The・かぼちゃワイン」で有名な漫画家・三浦みつるが自身のTwitterにて、新作描きおろしである「バック・トゥ・The・かぼちゃワイン」をもって漫画家を引退することを発表しました。
隣人速報 | 7,470 view
大和和紀『はいからさんが通る』の2部作アニメのタイトルが決定!原作の結末も描かれる!

大和和紀『はいからさんが通る』の2部作アニメのタイトルが決定!原作の結末も描かれる!

大和和紀による70年代の人気漫画「はいからさんが通る」。そのアニメ映画が前後編の2本製作されるが、タイトルが決定した。前編は11月11日、後編が2018年内に公開される予定だ。
80年代~90年代のりぼん歴代連載作がスカイツリーに集結!「250万乙女のときめき回廊」1月9日から開催予定

80年代~90年代のりぼん歴代連載作がスカイツリーに集結!「250万乙女のときめき回廊」1月9日から開催予定

月刊少女漫画雑誌「りぼん」の創刊60周年を記念したイベント「250万乙女のときめき回廊 at TOKYO SKYTREE」が、2017年1月9日~3月31日までの期間限定で開催される。今回、80年代~90年代に連載された人気漫画が東京スカイツリーを彩る。
red | 1,865 view
あだち充が月刊少年サンデーに登場!そこで語られた『タッチ』のタイトルに込められた意味が衝撃的すぎる!

あだち充が月刊少年サンデーに登場!そこで語られた『タッチ』のタイトルに込められた意味が衝撃的すぎる!

1981年から1986年まで『週刊少年サンデー』にて連載された野球漫画の名作、あだち充の『タッチ』。『月刊少年サンデー』の人気コーナー「カメントツの漫画ならず道」にあだち充が登場し、タイトルの意味をサラリと告白し、ファンを驚かせている。

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト