昭和生まれで平成を駆け抜けたアイドルレスラー『キューティー鈴木』の現在
2019年6月18日 更新

昭和生まれで平成を駆け抜けたアイドルレスラー『キューティー鈴木』の現在

平成の時代に巻き起こった「女子プロレス」ブーム、かつての三度と大きく違うのは団体が複数存在した事です。 それにより各団体でエースと呼ばれるアイドル的存在のレスラーも出現し、男性ファンの視線を釘付けにしました。 今回はその中で知る人ぞ知る究極のアイドルレスラーである「キューティー鈴木」をご紹介しましょう。

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1993年には「全日本女子プロレス」「JWP女子プロレス」「LLPW」「FMW」と他団体化が進み、団体の威信をかけた対抗戦がブームにより女子プロレス人気が再燃することになります。
ちなみにこの対抗戦、最終的には東京ドームで開催されるまでの規模に膨れ上がりました。当初興味を示さなかったキューティーでしたが、「全日本女子プロレス」所属の「井上貴子」との試合には燃えたそうです。「全女の井上貴子」と「Jのキューティー鈴木」の熱戦はアイドル対決として対抗戦の目玉カードにもなりました。その時の映像が残っていますのでご覧ください。

井上貴子 vs. キューティー鈴木 (JWP) 2/3

可愛い女性もひとたびリングに上がれば勝つか負けるかの真剣勝負。非常に見応えのある試合でした。

【キューティー鈴木の代名詞となったフィニッシングホールド】

キューティーの得意技は幾つかありますが、やはり最後に相手を仕留める技として多用していたのが、「ダイビング延髄ニー」でしょう。これはコーナーポストから相手の後頭部めがけて膝を落とす技で、当初は試合の流れを変えるために使っていたようですが、次第にフィニッシングホールドとして使われるようになりました。また引退後は長年キューティーの付き人を務めた「日向あずみ」(引退)へと受け継がれました。
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引退、そして母として

親の反対を押し切り踏み入れることになった女子プロレスの世界でしたが、「レスラーとしてやり残したことはもうない」また「後進へ道を譲る」という観点から1998年12月27日現役を引退しました。
経験が長いのに目に見える怪我もなく第2の人生を歩いています。引退後はしばらく芸能活動を継続していましたが、30歳の時3歳年下で「シュートボクセ・アカデミージャパン」代表の「原嶋秀行」さんと結婚しました。現在は中学1年生と小学2年生の男の子の母として子育ての第一段階も終えて、新しいステージを模索中だと聞きます。
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あどけない笑顔で多くの男性を魅了したキューティー鈴木も、今は幸せな家庭を築いています。
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